カテゴリー: お知らせ

山本太郎の政見放送をご家族・お友だち・恋人と一緒に視聴しようキャンペーン!

都知事候補 山本太郎の訴えを、
横に広げる大のチャンスがきました!
ご家族・お友だち・恋人などなど、あなたの身近な存在を誘って、
一緒にテレビを観たり、ラジオを聴くだけ!!
ぜひご参加ください!

※放送エリアにご注意ください。
残念ながら、全国全ての都道府県で放送はされません※

テレビの出演時間

【NHK総合テレビ】
※放送エリアは1都6県(東京・千葉・埼玉・神奈川・栃木・群馬・茨城)限定です。
(1回目) 6月26日(金)22時30分~22時56分 1番目
(2回目) 7月1日(水) 6時00分~6時26分  1番目

【TOKYO MX】
(1回目) 6月26日(金) 2時10分~3時8分  7番目
(2回目) 6月29日(月) 18時30分~19時28分 7番目
(3回目) 7月2日(木)18時30分~19時28分 7番目

ラジオの出演時間

【NHKラジオ第1】
※放送エリアは1都6県(東京・千葉・埼玉・神奈川・栃木・群馬・茨城)限定です。
(1回目) 6月29日(月) 7時25分~7時51分 1番目
(2回目) 6月30日(火) 12時30分~12時56分 1番目

【ニッポン放送】
※radiko(ラジコ)などでの放送はありません。
7月2日(木) 3時55分~4時30分 2番目


※一緒に観ることが叶わなくても、山本太郎の出演時間を、
ぜひ身近な存在にお知らせください!

東京都知事候補 山本太郎 街宣!6月21日(日)11時から立川駅北口デッキ・19時から中野駅北口前

2020年6月21日(日)
11時 立川駅北口デッキ
19時 中野駅北口前

※インターネットで動画生配信も行いますので、SNSでの拡散をお願いします!

ボランティアさん大募集!
ご協力いただける方は、
10時30分 立川駅北口デッキ
18時45分 中野駅北口前
現地集合でお願いいたします。
機材設営、撤収のお手伝い、チラシ配り、ソーシャルディスタンス確保チーム、物販・寄附ブースの準備などにお力を貸してください!

【ご参加される方への注意事項】
①都道府県をまたぐ移動の自粛が、6月19日より全国で緩和されることを受け、街頭演説の告知を行います。
なお当日の混雑状況等により中断・中止の可能性もございますので、予めご了承ください。

②ご参加される方は必ずマスクの着用をお願いいたします。

③ご参加される方は、人と人との十分な距離を保つようお願いいたします。

④風邪の初期症状、風邪を引いている方、熱が出ている方、その他体調がすぐれない方はご参加を控えるようお願いいたします。

⑤上記、マスク着用や人と人との距離、体調などについては、安全で円滑な街頭演説会のご参加・運営にご協力ください。

【東京都知事候補 山本太郎アキバ街宣 大ソーシャルディスタンス祭】6月20日19時スタート! JR秋葉原駅電気街口

JR秋葉原駅電気街口

6月20日(土)19時スタート!

※インターネットで動画生配信も行いますので、SNSでの拡散をお願いします!

ボランティアさん大募集!
ご協力いただける方は、17時に現地集合でお願いいたします。
機材設営、撤収のお手伝い、チラシ配り、ソーシャルディスタンス確保チーム、物販・寄附ブースの準備などにお力を貸してください!

【ご参加される方への注意事項】

①都道府県をまたぐ移動の自粛が、6月19日より全国で緩和されることを受け、街頭演説の告知を行います。
なお当日の混雑状況等により中断・中止の可能性もございますので、予めご了承ください。

②ご参加される方は必ずマスクの着用をお願いいたします。

③ご参加される方は、人と人との十分な距離を保つようお願いいたします。

④風邪の初期症状、風邪を引いている方、熱が出ている方、その他体調がすぐれない方はご参加を控えるようお願いいたします。

⑤上記、マスク着用や人と人との距離、体調などについては、安全で円滑な街頭演説会のご参加・運営にご協力ください。

【文字起こし全文】山本太郎 東京都知事選 立候補表明後 街頭演説 2020年6月15日 新宿駅西口小田急デパート前

山本太郎:
大きな音を立てて申し訳ございません。新宿西口付近ご通行中の皆さん、マイクを握っている私は、れいわ新選組。「れいわ新選組? なんだ? その変な名前は?」というクレームは受け付けません。すみません。代表を務めております、山本太郎と申します。すみません、しばらくこの場をお借りいたしまして皆さまに少しお話をさせていただきたいと思います。

本日ですね、東京都都知事選に対して、山本太郎、立候補をするという表明をいたしました。これに対してですね、ちょっと話が変だなぁと思われる方は少し政治通かもしれません。なぜならば、これまで小沢一郎さんと同じグループで、山本太郎やってきて、去年の春にそこから抜けて1人で旗揚げをしました。そして、夏の参議院選挙で、いよいよ私たちれいわ新選組、国政政党になりました。国会議員は2人。1人は難病患者の舩後(靖彦)さん、そしてもう1人は重度障がいを抱えた木村(英子)さん。この2人が国会議員になり、そして代表である山本太郎は落選をしました。このような状況で、しばらく時間が経ったわけなんですけれども、その結党の最初の時に私は「政権を取りにいく」ということを言いました。「何を言ってんだ? たった2議席しかないし、お前はバッジがないのに政権なんて取れるはずないだろう」、そんなお声もいただきました。でも自分の中でビジョンがあるわけだから、それを確実に形にするためにはトップ取るしかないんだと。今、たとえ2議席だとしても、そのようなビジョンを持って進んでいくということを、皆さんにお知らせしたわけです。

その山本太郎が、今日の記者会見で東京都知事選挙に立候補するということを表明した。これはちょっと話が矛盾するんじゃないかと思われた方もいらっしゃるかもしれない。でも私、山本太郎の中では、何ひとつ矛盾する話ではないんです。なぜか? 山本太郎、最初に選挙に出たのは2012年、そしてその時には落選。13年にやっと66万の方々に東京から国会に送っていただいた。なぜ政治の場に立ったかというと、困っている人たちを何とかするのが政治の仕事なんだから、今の政治の場でそれを動かす気がないんだったら自分が直接行って、それを言って、やっていこうとそう思ったわけです。

で、そこから6年経って自分で旗揚げをして国政政党になったけれども、今、自分がバッジがない。そういった中で起こったコロナ災害。これは間違いなく災害ですよ。考えてみてください。リーマンショックってものがありましたよね。リーマンショックの時にも皆さんに給付金、配られました。いくらでしたか? 1万数千円ですよ。そして今回、お金が入ってくるのが遅いとか、まだ知らせが届いてないとか、色々いるでしょうけれども、10万円の給付、今回ですよね。リーマンショックレベルで1万数千円、そして今回が10万円。これくらいの大きな差がある。このコロナによる災害、多くの人たちが傷つく、そういうものだったっていうことの表れじゃないでしょうか? 

で、私、今、バッジがありませんので、コロナ禍の時に、外に出歩くなと言われましたけれども、申し訳ないけども、まぁしっかりと、そのマスクをしたりとか、いろんなことをしながら色々歩いて。で、いろんな景色を目にしたっていうことですね。どういう景色だったか? 行き場を失った人たちが、公園や駅や街の中にいるんですよ。今まで見なかったような世代まで。20代も、30代も。もう今、支援団体に対してSOSを送ってきている人たちどんな状況か。所持金0円です。20代、所持金ゼロです。2日間食べてません。どうにかなりませんか? そんなSOSが山ほど届いてる。どうしてこれ、これだけ多くの悲鳴が聞こえているのに、国がどうして動かないのか?行政がどうして動かないのかっていうことの焦りの中だったんです、自分の中で。で、私が実際にお会いした人の話、これから少しさせてください。どんな人だったか。私、用事があって東京駅に行った。東京駅の外の建物歩いて、中に入ろうとした時に、歩きながら見てたら、ずーっと、ずーっと、突っ立ってる人がいる。ひょっとしてこの人は行き場を失ったかもしれない。そう思ったんですけど、いや、でも誰かを迎えに来ているのかもしれないと思って見てました。

でもずっと同じ姿勢で、改札方面を見ている状態。声掛けたんです。「すいません、支援をしている者なんですけれども、失礼なことをお聞きするようですけど、今晩、寝る場所どこですか?」って話をしたんです。そしたら、「ここだ」って言うんです。東京駅だって。

(観衆から叫び声)


何ですか? マイクマイク、マイクをぜひ回してください。今日はね、こういうコロナの状況なので、皆さんにマイクを回すってこと……。(叫び声)あっ、いいですよ。どうぞどうぞ、ストレスたまりますよ。カラオケ歌うつもりで、ぜひご発言されてください。あちらの男性かな、どうぞどうぞ。マイク持たれてください。あ、そちらに回られた、どうぞどうぞ。どうぞどうぞ、ありがとうございます。よかったらしゃべられて行ってください。大丈夫です、マイクあるので近づかないでください。ソーシャルディスタンスを。

質問者:
すみません、なんかですね。なんかAERAさんとかですね、あと日刊ゲンダイさんとかの記事によりますとですね、小沢さんがせっかく統一候補で出そうとしてくれているのに、何か山本さんのほうが蹴ったって言いますけど、小沢さんに対して、何か言うことはありますか? 

山本太郎:
あ、すいません。特にないですけれども。

質問者:
ないですか? 

山本太郎:
あの、どういうことでしょうか? 

質問者:
いや、とりあえず小沢さんに対して不義理のような、ちょっと義理人情の観点からしてですね、小沢さんに対してちょっと失礼じゃないかなぁと思ったんですけど。

山本太郎:
ちょ、ちょっと待ってください。私が不義理をしたということについて、もうちょっと詳しく聞かせてください。皆さんに。

質問者:
なんか、れいわの公認にこだわった、無所属じゃなくてれいわの公認にこだわったんで、なんか破談になったって話なんですけど。

山本太郎:
すいません、じゃ聞いて行ってくださいね。今、ごめんなさい、皆さんね、私がどうして都知事選に出ることになったのか、私の一番重要な動機。だって、仕事を失ったりとか、収入を失ったりとか、家失ったりとか、店を失ったりとか、そんな状況に陥ったじゃないですか? だって補償がなかったんですよ、その自粛には。それで生きていける人どれくらいいる? でも、金持ってる人たちはそんなことを考えないんですよ。金や地位がある人間は、1カ月2カ月、ロックダウン続こうが生き延びられるんですよ。蓄えがあるから。

この国で非正規4割でしょ? 非正規の人が、例えば1週間仕事を失ったとしたらどうなる? 例えば病気で、例えば怪我で。住んでた家、出ていかなきゃならないですよ。そんな状況がわかっていながら、どうしてお金をもっと国で都合しないんですか? 国には通貨を発行する権利があるんですよ。通貨発行権。日本円で借金していれば、いざという時には日本円で返すことだって出来ますよ。そういう論理。どうしてそれをやらないの? 多くの人たちを救うべきでしょ。

だって考えてみてください。中小零細、この国の何割? パーセンテージで言ったら98%ですよ。そこで雇用されている人たち、何人? 6割~7割。だとするならば、中小零細、個人事業主が壊れるようなことになってしまえば、この国終わりますよ。しかもここ東京、人口約日本の1割ですよ。GDPでいったら1割、107兆円ですよ、名目で。東京が沈没するってことは全国も沈没しますよ。

話長い? 聞いてください。でね、そういった状況だった。だから、出て、大胆な財政出動を都でも出来るんです。後で説明します。それをやるため。他に言う人いない。そんなことをやれると思ってない。でもこっちはちゃんと総務省と話詰めて、ギリギリまで話詰めたから、こんな、自分が立候補するっていう表明が遅くなっちゃったんですよ。じゃないと、中途半端な政策、ツッコミが入る。結局、ダメな、ダメな、無理なことを言い続けてるってことでは政策にならない。そこを固めるのに時間がかかってた。

で、話戻ります。今(ちょっと待ってくださいね)でね、ごめんなさい。今、お話いただいた方、私が小沢一郎さんに対して非常に失礼なことをやったんじゃないかということをおっしゃった。その理由は何ですか? おそらく、何かの記事をざっと読んで、そういう印象を持たれたということだと思います。お話します。私、今回、この選挙、立候補を表明したのは自分の党、れいわ新選組の公認で出るということをやったんです。でもその前にもお話があった。何か? 野党統一の候補で出ないかという話でした。おそらくそういう話で小沢さんの名前が出てきたんでしょ。

で、野党統一候補として出る。私はそれは最初は断りました。「れいわ新選組として出られないんだったら無理です」と。向こうも、一旦「そうですか」という話になった。数日後、また話があった。「もう一度考え直せないか」。その時に、一度私で引き取って、次は条件を出すことにした。何か? れいわ新選組という旗は一度収めるが、無所属ということになるので確認団体ってものを作る。まあ、これ立候補の仕組みなんですけどね。そういう別の選挙用の無所属用の団体を作る。そこの名前に「れいわ」という名前を残してほしい。そう言いました。

そしてもうひとつ、消費税を5%に減税するってことを次の選挙の約束にしてほしい。選挙が始まる前にそれを書面で確認したい、そのようにお話しました。結果どうだったか? どっちもダメだったんですよ。どうして「れいわ」の旗を下げなきゃいけないのか。旗を下げたとしても、別の団体名として「れいわ」という名前を残すのがなぜダメだったかってことは、要は、来年には東京都の都議選、都議会議員選挙があるんですよ。そこに、れいわ新選組の宣伝となるような選挙には相乗りできないっていう話。自分たちの島を荒らすなってことですよ。

そしてもうひとつ、消費税5%を次の衆議院選挙の野党全体の旗印にする。必要でしょう、消費税5%。本当は無しにした方がいい。私たちは廃止という立場だけど、野党が固まりになって政権交代になって、皆んなにちゃんと財政出動をしていくような体制を整えるって言うんだったら、私は賛成できる。でも、この多くの方々が厳しい状況に置かれている中で、消費税5%も、これ、オッケーできないんですよ。いったい何の野党統一なんですか? 私としてはありえない。だって去年からずっと言ってるもん。野党で共闘する時には、消費税5%に次の選挙で下げるということを約束してくれなければ一緒にはやれないと。

そして今回の選挙、断トツに小池さんが強いっていう中で、下手したら犬死に。そういう可能性もある選挙に出てくれ出てくれっつって。自分たちの旗は下げろ。じゃ別の名前で、それもだめだ。じゃあ、消費税5%、それも無理。そんな話付き合えるかよって話ですよ。馬鹿言ってんじゃないよって話ですよ。

考えてみてください。民主党。民主党は一夜にして壊れましたよ。小池さんに壊されたんですよ。一夜にしてですよ。一夜にして合意を取り付けたんですよ。民主党議員の。で、私たちの消費税5%ってことに対して、どうしてそれが無理なのかって話を聞いたら、何と答えたか。党内手続きが間に合わない。ちょっと待ってくれよ。選挙始まるまで20日以上あるんですよ。どんな党内手続きなんだよって。今、苦しんでる多くの人々を救うという気概もないのに、たいした野党第一党だなって話ですよ。そこに対して、無理なものは無理っていうの当然ですよ。私は奴隷じゃない。別会社ですよ。どんな立場になったとしても。

今、話した一連のところに、小沢一郎さんは絡んでませんからね。あくまでも、他の政党とのやりとり。でも、これだけ言っておきますけど、出てくれって直接言われたわけじゃないですからね。間に人を介してですから。統一候補で出てくれっていう時に、そこの政党として話があったっていうわけじゃないですよ。人を介してそういう話をやりとりを続けた結果そうなった。そこに対して私が不義理をしたというならば、そう感じるならば、ご本人が、謝る必要があるでしょ。失礼致しましたと。でもやるしかないんだよって。それをやるために、自分が政治の場に足を踏み入れたんでしょ。マイク持ってもらっていいですか? 私の説明でわからないところがあったらお答えします。どうぞ。

質問者:
すみません。改めて聞かせてもらいましたけど、消費税5%を訴えるんでしたら、やっぱりですね、山本さんの発信力を考えてもですね、やはり国政でまた、もう一度再チャレンジをされてはいかがということもありますし、あとですね、やはりですね、少なくとも政策的ですね。どうしてもですね、宇都宮さんとちょっと被ってしまうので、やはり、どうしてもですね、やはりですね、双方、やはり、山本さん、宇都宮さん双方で支持者が被っている面もありますから。やはりです。票の食い合いになってしまって、結局、また共倒れになってしまうのではないかということもあります。

それとですね、先ほどちょっと野次でもありましたけど、3番、この間ですね、一斉休校をですね、山本さんはですね「さっさと休校してろや、子どものために」そういったことを確か、そういったことをTwitterで発信されましたけど、結局のところですね。一応、一斉休校に関しましてはですね、学力格差の問題もありますし、あと給食の業者さんとかですね、なんか悲鳴を上げられました。そういうですね、弊害もございました。そのことについて山本さんからお考えを述べていただきたいというのもありますし、4番目ですけれども。

山本太郎:
すいません。私とあなたのトークショーじゃないんです。なので、質問3つ目まででいいですか? 今のは。はい、すいません。私と、ごめんなさいね。全然、理由わかってない方もいらっしゃいますよね? 私、山本太郎と言います。で、国会で仕事をやってました。で、今1人で旗揚げしてます。2人の国会議員います。重度障がい者の方、そして難病患者の方。この人たちがやっている仕事っていうのは20年、30年の国会の議論を数カ月で前に進めた。素晴らしい仕事をされた方々です。でも私自身はバッジがありません。落ちてしまったんです。で、話戻ります。今度、都知事選挙があります。そこに対して本日、わたくし山本太郎が立候補の表明をしたというところで説明をしてきました。その動機、なぜ東京なのか?という話を。その途中で男性が、私に対して何かお声掛けをいただいたので、じゃあ、マイクでしゃべってください、という展開がここまでです。

で、今、都知事選挙には小池百合子さん、そして維新から推された方。そして今、宇都宮けんじさんという名前の方が出てきました。これは日弁連の元会長です。はい。で、クレサラ問題をずっとやられてた方、ね。で、生活困ってる人たちにも手を差し伸べてきたという素晴らしい人格の方です。で、プラス私ってことです。で、言われている話は山本太郎と宇都宮さんの政策が被っている。だったら一本化した方がいいんじゃないか?というご提案だと思います。すいません。そこで。私の政策も見ていただいたんですか? マイクを渡してください。

質問者:
一応ですね、山本さんのほうでオリジナルと見られるのがですね。やはり東京五輪をやめたほうがいいんじゃないか?ということですけど、ただ

山本太郎:
すいません。すいません。詳細については今、聞いておりません。私の政策は、東京都の政策は見ていただけましたか? それ以外もご存じですか? その上で宇都宮さんと内容が全く違うと思われるということでいいですか? 

質問者:
少なくともですね、少なくともコロナの、確か先ほど述べられましたが、コロナの問題で困窮者が出ているということでしたら、その点に関しましては宇都宮さんもですね、十分取り組まれているとは思いますが。

山本太郎:
ありがとうございます。宇都宮けんじさん。先ほど言いました。いろんな社会的弱者の方々に手を差し伸べる弁護士の方。そして私がやろうとしていること、その動機の元となったのも同じようなことです。で、違うことがあります。何か? 財政政策です。どうやって金を作るかってことです。これ一番重要じゃないですか? 何をやるためにも金がいるんですよ。この金をどのように作っていくのかっていうことの出発点、その内容っていう部分が大きく違えば、これ、他の部分が一緒でもひとつにはなれない。そういう話なんです。

じゃ、ちなみに私はどういう方法でやるかってことです。当然、基本的には国から引っ張らなければなりません。国には通貨発行権があって、お金を作れる。でも一方、地方は、自分たちの財布の中でしかやれません。そういう状態です。でも東京都は他の地方とは違う。何か? 超、財政が健全なんです。つまりは何か? 借金少ない。金持ってるし、借金少ないという話。

実質公債費比率。聞いたことある人も聞いたことない人もいると思う。実質公債費比率とは何か? 1年間の収入に対して、年間のローン返済額が何%かを表していると考えてください。これの全国平均は10.9%です。例えばですけれども、それぞれの自治体が自分で資金を調達したい、自分たちがやりたい事業があるからお金を手に入れたいと思ったときに、地方債、国で言うところの国債。この地方債を起債できる、発行できる。そういう仕組みです。

けれども、この先ほど言った実質公債費比率が高過ぎると、それが自由に行えなくなる。最初の関門は何か? 実質公債費比率が18%。ここを超える時には、総務大臣の許可がいる。さらにその先にもハードルがある。何か? 実質公債費比率が25%を超えたら、これはもう自分たちで資金を調達できない。地方債が発行できないという状態になる。そういう話。東京はどれくらいでしょうか? 平成29年で1.6%。全国平均いくつでした? 10.9%。平成30年、東京は1.5%。全国平均からみてもかなり低い。つまりはもっと資金を調達できる能力がある。そういう話なんです。

じゃあ例えばですけども、緊急事態宣言の対象となった地域を見てみましょう。北海道はどれくらいか? 実質公債費比率は20.9%。高いですね。18%を超えて、25%に近い。大阪府は16.8%。埼玉県は11.4%。神奈川県は10%。東京は? 1.5%。つまり先ほどから言っている通り、自分たちで資金調達をやれるって話なんですよ。じゃあ、どれくらいできるんですか?って話を総務省とずっと詰めてました。なかなか答えが出ない。答えが出ても、ちょっと間違ってましたとか、いろんな話が聞こえてくる。でも最終的にわかったことは何か? 先ほど言いました。実質公債費比率が18%を超える、1年間の収入に対して年間のローン支払い額がどれくらい占めるかというのが18%越えたら、総務大臣の許可が必要になるっていう状態になるまでに、東京はいくらお金を借りれるか、地方債を発行できるかというと、20兆円でもまだ大丈夫だって話なんですよ。じゃ出せよって話なんですよ。

だから私の今回の政策、15兆円で皆んなの生活底上げしたいんですよ。中小零細潰すんですか? 失業者ほっとくんですか? 失業者ほったらかしたまんまだったらどうなるか? 最終的に国が面倒を見るんですよってことです。その労働力を休ませることになりますよ。もちろん休みたい人は休ませなきゃダメ。休息を取らなきゃダメ。そういう時もある。でも今はそういう話じゃない。コロナショックによって需要が蒸発してしまった。皆んな給料が減ったりとか、なくなったりとか、そして外に出れなかったりとか、いろんな状況に陥って、お金が回らなくなったってことですよ。お金が回らなくなったらどうなりますか?って。お金が回らない原因、何か? 給料減った。給料をもらえなくなったって。生活していくのがすごく難しいって状況に陥っている人たちがいっぱいいるってことですよ。そこに対して底上げしていくってことをやらなきゃいけない。

じゃあ、総額15兆円で何やるか? すぐに10万円の給付を行いたい。10万円の給付。そんな出来もしないことを言ってって言いますけど、出来るんですよ。だって自分たちで15兆円は調達できるんですから、間違いなく。20兆円でも調達できる。それを超えてもまだ大丈夫って見解なんですから。ちょっと手加減して15兆円という設定にしてるんですよ。それでいくらかかるか? 1.4兆円ですね。で、その他にも授業料。学生さん。高校、大学、大学院、専門学校。もうもちろん東京都内は、これ実質、高校は私学も無償化に近い形になってますよね。年収要件で900万円くらいですか? それを考えると、ちょっと幅は狭まるかもしれないけれども、とにかくこの授業料を1年間無償化する。それで助かる親いるでしょう。

逆に言ったら、後期の授業料も払えないという人たちもいるんじゃないですか? 大学、大学院。宝塚で起きたボーガンで身内を撃ち抜いた事件。その彼の背景にあったもの何でしたか? 学校にいられなくなったんですよね。本当の理由は何かわからない。でもそんな悲惨なことにもつながりかねないということですよ。若い人たちから学ぶ権利を奪うなってことですね。これ誰のせい? 本人のせい? いや違う。誰のせいでもないじゃないかって。ウイルスのせいなんでしょ? だとしたらそこに対して、必要な補填は大胆にやるべきってことです。

れ、ごめんなさい、数字がまだ出揃ってませんけれども、あくまでも授業料1年間、これ免除した場合には、大学、大学院で、これだいたい6千600億円くらい。やれるじゃない。15兆で見ていくんだからってことですよ。

他にもやれることはある。例えば中小零細、個人事業主、フリーランスの方々。この方に対して、前年に比べての損失分を補てんする。できるでしょ? 15兆あるんだからって。これ1年で使い切らなくてもいいんですよ、余ったら。複数年に渡っていいんですよ。でも今、一番困ってるときに底上げをしないと、この先最大限厳しい状態にまで追い込まれてからの再起っていうのは無茶苦茶大変なんですよ。すべてを失ったっていうところからの再出発って大変じゃないですか? そうなる前に手を打つのが行政の仕事でしょう? それをやってくれる政治じゃなかったら、税金払ってる価値ないやん。もちろん地方ですから、国から金を引っ張ってくるってことは絶対しなきゃならない。けれども小池さんそれやった? 覚えある? 皆さん。

ごめん、ちょっと話それるけど、いいですか? その話させてもらって。何が必要だったかって話をさせてください。そして私だったらどうするかって話を、皆さんと共有したいです。もし第2波第3波がやって来たらどうするか? これ来るって言われてるでしょ? だって、何の特効薬もまだ生まれてませんよ。だとするならば、第2波第3波やって来る可能性あるし、その時にはどうなるかっつったら、当然、これ、また「補償なき自粛」が繰り返されますよ。今でさえ大変な事態に陥ってて、ちょっと持ち直したかなって頃にまたそれがやって来たとしたらどうなるか? 大勢が人生詰むんですよ。そんなことにさせちゃいけないから、東京としてやれることやれって話なんですね。

話戻ります。もし本当だったらこのコロナの災害という部分で何をすべきだったかって話をさせてください。そして私はそれをします、という宣言です。コロナ災害の話、出るかな? ありがとうございます。

先ほどから繰り返しています。災害っていうのは自然災害だけじゃないですよね。いろんな災害があります。飛行機の墜落事故も災害。電車の脱線事故も災害。竜巻も、崖崩れも、台風も、すべて災害ですよ。じゃあ、このコロナウイルスは? 災害としては認められないというのが国の見解。でもこれは認めさせなきゃダメなんですよ。どうしてか? それを災害と認めさせることによって、できる幅が全然変わるってことです。自然災害と同じようなことで、多くの方々が救われる可能性が生まれるというお話をしたいと思います。すいません。

もしもコロナウイルスが災害と認められたらどうなるか? はい。ちょっと字が小さいので申し訳ないです。災害対策基本法、第60条の3。これに沿って考えるならば、市民に自宅待機を求めることができる。これ自粛という形ではなくて、逆に法律に基づいて自宅待機ということを求める。ということは当然、それに対する補償であったりってことも国がしなくちゃいけなくなるってことですね。

そして、コロナが災害と認められれば、はい。災害対策基本法63条の1で見てみると、こういう内容になっている。端的に言うと、はい。自粛ではなく事実上のロックダウンが可能。要はこの地域には入るなっていうことが、これ法律上、可能になるってことですね。災害なんだから、危険だから、この地域に入るなってことが可能になる。当然、その中にいる人たちっていうのは、閉じ込められる。いわゆるロックダウン的なことになるわけですから、そこに対しての不自由、食べ物がないとか、そういうことに対してちゃんと国は供給しなきゃいけない。それはもう災害救助法に沿って話が進んでいくってこと。

そして他に、コロナが災害と認められれば何になるか? はい。災害救助法の第4条を見てみればわかる。はい。分かりやすくまとめてあります。はい。食料品、飲料水、生活必需品の提供。生業に必要な資金などの給与や貸与。避難所の供与としてのホテル宿泊も可能になる。金銭を貸し出す「災害援護資金」や、遺族に支給する「災害弔慰金」なども有効な支援になると。数々の支援がある。自然災害を、基本的には自然災害として考えられているものだけれども、それを転用するよって話です。その転用させられるっていうのは、先ほど言いました。災害と一言で言ったとしても、これは自然だけじゃない。それ以外の交通事故、大きなですね、先ほど言った飛行機の墜落、電車の脱線。そういう大規模な事故も災害と認めることだってできるんだから、ウイルスだってできるだろっていう話なんです。コロナが災害と認められればどうなるか? はい。

激甚災害法に基づいて、このような内容になる。雇用保険の災害特例適用。つまりは、離職しなくても休業中なら手当が支給される。なかったですか?タクシー会社。600人の社員を切ったって話。「このままじゃ会社が潰れる。だから皆んな悪い、辞めてくれ。」そういう解雇が行われた。社員の人たちも、しょうがないか、っていう思いになった人たちも多かったでしょう。でも国がこれを、ウイルスを災害指定していれば、この人たちは辞めていなかったとしても、これ手当出してもらえてたんですよ。どうしてやらないの? 国は。やりたくないんですよ。なぜか? 災害って全国的にという話ではなく、局所的に起こり得るものじゃないですか? 

もちろん広範なものもあります。東日本大震災だったりとか、西日本豪雨とか、広範な地域にわたって災害が起こることもあるけれども、今回のコロナウイルスのように全国的な影響、危険性、そういうことにはなかなかなり得ないから、局所的な災害だったら金は少しで済むけれども、全国的な話になったら金がかかり過ぎるからやめとこうぜってそういう話なんですよ。あり得ますか? あり得ませんよ。

この国の宝ってなんだっつったら生きている人々しかないじゃないですか? その人間を粗末に扱ったら国は滅びるに決まってるだろう。衰退するに決まってるだろうってことなんですよ。それくらいの気概を持って政治やってほしくないですか? はい。そういうことです。

先ほどの激甚災害法に則れば、ねえ、雇用保険の特例というものに乗っかって手当が出る。事業者が雇用者を解雇することなく休業することができ、雇用者は雇用保険の基本手当を受給でき、新型コロナウイルス感染症の拡大が終息した時点で事業の再開も可能。これやらなきゃ。これやらなきゃどうすんの? 会社は潰れる。どうして潰れる? いやーこれ、これ以上いったら借金かさみ過ぎて、どうにもならなくなるから会社をたたんだほうが、これは経済的にはプラスだと。でもそこに勤めてた方々切られたら、その後どうなる? 人間は生きてるんですよ。会社の経営感覚っていうことで政治に持ち込まれると壊されるんですよ、社会が。会社も経営したことないのに政治なんかやりやがってって方、たまにいらっしゃいます。大間違いですよ。会社の経営と同じように国家運営されたら多くの方々が切られるような社会になっちゃうんですよ。ありがとうございます。

話戻ります。コロナを災害指定するべきではないですか? 私は当然だと思います。このような話は、阪神大震災とか経験された津久井(進)弁護士とか、そういう方々がこういう声を上げて、国会でも質問がされました。どんな質問がされたか? 

ごめんなさい。どういう質問がされたかに飛ぶ前にごめんなさい。じゃあこれを災害指定するためにはどうしたらいいですか?ってことなんですけれども、簡単。政府がコロナウイルスを災害に含めますって言えばいいだけ。手続きすればいいだけ。法律の改正もいらない。それだけ。どうしてやらない? 災害対策基本法。基本となる、ね、これ伊勢湾台風、1950年代に大きいのがあった。これはヤバい、ちゃんと法律整備せなあかんなってことで作られたのが災害対策基本法。日本の災害対策に関する基本の法律。ね、で、この中にはちゃーんと準備しろよって、えらいことなったらあかんやろ、 ってことが書かれている。で、この中では災害対策基本法に、災害の定義、どういったものを災害とするかってことが書かれてる。どんなことが書かれてるか? 暴風、竜巻、豪雨、豪雪、洪水、崖崩れ、土石流、高潮、地震に津波に噴火、地滑り。で、この赤字で書かれているところがすごく重要。その他の異常な自然現象。まさにこれじゃないですか? 目に見えない。人から人に感染していく。ねえ。で、これ以外、例えばですよ、例えばここに書かれたもの以外で災害が生まれたらどうするんですか? そう思いません? だからちゃんと書かれてるんです。

そういうものが出てきたとしてもそれはちゃんと政府で災害として認められるようにしよう、そういう話になってる。それが下の部分。これらに類する、ここ。政令で定める原因。災害ってなんですか?定義は?こういうものが挙げられる。でもそれ以外に原因が出てくるかもしれないから、政令で定めようね、内閣の中でこれは災害だって決めたらそれが災害になるっていうルールになってるって。簡単に言うとこんな感じです、ね。

じゃあ例えば、この政令で定める原因による、生ずる被害というもので、ここには書かれていないけれども、後々にそれが災害と認められたものってどんなものがある? はい。放射性物質の大量の放出とか、船舶の沈没とか、そういうものも、実際に含まれるようになってったってことです。

じゃあ、コロナの災害指定やれるでしょ?って。やれますよ。国会でも議論がございました。はい。政府の答えはなんだったか? できない。どうしてですか? はい。枝野さんがこのことをね、4月28日に聞いてくれたってことです。はい。災害対策基本法には屋内退避の指示や立入禁止命令、退去命令ができます。これの援用を検討しませんか? 災害対策基本法っていう法律の中に、これがウイルスが含まれる。ね、ウイルスもこれに対応できるように援用をしませんか?というお話について、答えたのが西村大臣。はい。法制局、要はもうこの法律を作る時の番人みたいな人たちですよ。齟齬がないようにちゃんと作る人たち。その解釈までする人たち。法制局と早速相談をいたしました、と。けれども、この災害基本法あるいは災害救助法の災害と読むのは難しいという判断になった、そういう話なんです。この法律からは、ちょっとコロナウイルスは災害に含まれないよねって判断をしましたって。いい加減にしてくださいよ、それって。デタラメもいいとこじゃないですかっていうことです。

なぜならば、国会で触れられてない内容があるってことをお伝えします。何か? 新型インフルエンザ特別措置法。一時話題になったのを覚えてます? 新型インフルエンザが、これ、流行ったらえらいことになるぞってことで、それの備えとして作られた法律、もともと。で、この中にコロナウイルスを含むか含まないかみたいなところで、結局は法改正、コロナウイルスを含むみたいなことだけ入れられたような内容のものですね。で、この中には、新型インフルエンザ特別措置法の中には、災害対策基本法の規定、それを一部準用しているものがある。全く関係ないやん、災害とウイルスって話じゃないんですよ。災害対策基本法の一部をウイルスの、ウイルスに関する法律の中にもう、これしっかりと準用しているって話。

準用って何ですか? ある物事を標準として適用すること。はい。進んでいきます。どういうことか? はい。新型インフルエンザの特措法を見てみると、第11条、他にも第44条。はい。他にも58条の2、他にも71条の2。はい。こういうものの中に何が書かれているか? 備蓄の関係。他にも災害派遣職員の身分の取り扱いなどについて、災害対策基本法に準用するとなってる。災害に含めるとか無理やで関係ないもんって話にならないってことですよ。新型インフルの中にはこの災害基本法の中身をしっかりと準用してる部分があるんだから。都合のいい時だけ使えるようにすんなって話なんですよね。十分やれる。十分災害じゃないかってことを、本当は言わなきゃならなかったんですよ。言わなきゃならなかった。でも国としてはそれ無理だって。

だとするならば、東京都としてやれることは何か? 国に対してしっかりと災害として認めろってことを、激しくやる必要があったんです。「密です」とか、こんな感じでテレビ毎日出まくってて、自分アピールに使ってんじゃねえよってことですよ。おかしいだろ、国はって。災害指定をしろということを、東京都としてその先頭に立って全国の知事と力を合わせて、あれだけ毎日のように連日、生放送に出まくってた人が、この災害指定にしろということに関して、一言でも口にしたかってことですよ。これしてれば多くの人が救われたし、潰れなくて済んだし、職を失わなくて済んだし、家を失わなくて済んだっていう可能性高くないですか? 私は災害指定にするべき。

何ですか? あの、ごめんなさいね、3つも4つも質問していただきましたので、丁寧に今、ひとつずつやってるとこでございますよ。はい。ありがとうございます。ね、これ災害指定に国がしないんだったら、東京都としてこれは災害指定する。いいじゃないですか。地方分権でしょ? 自分たちの自治体なんでしょ? やるべきでしょう。

災害指定に指定すれば何ができるか? これ先ほど言いました。東京都が独自に資金を調達するためには地方債というものがあると。この地方債というのは自由にお金を作れる。けれども、これは、ルールがあって1年間の収入の中から年間のローン残高っていうものがあまりにも多くなり過ぎたら、自分たちで資金調達できなくなるよというルール。18%を超えたら総務大臣の許可が必要。25%を超える時にはもうそれができなくなってしまう。一方で東京はどうだって言ったら、先ほど言った通り、1.5%なんですよ。東京はどれくらい余地があるかって言ったら20億を超えても18%。要は、総務大臣の許可が必要なところにまでは達しない。だったら金作れよって話ですよね。

で、これ金を作ります。作ってどうするか? 災害指定する。これ国とたぶん戦いになりますね。戦いになる。そんな使い方ないだろう。だとすれば、戦うしかないんですよ。何を言ってんだと。東京の住人を救うためにはこれしかないんだと。大いに戦えばいいんですよ。それが番組に出ればいい。普段、政治にあまりちゃんと踏み込まないようなニュースとかでも、ワイドショーとかでも取り扱われればいい。災害指定がされた場合にはどれくらいの人たちにどれくらいプラスになるかってことを、皆んなに知っていただけるきっかけになりますよ。東京都としては、国から金を引っ張ろうとする努力も必要。それだけじゃなくて、国にこうしろというような、今の政治に対して揺らすことができるってこれ無茶苦茶大きな話ですよ。

まずは15兆円。その15兆円で今のコロナの災害で傷ついた人々の底上げ。そして第2波、第3波がやって来たときにもこれ重要ですよ。ここにもお金残しとかなきゃいけない。おそらく6兆円は残しておく必要ある、15兆のうち。それで何やるか? 次の補償なき自粛がやって来た時にはこれ。すぐに10万円配る。すぐに配る。それだけじゃない、個人事業主、中小零細、フリーランス。ややこしい手続き抜き。ややこしい審査抜き。さっさと100万円出す。40数万という事業者ですから、これ5兆円以内でできるって話ですよ。だって、いちいちチェックしてってやるから時間がかかるわけでしょ? 緊急事態なんですよ。まずはお金を渡して凌いでもらう。でも後でちゃんとチェックするからねって。時間稼ぎでしかないんですよ。チェックしているような感じで、なかなか届かない。そしたらどうなりますか? 首回らないですよ。潰れますよ。潰れたらどうなるかって? お金を出す件数が減るからって。冗談じゃないですよね? そんなの。皆んな人生あるんだよってことですよ。一人一人の人生を支えるためにも行政が、国が、しっかりしなきゃいけない場面でしょ? だって緊急事態なんだから、企業努力、お店の努力が足りなくてこんな目にあってるんじゃない。国がそうしろ、自治体がそうしろということでやっていること。にも関わらずちゃんと面倒を見ない。冗談じゃないですよ。自粛から自衛へ。自己責任って事です。何の話だって? やれること最大限やれよという話ですね。ごめんなさい。ちょっと話が長くなりましたけど、私が宇都宮けんじさんの抱えている政策と当然、被ってるところあります。逆に言ったら一部、それは私も引き受けてもいいくらいですよ。それもらっていいですか?ってやってもいいくらいです。でもこの財源の問題に関しては、たぶん相容れない。そういう話なんですね。あっ、ちょっと待ってください。(マイク渡してあげてください)手挙げてもらっていいですか? ご発言されたい方。ありがとうございます。

質問者:
すいません。ウエダといいます。ありがとうございます。15兆円っていうのは、都の財政予算は年間で約14兆9000億くらいなんです。そうすると15兆円っていうのを塩水でやることは、さっき言ったいわゆる地方の、あの範囲を超えちゃうんじゃないかな? 今、ふと単純に思っちゃったんだけど、それは大丈夫なんですか? 

山本太郎:
ありがとうございます。それ結構前半で喋っちゃったんですけど、もう一度、今、ご質問いただいた方のために話したいと思います。

質問者:
ありがとうございます。

山本太郎:
おっしゃる通りですね、東京都はすごい財政なんですよ。財政規模どれくらいか?ったら、今おっしゃいました。約15兆円ですね。15兆円。でもこれは一般予算と特別会計と混ざってるんです。国でいわれる特別会計っていうのはいろんな闇がありますけれども、でも地方の特別会計というのは非常に、どちらかと言うと明朗な部分が多いんですよ。

例えば税外の収入。保険料であったりとか、もう行き先決まっているものを別で会計を分けてるっていう考え方なんです。だから、実質東京都で考えると、これはおそらく7兆数千億円、7兆くらいでしょ。あれ? でも違うな。一般会計の話してるんですよ。一般会計が7兆ですよね? 大丈夫です、はい。さっき特別会計って言ってた? ああ、ごめんなさい。私がちょっと言い間違いしたみたいです。一般会計が7兆円程度っていう話なんですね。

そこに対して15兆円、東京都がさらに資金調達をするということで、これが返せなくなるんじゃないのっていうお話だと思うんですけどね。ちょっとごめんなさい、あのノーマイクではちょっと話は聞こえない。

質問者:
ごめんなさい。それを地方財政のいわゆる借金がさっき言った国債と一緒に地方地方債で7兆円しかないところで15兆を地方債にまかなうことができて、それの倍、今度それを返却するどれくらい地方債にするのかというときに15兆円という金額があまりも今度、超えちゃうわけだと思うんですよ。その実際に会計上それが可能なのか、いわゆるさっき言った国債の上限があるわけじゃないですか? 

山本太郎:
地方債のね。

質問者:
地方債の上限があるわけなんで、それに触れないのかっていうことですね。

山本太郎:
ありがとうございます。こちらと総務省の確認では全く触れません。15兆円程度では。20兆でも18%に行かない。18%という話は何なのか? すいませんね。何度も聞かれている方、申し訳ないんですけど、できればここでその感覚を一緒に覚えていただいて、この先おそらく都知事選になっていったらね、そういう会話も出てくると思うんで、おー知ってる知ってるって楽しんでいただきたいんですけれども。

国が借金。国の借金、政府の借金、これは事実上、正しくないんですね。借金ではない、何か? これは通貨が発行されていることの証明がこれ国債ということです。まあ、そういう話になるとまたややこしくなるので話戻りますね。国がお金を調達する時には国債を発行します。それと同じように地方がお金を調達したいときにも地方債というものを発行するという話。でも国はね、通貨発行権をお金を作り出すことができるのですから、これ返済が難しいという話ではない。でも一方、地方は違うってことなんですよ。通貨発行権、持ってない。東京だけで1両2両みたいなお金、行き来してないですよね。円を使わなきゃダメなわけだから。だから、地方、地方は自分たちの財布の中でしか物事をやれない。でも新たにお金を調達したい時には地方債を発行するというやり方がある。ここにはルールがあります、ということでお話をしています。

それは何ですかってことなんですけれども、実質公債費比率。実質公債費比率。何かと言うと、先ほども説明しました。1年の収入の中で年間のローン支払い額、そう考えてください。ローン支払い額が何%あるかっていうことを考えるのが実質公債費比率。これが高まれば高まるほど借金するお金を新たに調達するというのが非常に難しい状況になるということです。

で、ルールがあります。実際、実質公債費比率が18%を超える状態になったらどうなるか? これ総務大臣の許可が必要になります。許可されないものはなかなかこれは作りづらい、発行しづらい。でも今まで許可されなかった例はありません。どうしてか? 許可される範囲内でしかお金を作り出してこなかったからということですね。地方が。

で、18%と上限がひとつあると言いました。もうひとつハードルが高くなるのが実質公債費比率が25%に達するとき、25、18と25、25に達した、それを超えるってことになった時には何が起こるかって言ったら、これはもう自分たちでお金を調達することが難しくなります。地方債を発行できない、そういう話。で東京はどれくらいですか? 実質公債費比率。30年度、1.5%、1.5%、どれくらい低いか分からないから全都道府県での比率を見ていくと、平均で10.9。全国比で見てもかなり低いですよね。

緊急事態が、緊急事態の対象となった地域で見てみたら北海道は20.9、大阪府は16.8、そんな感じです。じゃあ、東京の1.5って異常に低いんです。超財政健全団体が東京だということです。その中で15兆円を私は起債するっていうのは全然無理な話じゃない。そういう話なんですね。だって1年で返すわけじゃないんですよ、これって。いろんなやり方があって10年で返すものもあれば、30年で返すものもある、そういう話なんです。1年で来年返さなあかんのにお前そんな収入以上のもの抱えたらえらいことじゃないか、それはそうです。そういう返し方じゃない。例えば10年債、10年で返済するという形のものであるならば10年。でもこれね、実質は10年で返してないんです。

どういうことか? 10年債というもので、資金を調達してたとしても、実質は減債基金。要は、お金を返していくっていう基金を使って、10年ではなく30年で返すっていうような建て付けになっているのが、東京都とか他の自治体でもそういうことだってことを説明を受けました。総務省からね。だと考えるならば、今、この緊急事態、何もない時じゃないですよ。いつも通りの状況の中で、何も困ってもいないのになんでそんな急に金借りるねん、なんで調達するねん、なんでバラ撒くねんって話じゃないんですよ。このままじゃ日本、本当にヤバいことになるよって。だって、東京が沈没するってことは当然、地方も沈没しますよ。1400万人いるんですよ。人口の1割ですよ。GDPも名目で107兆円ですよ。

東京のGDP、名目で107兆円。世界の国と比べてみたらどれくらいか?っつったら、メキシコのちょっと下。メキシコですよ。メキシコのちょっと下、東京っていうひとつの都市が。で、その下にトルコがいるっていう。それくらいのGDPが東京なんですよ、107兆円。これ日本のGDPで見てみると、東京が2割です。当然、東京が沈没する、沈没しかかる。そういう話になったら、日本全体がこれ、沈没する速度、加速しますよ。だからこそ、今、止めなきゃならないって話なんです。逆に言えばチャンスなんだって話なんですね。その沈没を、ブレーキかけるチャンスが東京都知事選なんじゃないの? 東京都の知事選なんじゃないの? そこに対していろんな候補者いらっしゃいます。いろんな候補者に対して、皆さんにはそれぞれ何を考えてるのか?ってことを、ちゃんとクローズアップしてみていただきたいんですね。私も立候補予定者です。その中で、私のような財政政策を訴えているという人はいません。そういう話なんです。で、お答え、先ほどの話ですけれども。どうぞ。まだありますか? 

質問者:
すいません。度々申し訳ございません。途中から聞いてたため、重複していたら大変申し訳ないんですが、ただ単純に15兆円で足りるのかなと。今、例えば、その財政を4・5・6とやった場合、15兆円で本当に足りるのか。簡単に言うと、ロックダウンするって言ったときに、そのすべての経費、いわゆる給与、自分、今、雇い止めになって正直、職来なくなっちゃいました。雇い止めです。いわゆる。それはそれでいいんですけど、その分の社員の給料を全部15兆円で、店舗の金を、15兆円で、それで何カ月間持つのか? その費用がどれくらい持つのか? 本当に15兆円で足りるのか? それが後からまた追加、追加になっていったら、どこまで足りたんだろうかっていうのは、僕はちょっと思うんですが、どうでしょうか? 

山本太郎:
ありがとうございます。「15兆円で全部まかなえ」なんて無理ですよ。第2波、第3波が来たときには何をするか?ってことは先ほどお話しました。第2波、第3波で「補償なき自粛」っていうものがやって来た時には、まず10万円。もちろんその前にも10万円は給付するって話した。第2波、第3波でもう一度「補償なき自粛」が来た時には、10万円を配り、それだけじゃなくて40万を超える事業者に対して、すぐに100万円をどんどん入れていく。で、その中の審査っていうのは後回しにする。そういうようなことはやれる。

でも、全部が全部、東京都だけではできない。だからこそ何をしなきゃいけないのか?っつったら、さっきの話につながるんですよ。国に対して、「コロナを災害指定しろ」というような圧力をかけていかなきゃいけないってことですよ。そんな圧力もかけないリーダーが、毎日テレビに出続けて「ディスタンスを」「ディスタンスを」と言い続ける。wわかってるわ、そんなことって話でしょ? 何回言うねんって。

もう選挙戦始まってんですよ、ずーっと。3月の終わりくらいからずーっとテレビ出続けて、そりゃどの調査にも「もうダントツで強い」みたいな話になるでしょ。冗談じゃないんですよ、そんなの。

東京都の貯金むっちゃ多かったんですよ。今年の3月末までには、1兆円の手前くらい、9千数百億円あったのに、これ95%使ったんですよね。これ、第2波、第3波きた時のためにも一応置いとかなきゃいけなかった。でも、コロナ対策をやらなきゃいけないっていうのは絶対ですよ。だから、そこから切り崩していくっていうのは当然のことなんですけれども、でもその切り崩しを極力減らすためにも、国に対して「金を出せ」ってことをプレッシャーかけ続けなきゃダメだったんです。テレビで。すごい影響力ですよ、だって。子どもの中でも、一時期「密です」とかっていう子どもいましたよ。何か?っつったら、テレビの影響を受けてるんですよ。それと同じことですよ。あの刷り込みの機械を使って。テレビという。国に対して災害指定させるべきだ、もっと地方への交付金を渡すべきだっていう運動をね、東京の知事が全国の知事を巻き込みながらやっていったとしたら、これもっと声が大きくなっていってますよ。

おかしいやん、そんなん。検察法のなんかルール変えるのおかしいやんって声が上がったわけですよね? それTwitterの中から始まったことでテレビが後乗りしたんでしょ? 逆にテレビの中からそういうことを本当にあなたの生活に関わることを直接皆さん声上げてください、と。一緒にやりましょう、と。おかしすぎるやん、こんなんてっていうことをバリバリの生放送毎日やり続けたらどうなる?っつったら当然、これ揺れますよ、国。政治、電通に回してた金までこっち回ってきますよ。パソナに回る金までこっちに回ってきますよ。どうしてそういうことをしないのかって? お仲間だからですよ。だって選挙、結局、応援してもらうんでしょ? 推薦してもらわなくても水面下で応援もらうんでしょ? 

だとしたら本当に金を出せっていうことを突きつけられない。悪者にはできない。だって選挙で勝たせてもらわなきゃいけないわけですから。それとこれとはまったく、そんな小池さんの事情と皆さんの生活と関係ありますか? リーダーとしてしっかりと必要なものを国に求めるっていうことをやっていくべきでしょ? 

結局、そういうアピールが足りなかった結果、どうなったかっつったら、地方に対して交付されるお金、地方交付税。交付金とは別の話ですよ。地方創生交付金、そういう名目で入ってきたのは全国で東京はたぶん9番目くらい。百数兆円。足りるかよって話ですよ。人口を見てみって。無理ですよ。人口の1割抱えてんでしょ?って。桁が違うだろうって。補正予算で1兆円、次の補正予算で2兆円、合わせて3兆円、全国にって。バカじゃないの?って。いい加減にしろって話ですよ。0が1個か2個か足りないんじゃないか?ってそういう話なんですね。


一方、アメリカではどうなってるかって話させてくださいよ。(アメリカの何か今日発注したやつあるかな?)アメリカは本気ですよ。何かっつったら当然、選挙もある。そういう部分でどんどんお金を出さなきゃいけないというような事態になってるってことですね。どれくらい出たか? 400兆円ですよ。400兆円、すごい額でしょ。そこから考えたら、日本は本当は100兆円くらい国が金作って全国に整備しろと、次の第2波、第3波に備えろっていうような動きをしなきゃダメなんですよ。だって、必ず来るんでしょ? だって、特効薬もないんでしょ? だとするならば、その備えをするべきでしょ。

潰れそうな企業を潰さないとか、失業させないとか、そういうことに備えさせる必要があったんですけど、そういうことは一切しない。なぜか? コストだから。冗談じゃないってことですよ。国がこれだけマヌケでも、あなたのお住まいの地元のリーダーがあなたを守る気概があれば、深く傷つかないんですよ。15兆円でやれることをやろうやって話なんですよ。まずは備えようと、今、傷ついた部分は出すよ、と。

そして次にやって来る、そういうものに対してもしっかり備えようと、その15兆円のお金で収まるかどうか、これが連続して来るような状態であるならば、これは難しいでしょう。だからこそ、それと並行して国に金を出せよっていうことを圧力かけていかなきゃダメなんですよ。通貨発行権あるんだから。どうしてそれしないの?って。そういう話でした。

すみません。まあ、だから、その地方債の発行って部分に対して15兆円ってこと。これはちょっと無理があるんじゃないのか?っていうご指摘、その後、心配だったと思うんですけど、安心してください、と。そのそのやりとりその内容、確実に大丈夫だということを総務省とずっとやりとり続けてましたって話ですね。20兆円でも大丈夫でしょう。18%超えないだろう。要は総務大臣の許可が必要っていうところまでいかないだろうと。東京都が発行するっていうんだったら買いたいっていうところいっぱいありますよ。という話なんですね。そういう話です。

質問者:
東京都だけがそれやった場合、それを全部の地方の自治体がやり始めると思うんです。当然。そうすると実際の国債の、いわゆる国の財政の方が圧迫化されてしまうという可能性はあると思うんですけど、どうでしょう。

山本太郎:
ないと思います。なぜかといったら、国が出せば話は早いんですよ。国が出さないから自分たちで調達する形になってしまうってことですね。で、それぞれの都道府県によって調達できる額は違うってことです。なので、東京都は東京の住民を守るためにできることを最大限やるってこと。最低限、底上げする。普通に戻すっていうラインまでは精一杯やりますということを東京都としてやっていくっていうのは当然のこと。

で、その東京都と別のところは大変だねって話は当然なりますよ。だからこそ、国から金を出せという動きを東京を中心として他の地域も巻き込みながら、それを皆んなの声として国から金を出させるということをやる。なぜならば、国には通貨発行権があるからっていう、その話の繰り返しになってしまいます。すいません。ありがとうございます。

すいません、お一人の質問にあまりにも長いこと話し続けると、話が長引いてしまうので。というわけで、すいません、長々とお話しましたけれども。あ、もう1時間たった? すいません。

何のことかわからないけれども騒がしいなと思われた方、どうもすいません。こんばんは。お仕事お疲れ様です。そしてこれからお仕事に向かわれる方もいらっしゃると思います。本日ですね、東京都知事選に立候補の表明をした山本太郎と申します。れいわ新選組。

(拍手)

ああ、そんな、ありがとうございます。サクラですか? ありがとうございます。そりゃそうですよね、ゲリラでやってるのにサクラも何もございません。ゲリラでやっております。はい。

れいわ新選組、去年の夏に政党として誕生しました。小沢一郎さんとずっとやってきた山本太郎ですけれども、そこから1人で旗を揚げて、そして夏の選挙で2人の国会議員が誕生しました。重度障がい者の木村英子さん、そして難病患者の舩後(靖彦)さん。そして山本太郎は落選をしてしまいました。

で、この状態の中で、国会の中で2人が活動してくれてて、私が外をずっと回るということをやってたんです。いろんな方の声を聞くということをやってたんです。けれどもコロナで全国は回れなくなりました。


なので、この東京の周辺でいろんな商店街、そしていろんな町、通り、いろんな街角で、やっぱり行き場を失った方々がたくさんいらっしゃいます。そりゃそうです。コロナ災害がある前から、もう多くの方々にとって経済的に緊急事態始まってたんですよ。

20年以上のデフレですよ。その中であなたの、あなたの置かれた状況はプラスに向かっていきましたか? どうでしょうか? 取られるものだけどんどん増えていって、そこから受けられるサービスがどんどん削られていくっていう状態になってませんか? 働いても働いても豊かにならない。長時間労働で安い賃金で働くっていうような状況。これ誰のためにやってますか?って言ったら、当然、そりゃ企業側がプラスになるような政治を続けているから、皆さんのもとにはプラスになるようなことにはならないんですよ。トリクルダウンにならない。上が潤ったとしても下に滴り落ちない。当然ですよ。上が潤って下に滴り落ちるのは電通とかパソナの話ですよ、それ。ね。自分たちの既得権益のところだけは金がちゃんと回るようになっているけれども、皆んなのところには回るようになっていない。そういう話です。


働き方はぶっ壊されて、その上に外国人労働者、この人たちを多くこの国に入れるということも、これね、OKになっていっちゃったんですよ。これ、日本の労働者にとっても、外国から来られる労働者にとっても悲劇ですよ。彼らに仕事を奪われるんじゃないかとか、そういう・・・

何ですか? えっ? 全然理解されてないですね。「排外主義」だって。あのね、申し訳ないんですけど、私はね、外国人出ていけなんて話、一言も言ってないですよ。日本の政治が日本人の、この国に生きる人々、日本人に限りません、この国に生きている人々の仕事を奪うような社会を作ったら、当然、壊れるに決まってるでしょう。安い労働力を海外から大量に日本の中に入れたら仕事の奪い合いになるでしょう。これもう世界中でもうわかってる話ですよ。マレーシアに行った。マレーシアでどうして人々の給料が上がらない状況に陥っているかってことをその政府の関係者とかに色々聞いたら、マレーシアでさえも外国人から労働者というのが入ってきて、賃金の押し下げ、下げていくっていう圧力がかかってきている、そういう話です。


まずこの国に生きている人々の雇用を守るってことをやるような政治じゃなきゃ、当然、国壊れますよ。国は壊れない、形だけでも残る。でもそうじゃない。その国に生きている人々は倒れるんですよ。でも会社を経営してて、よりこれがコストダウンされるんだったらOKだっていう感覚なんですね。経団連とか。だから求め続けてるんですよ。より安い労働力を海外から大量に入れろ。その結果、どうなるかっつったら、もともと日本で働いている方も、海外から連れて来られる方も、両方ここが対立させられることになるんですよ。

誰得ですか? これ。得してるのは安い労働力を欲しかった人間たちだけじゃないですか。そしてそれに貢献したということで、政治側にいる人間も次の選挙の時には票がもらえて、それだけじゃなくて、それに対して資金提供がされたりとか、落選した時には何かのポストがもらえたりっていう約束のもとに、この国を壊し続けてきてるわけでしょ。企業は儲かってますよ。このコロナがある前までは過去最高益でしたよ、大企業に関しては。

皆さんの中ではどうですか? この20年間の間、自分の所得がどんどん上がり続けてきて過去最高益という状況がコロナの前にありましたか? なかったでしょ。もう完全に搾取されるシステムが出来上がっていって、その仕上げとして、外国人労働者をより大量にこの国に流し込むようなことをしようとしてた。あまりにもあり得ない話でしょ。でもそれが国会の中で行われてたんだってことですよ。

この国を壊したのは誰だ? 確実に政治ですよ。確実に政治。でもその政治を作ったのは誰だ?って。その政治を選んだの誰? そして選ばなかったのは誰? 放棄したのは誰? 選挙なんて行ってられるかよって。俺とは関係ないって。今、目の前に広がる地獄。これまでも地獄だった。ここから先、さらに地獄が広がってきそうな状況を作り出したのは私なんですよ。政治に対して危機感を持たずに、自分の事だけ生きてきた私なんですよ。それに気づいたのが福島の原発事故だったんですよ。

(聴衆から声)

何ですか? すみません。もうちょっとちゃんと話聞いてもらっていいですか? 外国人労働者を追い出せっていうことですか?ってお話を、今されたんですけど、私はそんなこと一言も言ってない。必要なことは何か? まずこの国に生きる労働者に対して、労働環境が守られたり、賃金がしっかりと守られたり上がっていく。景気が良い時に上がっていくっていう状況を担保されるような社会、政治でなきゃダメでしょって。

日本人でさえも過労死するでしょ。世界で「過労死」って言葉が通じる。どうしてか? 人間を部品みたいに使うような社会がもう作り上げられているからだよって。それを作ったの誰? 当然、政治ですよ。それを求めたのは誰? 大企業側ですよ。でもそれに対してブレーキをかける、その責任を負ったのは誰?って言ったら、この国に生きる一人一人じゃないですか? 私はそこに対してブレーキをかけようとも声を上げようともしなかった。でもそれは間違いだったってことに気づいた時に、私みたいな極端な人間は、じゃあ、中に直接言いに行ってやろうっていうような。それ、すいませんね、普通はあり得ないかもしれないんですけど、自分の中でそうなったってことなんですよ。で、国会に行ったっていう話なんですね。

で、言いたいことは何か? 日本国内において労働者の、労働環境も、そして賃金も、守られていない中で外国人労働者が入って来たらどうなりますか?って。日本人でも地獄ですよ。非正規4割。さっき言いましたよ。病気でも、怪我でも、1週間仕事を休んだら、もう次の家賃払えなくなりますよ。そんな不安定な人たちが4割もいるんですか? この国に。このコロナによって、シフトを減らされたりとか、辞めさせられたりとか、路上に出るしかないでしょう。これまで私たちが政治から手を離して、好き放題やらせてきた結果、セーフティネットもものすごく脆弱なものしか、残ってなかったってことですよ。

私は怖い。自分に自信がない。将来20年後、30年後、自分が何やってるかわからない。そんなことわかる人いますか? 私もわからないその1人。困っているかもしれない、生活に。その時にちゃんとしたセーフティネットが出来上がっているような社会にしていたいじゃないですか? 私を見捨てない社会を作りたい。それが原点ですよ。自分勝手ですかね。

(聴衆から声)何ですか? (聴衆から声)あのね、ごめんなさいね。根本的な部分として、日本には海外から労働者を受け入れるような資格ないんです。本当は。でも実際はどこに行っても海外の方が働かれてるって現状があります。当然、今、言われたように、海外の労働者と連帯をしていきながら、職場の環境の改善であったりということは、やっていくべきだと思います。でもここから新たに呼ばれて来るっていうような労働者に対して、今、ちょっとコロナで難しい状況になってますけどね。これが改善されたとしたら、おそらくそれは続きますよ。賃金を押し下げていこうっていうような圧力かかっていくんですよ、それで。そんなことさせられるわけないでしょ。あなた自身が買い叩かれて、そして生活ができなくなるような賃金。そんな仕事しか残らなくなるって地獄じゃないですか? 誰が守ってくるんですか? あなたが、守ってくれるような社会を作るんですよ。私。

(聴衆から声)

何ですか? ごめんなさいね。あのね。ちょっと待ってね。どういう社会を皆んな作りたいですか? 自分が困ってる時に、助けてくれる社会を私は作りたい。

皆さんどうですか? この先まったく困ることはないと思う? 自分で。困りますよね。だとするならば、そんな社会にするしかないんですよ。で、そんな社会を作るためにはそういう社会を強烈に作りたいと思っている人間を送り出すしかないんですよ。私はその先頭に立ちたくて今日、立候補を表明した。

まだ選挙が始まってないから、私にどうにかしてくださいって話は出来ない。でも注目をしていただきたい。山本太郎の政治活動に注目をしていただきたい。(拍手)6月18日から選挙が始まる。今はまだ始まっていないので、皆さんに「私に注目をしてください」ということ以外は言えない。そういう状況です。ホームページ見てください。ホームページで東京都をどうするのかということが書いてあります。そこには私がなぜ今国政ではなく東京都で…

何ですか? 何ですか? ごめんなさい。あなたいつから、ここにいますか? マイクを渡してください。あなたはそこに立ったのはいつですか? 私の話を聞き始めたのは? 

質問者:
たぶん30分前くらいです。

山本太郎:
ありがとうございます。30分の間ではちょっと理解できなかった。もしくはちょっと話がよくわからなかったかもしれない。

質問者:
そうかもしれないです。

山本太郎:
うん。まぁしょうがないです。30分の間にあなたに届くメッセージを私が伝えられなかった私の拙(つたな)さだと思います。

何をしたいのか? さっき言いました。私の原点は何かっつったら、やっぱり自分自身に自信がない。将来どうなっているかってことね。なんとしてでも生きていけるっていう自信は、根拠のない自信はある。けれども、将来自分がまったく困らないかっつったら、そこは誰も約束できない。だったら私が困った時に手を差し伸べてくれる社会にしたい。私が困った時に手を差し伸べてくれる社会であるならば、皆んなを見捨てない社会になるはずでしょって。それを。

質問者:
その話はどうでもよくって。

山本太郎:
どうでもよくて? じゃ具体的に質問してください。具体的に。

質問者:
具体的とかも無くって。そう。ないの。

山本太郎:
ちょっと待ってください。せっかくマイク握ってますから。ごめんなさいね。私はね。そ。ちょっと待って皆んな。いいんですよ。いろんな意見があるってことですから、いいですよ。今あなたがマイク握ってるんだから、あなたがマイクロフォンコントローラーです。どうぞ。MCはあなた。気にしなくていいよ。だって皆んな知らない人です。今日、ゲリラでやってるんだもん。気にしなくていい。自由なんです。表現の自由なんですよ。人の発言に対してやっぱり抑圧させるようなムードやめましょう。それが日本でしょ。政治に対してどうしてものを言っちゃいけないの? 言うべきですよ。だってこの国の権力者は誰かっつったら、総理大臣でも都知事でもない、あなたなんですよってことですよ。あなたが決めるんだから。あなたが払った税金でご飯食べさせてもらってる人たちですよ。あなたが一番の権力者なんだってことですよ。

質問者:
あ、お願いしてもいいですか? 

山本太郎:
もちろんどうぞ。

質問者:
えっと政治って、皆んな見てる中で、あれってお金いくらかかってるんですか? 皆んなが何かやるじゃないですか。

山本太郎:
国会の話? 

質問者:
そうです。

山本太郎:
なるほど。だいたい予算はだいたい年間で100兆円くらい。で、それで。

質問者:
じゃ、一回、一回いくらかかるんですか? 

山本太郎:
一回いくらっていう形では割り出せません。実質。

質問者:
でもだいたい見えますよね。

山本太郎:
まあ、数十億円からっていうところじゃないですかね。何億円か。ごめんなさい。出てくる? なんかそういうの。それぞれの国会、例えば何時間使うのかとか、まぁ、いろんな計算方法あると思うんですけど、一回いくらかってことは非常に割り出しづらいんですね。これ。

質問者:
でも約は? だいたいね、いくらかかりますって、億かかりますって。見えますよね。

山本太郎:
まあ、今、言った通りです。数億からっていう話じゃないですかね。

質問者:
でも、寝てる人いるじゃないですか? 

山本太郎:
もちろんです。すごい眠たい場所ですよ。あそこは。僕も6年間座ってました。

質問者:
でも寝ちゃいけませんよね。

山本太郎:
ちょっと待ってください。寝ちゃいけない。でもね、緊張感がないから寝ちゃうんですよ。そういう話なんです。緊張感あったら寝てられないんですよ。私、緊張感で溢れてるから1回も寝ませんよ。寝そうになった時には、自分の太ももから血が出るくらいずっと爪立ててましたよ。だって。

質問者:
それってすごくて。小学生が言ってたんすよ。小学生が。

山本太郎:
お母さん(野次を制止)。

質問者:
なんで寝てるの?って。なんで寝てるの?って。

山本太郎:
うん。あの。

質問者:
何も答えられなくって。結局。

山本太郎:
疲れてんじゃないって話ですよ。もしくは薬盛られてるのかな?って。

質問者:
それは違いますよね。

山本太郎:
心配しますよね。はい。ごめんなさい。ちょっと話のポイントをもうちょっと絞っていただいて、一番疑問に思うこと、求めることは何ですか? 緊張感を持った政治をやれば眠くならない。私はそう思います。なので、緊張感のあるような議論が。緊張感を持たすためにやっぱりね、国会の場合、数が与党と野党とこうせめぎあってないとダメなんですよ。

今、圧倒的に与党側のほうが多いから、どんなことだって通せるんですよ。緊張感ありませんね。そういう状態だったら、当然、眠る人も続出してくるだろうと。もちろん体調の問題とかでどうしても寝てしまう人もいるかもしれない。色んなことはあるだろうけれども、国会の中に緊張感がないので、私は緊張感を作り出したいが為に自分で旗を揚げたと最初言ってました。ごめんなさい。で、緊張感のある政治っていうものを作りたいと思います。他、質問ありますか? 何か端的に言っていただけたら。

質問者:
まぁ、何か、流されちゃうんで大丈夫です。

山本太郎:
いや、ちゃんと受け止めてますよ。だってマイク渡してるもん。あの、バシッと言ってください。あなたはどんな、何を求める? 政治には何を求める? 

質問者:
政治ですか?

山本太郎:
じゃあ、どんな社会にしたい? どんな国にしたい? どんな自分でありたい? じゃあ、こうしましょう。どんな自分でありたいですか? 

質問者:
何か、日本って、なんか海外とかだと、アレじゃないですか? なんていうの? お金貰えてとか、色々あるけど。日本って結局、自分で頑張んなきゃいけないみたいな。働いて自分が頑張って、自分が頑張んなきゃいけないけど。働いて働いてみたいな。働き虫っていうの? アリか。アリさんみたいな、アリとキリギリスみたいな。でも、アリでいなきゃいけないみたいな感じで、ずっと働いてなきゃいけない。でもなんか休んだら不安。でも、働いてずっと働いてないと、何も守ってくれない。でも結局、なんか慣れて、年金やら何やらとかってあるかもしれないけど、結局守ってくれない。でも僕はわかんないけど、自分が頑張って働いて生きていかなきゃいけないのに、何も守ってくれないのって、結局、日本で。いや、守ってる、くれてるのかもしんない。だけど、わかんないよ。日本が守ってくれていることが。

山本太郎:
あのねえ、例えばですけど、自分が生活に困って誰かに相談したいって思ったとしても、どこに相談すればいいのかとか、どういう仕組みがあるのかってことを知ってないと。例えば、親切な自治体の区役所の窓口とかじゃない限りは、こういうこともありますよ、こう出来ますよってことは、なかなか教えてもらえない。どうしてか? そういうことを教えていったとしたら、やっぱりそこにどんどんコストがかかるっていう話ですね。

どうしてそういうコスト意識で、命を守るための部署がそういう考え方になるかっつったら、国がちゃんとそこに対して財政措置しないからでしょって。予算付けしないからでしょうって。だから、圧迫される部署に対しては、当然、そういう風に水際で返せと、受けられないようにしろと、まだ働けるよね、あなた若いんだからって。いや、あの、現金が数百円しかなくて、生活保護を受けなきゃいけないんですけど。会いましたよ、私もそういう人。無理ですよ、このコロナの中で仕事探せって。今だったらわかんない。でもその前、1カ月前考えてみて。2カ月前考えてみて。無理でしょ? 仕事クビになって新たに仕事を手に入れるなんて無理なのに、若いから働けるだろうって返される。所持金200円。家もない。どうやって生きるんですか? 物盗むか餓死するしかないでしょ? そういう状態なんですよね。

そう考えるとするならば、じゃあこんな冷たい世の中に誰がしたって話なんですよ。こんな冷たい世の中にしないように、これまで声を上げてきたか? 私は上げて来なかった。原発爆発するまでは。どえらいことが起こったなぁって。社会に興味を持たなかったっていうことを、目を覚まされた思いだった。それまでは自分のことしか考えてこなかった。そっから世の中のことちょっとずつ知って行ったら、地獄だなと思った。あ、自分が作り出したんだな。この無意識の自分がこんな世の中をって思った。それに対してものすごく腹が立った。

で、原発いらないってことをね、芸能人の立場でその時に言ったら、どんどん仕事なくなっていくんですよ。本当ですよ。だってスポンサーに対して不利益な発言するような奴、使うはずないでしょ? あなたの仕事で考えてみてくださいよ。取引先に不都合になるようなことを言うような社員。窓際へ追いやられたりとか、そのまま雇用するの難しくなるでしょ? そういうこと続けたら。テレビにとって、当然、コマーシャル流してくれる企業っていうのは神様ですから。電通も神様ですよ。その間に立つわけですから。そこに対して唾吐くことなんて許されない。でも吐いてやったんですよ。だって、自由じゃないかよって。表現の仕事をしている人間が自分の思ったことを言って何が悪いんだっていう気持ちでやってたら、どんどん仕事なくなっていくんですよ。でもそれでもいいやと思って。こらえ性がなかったんですね。

で、どうせそんな状態になったんだったら、もう直接言いに行ったろうかな、あそこにと思って。あそこっていうのが国会ですよ。で、選挙に出たってことですね。落選するんですけど、一回目。で、直接行くことになって中で言おうとしたっていうのが、これまでの経緯です。かなり省略しましたけど。すいません。

だから何が言いたいかってことですけど、今、目の前に広がっている地獄。これを作ったのは神様じゃないですよってことですよ。無関心な私ですよ。無関心だった私。あなたはどうですか? でも普通の社会に生きててそんなこと先頭に立つと、声を上げるって難しい。いろんなしがらみあるのが大人でしょ。だから水面下でいいんだよって。先頭に立たせてほしいんだって。こんな変わった奴が先頭に立って別にボコボコに殴られてもいいよってこと言ってんだからってことですね。

東京都は、先ほども言いました、日本のGDPの2割。人口も日本の1割。多くの人たちが住んでて、多くの企業がある。中小零細、個人事業主も、ここが大きく地盤沈下したりとか、沈没するようなことになったとしたら、これ日本の国自体が大変なことになりますよ。国が本気を出さない。まあ潰れるとこは潰す。潰すしかないだろうっていうような感覚で今やってますよ。倒れる奴は倒れろよって。しょうがないだろうって。自己責任ってことにされている。そんな世の中にしてたまるかよってことです。

それを変えるために、東京都から変えるためにすぐ近くにチャンスがあるんだって言うんだったら、立候補しないわけないだろうってことなんですよ。それだけの話なんですよ。それだけなんですよ。本当にそれだけなんです。そこの先頭に立ちたい。それだけです。

というわけで今日、立候補表明をしたというのが、れいわ新選組代表の山本太郎です。野党からも統一候補で出ないかという話があった。でも最終局面はどういう話し合いで物別れになったかっつったら、次の衆議院選挙で消費税を5%に減税するということを、次の衆議院の野党全体の公約にしてほしいということをお願いした。考えてみて。消費税。コロナ災害前からの日本を考えても、もう多くの人たちが傷ついてたやん。10%に上がることで首が絞まって店をたたんだり、自分の命絶たなきゃいけなかったりいろんな状況生まれたはずですよ。20年間の不景気の中でそうなってったんだからってことです。その末に消費税の増税。もうすでに経済的に緊急事態だった。

それがコロナ災害がやってきてどうなったか? 給料減った、失業した、家を失った、店を失った、いろんな人たちがいる中で。じゃあ、私が目指すのは総理大臣だけれども、次の国政選挙までこの状態を放置できるかっつったら、無理だよ。国政選挙いつだよ。秋ですか? 冬ですか? 来年ですか? それまで何もできないんですか? でも東京都都知事選だったら6月18日に始まって7月4日に投票で、勝負すぐ出るじゃないですか。そこにかけたいじゃないですか。そしたら15兆円の金を東京都として作って、実際に底上げすることができるんですよって。国を揺らせるんですよと。

いい加減にしろと。すべての地方に対して十分な財源を与えろってことを言えるんですよ。それをやりたい。やらせてもらえないですかっていうお願いのために私は今日、立候補表明をしたわけです。すいません。話が長くなっちゃって。消費税5%も決断できない。この国中が大変な状況の中で。そういうところの無所属での野党共闘なんて、あり得るはずないでしょう。見ている世界が違い過ぎますよ。そういうことで、れいわ新選組の公認として立候補を表明した山本太郎でした。長時間にわたってすいません。新宿駅前の皆さん、ご迷惑をおかけいたしました。れいわ新選組代表山本太郎でした。ありがとうございます。

でね、もしも1ミリでも何か山本太郎の政治活動、ごめんなさい。これ、ややこしくて。基本的に選挙活動は、選挙が始まってからしかやれないんです。6月18日。これ以前の活動は、政治活動になります。なので、今、政治活動中です。私のやることにご注目ください。私の政治活動に皆さんのご注目を集めたく、ここでマイクを握ってる次第でございますっていう体でやらなきゃいけないってことですね。

で、話をしたいんですけども、何かと申しますと、お力、もしも貸していただける方いらっしゃったら、ぜひお力を貸していただきたい。そういうことなんです。今、人が、あまりにもコロナの状況もありますし、いろんなしがらみの中でなかなか力を貸せないって人たちが多い中で、もしあなたのお力を貸していただけるんだったら、ぜひ貸していただけませんか。

ここに画面に出ているものが何なのかっていうのは、なかなか理解されないかもしれませんが、山本太郎の、すでに貼られているポスターを、隠さなきゃいけないんです。要は、普通選挙の選挙が始まったらね、選挙の掲示板ってあるじゃないですか。あのポスターしか貼れないんですよ。あともうひとつ、政党だったら、顔写真のないこんなポスターだったら、お家で貼れる方がいらっしゃったら貼れるんです。そういう話なんですね。今ここでご紹介しているのは何かというと、すでに貼られている山本太郎のポスターの上からこれを貼る。顔を隠す。

山本太郎のイヤな顔を見ずに済んだっていう方も、いらっしゃるかもしれないですね。ぜひ隠したいですっていうね、積極的な方、お待ちしております。そういう活動ですね、ぜひ、お力をお貸しいただけないかということです。選挙期間中は、もともと貼ってある山本太郎のポスターはこれ、隠さなければなりません。で、この中で、もしもお力を貸してくれるという方がいらっしゃいましたら、ぜひですね。お力を貸していただきたい。今、そちらのほうでお渡ししたりとかしてるんですか? どういう段取りでしょうか。そちらにブースがあって、なるほど。すみません、テレパシーで話すしかない。声が聞こえへんわ。ごめん。ありがとう。

で、これ今、ネットでご覧になってる方もいらっしゃるので、説明させてください。何かと申しますと、この山本太郎を隠そうキャンペーンが6月18日17:00、午後5時までに貼らなければならない状態です。なので、これまで山本太郎のポスターを貼ったことがあるという方がいらっしゃったら、ぜひポスターを上から貼ってください。で、事務所のほうにまでご連絡をいただければという風に思います。可能な方はですね、東京、赤坂見附。ここにれいわ新選組の党本部がございます。ここまでお越しいただいて直接お渡しすることも可能でございます。午前10時から夜8時まで、平日も土日も開いております。お持ち帰りしていただくことができます。これまでポスター貼りなどしてくださった方、ぜひお願いいたします、ということですね。はい。メールにてご連絡いただくことも可能でございます、ということです。詳しくはホームページをご覧ください。

で、ボランティア募集してます。ボランティア。大政党のように資金が潤沢ではありません。カツカツでやっております。あなたの力がわたしたちの力になります。お力を貸していただきたいってことですね。どういう作業があるかってことなんですけれども、例えば赤字で書いたところなんかが今、不足しているところでございます。選挙中に配るビラ。この中には証紙、要は選管が出しているようなこのビラは配ってよしっていうようなシールがあるんですけど、そういうものをつけて配らなきゃいけない。なので事前に貼る、証紙貼りの作業だったりとか、電話かけですね。

他にも、公選ハガキといいまして、お友達を紹介していただくようなハガキがございます。これはもう公職選挙法に則ったちゃんとした活動です。他にも文字起こし。今日、山本太郎がしゃべっていたようなことを時間があるときに起こしていくとかですね。これ1時間フルでっていうと大変ですから、例えばいろんな方々で5分ずつとか、区切りながら多くのメンバーでやっていくっていう作業なんですけど、こういうことで、私たちに大変大きな力を貸していただけることができます、ということです。

あ、で、これ、一番言いづらい。このコロナ禍で大変な人たちが多い中でね。こんな風にお金持ちいらっしゃいません? お金持ちは電車乗りませんかね、これね。もしもいらっしゃったら、このインフォメーション聞こえてたら、ぜひお金持ちの方は耳を傾けていただきたいんです。お力を貸してください。れいわ新選組に、ということです。

だいたいですね、東京都都知事選は、一般的な政党が行う時には3兆円。3兆円ちゃうわ。何兆円って言い過ぎて、3兆円もかかったらえらいことや。すみませんね。3億円くらいかかるというのが、だいたい、永田町の常識だと言われています。私たちそこまでお金ないですし、そこまで、3億円のお金を集めようとは思っておりません。集まった金額のうちでやっていくしかないと思っております。それがいくら集まるか分かりませんけれども、皆んなで力を合わせてやっていくという次第です。

で、お金持ちの方がいらっしゃったりお金持ちのお友達がいらっしゃって、そういう人から、大丈夫、話できるよって人のためにインフォメーションさせてください。ご寄附をいただいている皆さんに注意事項でございます。あなたのご寄附がいただいたとしても無効になってしまう、そういうパターンがあります。どういうことか? 政治資金規正法によって政党への寄附は他人名義または匿名による寄附は原則としてできないことになっています。要は、本名が必要だということです。本名でない形で、もしもご寄附していただきますとこれ無効になるんです。そのお金どこに行くのか? 国庫に返る、国のものになってしまうってことですね。非常に残念でございます。はい。これまであった無記名であったりとか、名前がちゃんと書かれてなかったもの。名前なし「オヤクダテクダサイ」すごいですね、電報みたいですね。本当にね「レイワシンセングミ」とか、他ニックネームとか、芸名で書いてくださる方いらっしゃいますけど、こういうものは、もう、問答無用でほぼ国庫に流れていってしまうというような流れになっております。まあ、そういうことです。匿名素性のわからない方からの寄附を受け取ることができない。くださる方くれぐれもご注意ください。今、ネットをご覧の方、ご注意ください。

他にもですね。国籍とか、住所。日本の国籍をお持ちの方に限定されるんですね。はい。なので、国籍、住所、職業などが未記入とか、文字が不鮮明で全く読めませんって言ったらもう絶望的ですね。これも国庫に入ってしまいます。はい。なので、ぜひお気を付けてください。というお話でした。そしてれいわ新選組のホームページからも、このようなことは受け付けておりますけれども、口座番号をもし知っているっていう、通な方がいらっしゃってもですね、いきなり口座に振り込まれたら困ります。なぜならば、事前にホームページの方から、あなたの情報を入れていただかないと、これちゃんと照らし合わせることができないんですね。なので、お気を付けください。直接の銀行口座振り込みしてしまいますと、事務所での作業がもう数倍にも膨れ上がってしまいまして、大変なことになってしまいます。ご協力をいただきたいということでございました。すいません。最後なんかすごくね、なんか、言いづらいことですよ。なので、お金持ちの方、そしてお金持ちからお金を引っ張る自信があるという方、ぜひですね、脳裏に留めていただけたらという風に思います。

国も、社会も、住んでる街も変えられるんですよ。どうしてか? それを選ぶのは一人一人だからですよ。この国の権力者はあなたなんですよ。自信を失ってしまうような状況にされてるだけ。あなたには何もできないとか、何を生み出しているとか、何かの役に立ったのかとか、常にマウント取られているような状態で、あなたには価値がないような、自信を失うような社会にされてしまっているだけ。そうじゃないよって。この国の最高権力者はあなたなんだってことですよ。すべてを選ぶ権利を持ってんだってことですよ。それが力が合わさった時にどうなるかっつったら、社会変えられるんですよ。

それをやってるのは誰かっつったら経団連みたいな人たちですよ。自分たちに税金が安くなり、皆さんから税金を搾り取り、その税金からまた還元してもらいみたいな仕組みを何年もかかって作ってきたんですよ。頭、賢いですね。国会の中に多くの自分たちのコントロールの利く議員を送り込んで、すべての法律を変えたり、法律を作ったり、改正したりってことをやり続けてきた。どうしてか? 自分たちに光を当てて、自分たちが最大限、得にできるような社会を作るためにです。

でも彼ら違法じゃないんですよ。合法的にやってきた。選挙になったら5割の人たちが投票を捨てる。5割ですよ。残りの5割の中で、この社会をコントロールするものが決められちゃうんですよ。すべての有権者の中でたった2割から3割からしか選ばれてない人たちがこの国の頭に立ってるんですよ。その結果、どんな社会にされてきた?ってことです。でもこの5割の捨てた人たちが、もう一度やってやろうじゃねえかよって。その投票行動を変えるだけで、社会はちょっとずつ変わっていくんですよ。だから、私は絶望していない。だって、あなたが権力者だから、決めるのも、決めないのも、あなた次第じゃないかってことですよ。私はできると思っている。だからこんなことをやる。そういう話なんです。変えたい。変えたくないですか? 変えさせてください。ありがとうございます。すみません。長くなっちゃって申し訳ございませんでした。ありがとうございます。ありがとうございます。


※最善を尽くしておりますが、なるべく早く皆さまにお届けすることを優先するため、若干の誤字脱字はご了承ください。

【文字起こし全文】山本太郎 東京都知事選挙 立候補表明記者会見 2020年6月15日 国会内

山本太郎:
本日はお忙しい中ありがとうございます、お集まりいただきましてありがとうございます。えっとですね、なんか、いろんなネット情報とかでは、私たちが前回の参議院選挙の時に、開票所として使ったところが記者会見場になるとか、そういうデマも流れておりましたが、最初からここです。はい。ホテルの部屋を押さえられるほど私たちは裕福ではございません。

というわけでですね、今日のテーマであります、東京都の知事選に対して、私たちれいわ新選組がどのような対応をとるかということで記者会見を始めさせていただきたいと思います。で、端的に言いますと、東京都都知事選に立候補します。はい。立候補します。

記者:

山本太郎さんが?

山本太郎:

他に誰かいます? 何かずいぶん間違った情報を掴まされてたみたいですけど、大丈夫ですか? はい。他に誰か立つ人いるんでしょうか? いらっしゃいません。私です。失礼しました。

で、山本太郎が東京都知事選挙に立候補を致します。で、一番重要なところが、このなぜ都知事選なのか?という部分だと思います。常々、私は総理大臣を目指すということで、自分で旗を揚げて、れいわ新選組を立ち上げたわけです。総理大臣を目指すと言っていた人間が、なぜ都知事選挙に出るのか?ということに関しまして、その一番重要な動機ですね、その動機の部分は最後にお話を致します。その前に、経緯について皆さんに少しお話した方がいいかなと思います。経緯として、皆さんにお伝えする必要があるかなと思うのは、おそらく二点になると思います。

ひとつは宇都宮さんとのこと。以前、ご質問いただきました、ハタケヤマ様に、ありがとうございます。宇都宮さんとはこの期間お会いになったんですか?ということに対しまして、それはまた新たにお話をさせていただきますというお約束をさせていただきました。なので、それを経緯の最初にお話させていただきます。それがひとつ目。

そしてもうひとつ、もうひとつの経緯としてお話するのが野党統一候補という部分についてのお話。この二つの経緯についてお話をさせていただいた後、一番重要な動機という部分に触れていきたいと思います。

まずは経緯のひとつ目、宇都宮さんとのことです。宇都宮さんとお会いしたのは、この今日までの間に、二度お会いしています。二度です。一度目はたしか3月1日だったと思います。その両方とも、二回ともですね、私と宇都宮さん二人きりという状態で。で、最初にお会いした3月1日には、お会いした時に、次の都知事選挙はどうなさるんですか?というお話を私から聞きました。で、私は、都知事選挙に出る可能性があります、ということもお伝えしております。で、宇都宮さんからその時いただいたお答えというのが、まだはっきりはしていない、というような状況でした。もし、野党統一候補として出る候補者が納得がいかない場合には、自分は出ることになるだろうというようなお話をされておりました。なので、その時点でのやりとり、3月1日でのやりとりは、私の中では、これは話し合いの中で、この先の話し合いの中で一本化ということも可能になっていくのではないかという風な考えになったということです。

で、二度目、二度目はですね、たしか5月の25日やったかな、はっきりした方がいいですか? 大丈夫ですか? ぼんやりで。はっきりしてほしい? わかりました。ちょっと待ってくださいよ。はい、そうでした。5月の25日です。5月の25日に二度目の、宇都宮さんとのお話をさせていただきました。その時にはですね、もう宇都宮さんの事務所にお邪魔させていただいたんですが、もう扉を開けて宇都宮さんが見えたところから、もう空気がちょっと違った、ということです。私、常日頃から空気は読まないと言っておりますけども、もちろん空気が読めるからこそ読まないっていう判断ができるってことですね。なので、その決意みたいなものが、もうお話をする前から伝わってきたということです。で、その時に、どうなさいますか?って話をしたら、必ず出るというお答えをいただきました。で、それは誰が出たとしても出るんだ、というお話をいただきました。私としても出る可能性あるんですけれども、というお話をしたんですけれども、それは出ればいいと。それぞれの政策を選挙という場で、皆さんに主張していくってことは重要なことだと、勝ち負けではなくて、政策提案という意味でも、選挙に出るということは、私はやる、ということを、そういった趣旨のことをお話をされたというのが私と宇都宮さんとの間でのお話です。よろしいですか? ありがとうございます。

そしてもうひとつ、経緯の二つ目。野党統一候補というお話なんですね。知事選に出るんだったら野党内で調整をするというような話に対してってことなんですけれども。私からとしましては、やはり、れいわ新選組公認という形で都知事選挙に臨むと。出るならば、これ以外はないだろうということです。けれどもですね、やはりこの、無所属で、無所属でないと野党の統一候補ということは難しいという話で、一旦この話、破談になりました。

で、そこからしばらくしてからなんですけれども、また連絡をいただきました。考えられないかと、もう一度考えられないかということでした。で、その時は一旦引き取ったんですけれども、こちらから改めて、その野党統一候補となるための条件を二つ、改めて出させていただきました。

ひとつは何か? れいわ新選組公認という旗を降ろす代わりに、無所属になるわけですから、確認団体というものを作ることになります。その確認団体の名前をれいわ東京という名前にしてほしい、これがひとつ。

そして二つ目。二つ目は、次の衆議院選挙で、野党の統一政策として、消費税5%ということを約束してほしい。選挙までに書面で、これは約束をする、ということをお話しました。

ま、結果どうだったかっていうことですけれども、結果、それでも駄目だったってことですね。どうしてそんなにこだわるのかってことなんですけれども、こちらがというよりもまず向こう側のこだわりとしてのお話なんですけれども、れいわ新選組公認、これで無所属は困ると。え、これでは立てられない、無所属になってくれ。では、無所属で。じゃ確認団体をれいわ東京に。これも駄目。

どうしてそこまでこの名前にこだわるかということなんですけれども、これは次、来年ですね、東京の都議会議員選挙がありますから、ここで事前にれいわという名前を宣伝されては困るという話なんですね。結局は。俺たちの島に、足を踏み入れさせないっていうような話と等しいなっていう風に私は思うんですけれども、そういうような事情だったと。で、わかったと。

じゃ、それは一回、横に置こうと、名前のことは。消費税5%を野党の共通の政策とすることはどうかという話については、党内手続きが間に合わない、そういう話でした。と言いましてもその最後の話が持たれたのは5月の終わり頃ですから、選挙が始まるまでには20日間くらい、20日以上あるわけですね。その20日間を持っても終わらない党内手続きということは、消費税5%減税ということに関してはもう決められないという宣言であろうという風に私自身は受け取りました。民主党が壊れるときは1日で合意取り付けたのにね。あ、いらんこと言うたらあかんわ。すいません。すいませんね。はい。ということです。これが経緯です。

はい。というわけで、一番重要な、いや、なぜれいわ新選組が、山本太郎が公認で東京都都知事選、え、東京都の知事選挙に出る必要があるのかってことです。これ一番重要な動機の部分だとは思うんですけれども。このことに関して、先ほども言いました。常々、総理を目指すと言ってきました。総理を目指すと言っても今2議席しかありませんから、何を夢みたいなこと言ってんだって要は思われる方もいらっしゃるかもしれませんけれども、これはやはり独り立ちをし、政党となって2人の議員を抱えるという立場になったわけですから、ここからその目的に進んでいくというのは当然のことです。この総理大臣を目指すということと、都知事選挙に出るということ。これ、一部の人の中ではおそらく矛盾があるじゃないか、というような声もあると思います。でも残念ながら、私の中に全く矛盾はございません。

どういうことなのかってことなんですけれども、やはりこのコロナの災害、私はコロナ災害と呼んでますけれども、コロナ災害によって一気にこの国に生きる多くの人々が生活困窮に陥るような状況が確認されてるってことですね。これは私が日々、このコロナの状況に入ってから、街を歩いても、公園でも駅でも、行き場を失った人たちを多く見てきたってことです。

で、もちろん、コロナ災害によって人々の首が締まったということは確実です。補償なき自粛ですから。でもその前から、その前の経済制裁、誤った、ある意味で人々に対する経済制裁である、消費税の増税であったりとか、間違った経済政策の数々によって、人々の生活は疲弊していた。そこに加えてコロナ災害がやってきた。

そしてこのコロナ災害の中、街を歩けば、そういった人々に出会うというような日々を過ごしておりました。例えばですけれども、東京駅利用したときに、東京駅の建物の外から、私が駅の中入って行こうとしたときに、83歳、結局、後で年齢聞いたら83歳の方だったんですけれども。呆然と立ち尽くすっていうような言葉がピッタリ合うような形で、改札方向をずっと見てらっしゃるんですね。少し気になったから、ちょっと距離をとって、その方が何をしてるのかっていうことを見てたんですよ。誰か待ってんのかな。でもどうやらそうじゃなさそうなんですね。

で、これは、ひょっとしたらと思って、近づいて声をかけました。そのときの私は、帽子にメガネにマスクですから、はっきり言ったらちょっと怪しい人間ですね。声を掛けました。なんて声を掛けたか。「あの、すいません」と、「支援をやっている団体の者なんですけれども。今日、泊まる場所はどこですか?」っていう話を聞いたら、「いやここだよ」っていう話をされるんです。

「大変失礼なんですけど、年齢はおいくつですか?」「83です」と。「いつからここに?」って話を聞いたら、「今日からだ」と。「所持金はお幾らくらいありますか」「3万円程度」。コロナで仕事を切られて、83歳になっても仕事をし続けてて、コロナで仕事を失って、まだお金があるうちはサウナとか、いろんな所を転々としながらいってたけれども、結局、残金3万円になったところで、もうこれは野宿をしてしのぐしかないという考えになった。

で、私、「支援団体、支援団体に繋がれば、一時期はホテルに居れて、その後アパートにも住めますよ」というお話をした。でもその方は断ったんですよ。「大丈夫だ、まだ3万ある」って。そのときは、それ以上無理強いしませんでした。でもやっぱり一日ずっと気にかかってたんですよ。次の日もう一回、行ったんですね。そしたら、もうその方いらっしゃらなかったんですよ。そんなことが毎日のように、毎日のように声を掛けてっていうようなことの日々を過ごしてたんですね。

他にも73歳? 72歳の方。警備の仕事やってた。でも、コロナでクビになった。寮を追い出された。そんな状態。所持金はゼロですよ。でも大丈夫だって、2週間後に年金が入るって。でも2週間、所持金ゼロで生きられます? 2週間生き延びようと思ったら、どうしなきゃいけないんですか。究極は物を盗むしかないでしょって。それ諦めたら餓死しかないじゃないかって。リアルに餓死寸前、この先、餓死しかないかもしれないっていうような人たちが、街に、街のいたるところに目につくって、おかしいでしょってことなんですよ。

これ、高齢者だけじゃないです。若い人もですよ、私と同年代、同年代40代、刑務所出たて。何ヶ所か転々とした。でも結局、路上に出ることになった。声を掛けた。新宿駅で。「支援に繋がれば、一時期はホテルに居れて、そこからアパートにも住めますよ」って話をしたら、「それはありがたい」ってお話したんですけど、「ちょっと待ってくれ」っつって、「何か食べ物持ってないか」って。もう2日食べてない。

こんなこと溢れてるんですよってことですよ。何をダラダラ補正予算やってんだって。その中身、結局、真水いくらだったんだよって話ですよ。この状態に対して東京の中でそんなこと起こってるのに、小池さん何したんだよってことですよ。国にもっと金引っ張ってこいって言ったのかよって。

テレビに出て言いましたか? 災害指定にするべきだって。災害指定にしていれば、家を失った人でも、これはみなし仮設とかいう形で、仮設住宅として、今回のような災害がもしも認定されるならば、家賃が続かないって人にも、そういうような手当てができたはずでしょう。

それだけじゃなくて、仕事を失い、もうこのままじゃ仕事が回らない、会社が潰れる。だから、従業員を全員解雇する。600人。そんなタクシー会社もあった。でも全員解雇しなくてよかったんですよ。これがもしもコロナ災害に指定されていれば。雇用保険法の特例ですか。失業してないけど、失業手当もらえるでしょって。国がとぼけて、これだけの広範に渡るようなことを、災害に指定してしまったら金かかるからと指定しなかった。

どう考えても災害ですよ、これ。リーマンショックの何倍、給付金出てますか? リーマンショックの時、1万数千円。今回10万円ですよ。このレベルの違いから考えたとしても、間違いなく災害指定にするべき案件だったことを国は逃げた。これに対して、東京都としてどうして災害指定にしないんだ?って。テレビ出まくってるのに。全国的な声にしていくっていうその先頭にどうして立たなかったんだよってことですよ。

多くの人たちが直接。すいませんね、なんか、なんでこんな急にテンション上がったんやろ。ちょっと一回水飲ませてください。毎日のようにそうやって、いろんな町で行き場を失った人たちに声を掛けて、時間があればですけど、そういう形になってたんですね。でも多くの人たちに共通していることは何かっつったら、全部自分が悪いと思ってるんですよ。自分が頑張ってこなかったから、自分に貯金がなかったから、自分が職を失ってしまったからって。違うだろうって、それ。皆んなもう限界まで頑張り続けて来てるところにコロナが来たんでしょって。これ以上頑張れって何なんだって話ですよ。頑張るべきは政治だろうって話なんですよ。

で、誰に聞いても自己責任だっていうような感想が聞かれる。それおかしいでしょって。何のために政治があるの?って。そこに対して何とかしたいと思うの当然ですよ。だって私がデビュー。デビューじゃないわ、すいません。私がこの政界に入った理由、今も全然変わってませんよ。「困ってる人たちがいるじゃないか、何とかしろよ」ってことを自分がバッチつけて、自分が何かしらかの立場になって、それを実現するために、この政界に足を踏み入れたわけですよね。じゃあそのチャンス、いつ来ますか? この秋? この冬? 来年? 衆議院選挙で? そこで、衆議院選挙でもしも私たちが議席を増やせたとしても、今、目の前にいる人たちをすぐ救えるか?っつったらそれ無理ですね。

そう考えたら、今、1400万人いる東京都民に対して生活を直接底上げできる。その声を聞いてきて、餓死する寸前だった人たちに対して、すぐにでも手立てを打てるんだったら、それは目の前の東京都知事選に出るでしょって話なんです。

ここまで話したことに関して、おそらく宇都宮けんじさんも同じ気持ちだと思います。そのような支援をされてきた方ですよ。だとするならば、それは宇都宮さんに託せばいいじゃないか。そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも私と宇都宮さんでは財政にかかる部分が、考え方が違うということですね。公約も見ましたけれども。今、できることは何か? 

例えばですけども、東京都。東京都は超経済的に、財政的に優良団体ですよ。国が金出さない。もちろん国に金出せって本気で迫ったわけじゃないですから。迫り方によっては、そのうち国から金がもっと出てくることもあり得るかもしれない。でもそんなことを訴えたとしても、そんなこと絵に描いた餅でしょう? じゃあ東京都として何がやれるかっつったら、東京都自身が地方債を積極的に発行する以外ないんですよ。じゃその上限、どれくらいまでいけるんですか?ってことです。

地方の財政状況を表すときに、実質公債比率、実質公債費比率というものを見ますよね。1年間の収入の中で、年間のローン支払い額どれくらいかってものですよね。東京都どれくらいですか?っつったら、29年度で1.6。30年度で1.5ですよ。全国平均は10.9。全然差があります。東京は超優良団体。つまりは東京都独自で資金を調達するという余地が、無茶苦茶あるってことですよ。他の団体どうか? 例えばですけれども、緊急事態、緊急事態というところで指定されたような地域を見ていくと、北海道どれくらい? 20.9くらいですか? 大阪府は16.8くらい? 埼玉は11.4くらいですか? 東京は1.5ですよ。つまりは、いくら自分たちで資金調達できるか?

総務省、総務大臣の許可ないまま、いくらまで資金調達できるかっつったら、おそらく20兆円堅い。これ、総務省とやりとりしてます。だとするならば、今、今回のコロナ災害によって苦しんでいる方々に、金出します。当然ですよ。やるべきことはそれだ。そして、次のコロナの災害、第2波、第3波来るんでしょ? ってことは、また「補償なき自粛」、必ず行われますよ。そこに対しても迅速に出す。東京都としてやれる最大限のことをやっていく。

当たり前の話ですよね。どうして、それやろうとしないの? こっちにある予算をこっちに付け替える? 無駄を省いて、それで作れるの、何兆円ですか? それじゃ間に合わないんだよって。この事態を見れば、もっと大胆に出さなきゃ駄目なんだよってことです。それを東京都からやる。それ言えるの誰か?っつったら、自分しかいないんです。なので、立候補を決めました。そういうことです。

どうしようかな。皆さんからの質問に行きましょうか。ちょっと待って、その前に政策、話したほうがいいですかね。皆さんとしては、もう質問聞いて早くお帰りになりたいでしょうけど、せっかく来ていただきましたから、政策くらい聞いていってもらいますよ。すいません。(出ますかね。ありがとう。ちょっと先に水飲むわね)

東京オリンピック・パラリンピックは中止です。「やれるやれる詐欺」ですよ、「やれるやれる詐欺」。どうやってやれるんですか? ワクチンいつできるんですか? 特効薬は? 確定していないものに対して「もうすぐできる」っていう空気を振りまきながら、「このまま何とかやろう」「やれるやれる」っていう空気、どんどん醸成させていくわけにいかないですね。

オリンピックを必ずやろうという空気の中で、起こることは何かっつったら、その判断を間違えるってことですよ。ならば、ここをまず、きっぱりとやめるっていう宣言を開催都市が行うっていうこと。「IOCに判断していただくために、なるべく急いでもらう」とかじゃ駄目なんですよ。もうやめるって決める。やめることによって何がプラスになるかって、当然、そこにかかるコスト、そして人的資源、これを別のとこに回せる、そういう話です。

続きまして、はい。先ほどお話しました。東京都は20兆円というお金を地方債で発行したとしても、18%以上という総務大臣の許可が必要な団体にはならないと。18%とか、25%に達しないってことですね。ならば、20兆まで出せるということがわかるんだったら、15兆。15兆をまず、今、コロナで被害に遭っている方々、そしてこの先の備え、そういったものに、私は東京都として金を出していく。

その中身は何か? まず全都民に10万円、すぐ給付します。まずこの時点でってことです。続いて、授業料1年間、これ免除します。これ、高校・大学・大学院・専門学校など、授業料1年間免除。先日、事件ありましたよね。ボーガンで身内が撃ち抜かれたっていう。あの原因、はっきりとはわかりませんけれども、やはり学校っていうものに対して、これ、学業を続けられなくなったってことも私は関係してるんじゃないかと。やはり若い人たちにはしっかりと勉強していただいて、将来、納税者になっていただくという考え方に立つべきだろうと。この緊急時には、これくらい必要だということです。

そしてもうひとつ、中小零細・個人事業主、もちろん、ここには書かれていませんけれども、フリーランスを含みます。事業収入、前年と比較してマイナス分を補填します。はい。他にも、病院を潰さない。当たり前のことです。病院、これ、コロナの専門であろうとなかろうと、かなり売上落ちてしまっていると、厳しい状況にあるってことですね。これ災害時と同様に、前年度の診療報酬支払額を補償するというもの。

続いて、次のコロナに備えた内容です。そのときにも全都民に対して10万円、コロナお見舞い金として給付いたします。そして全事業者に対して「まずはサッサと100万円」。「まずはサッサと100万円」。膨大な申請の内容を書いた上で申請して、それが通るかどうかっていう審査待ちっていう話にはしない。それは後でいいってことです。まずはその本人の確認、ちゃんと仕事してるってことが確認が取れれば。そんな難しい話じゃないですね。どの方も商売するときには届出を出すわけですから、そう考えたとしたら、確認はそんなに難しい話じゃない。

とにかくその確認が取れれば「まずはサッサと100万円」。全事業者、おそらく東京都内では40万事業者くらいですか。40万を超える事業者ですから。この2つに対して、おそらく5兆円ちょっとプールしておけばいける話ではないかという風に考えています。

あと、次の、今、話しているのは、次の補償なき自粛があった場合の話です。水光熱費。水道代、電気代。水光熱費、これも1年間免除。これも1兆円少しでできる話です。

で、これは緊急事態というときの、主に緊急事態っていうところに集中してやるべき施策なんですけれども、医療従事者。他にも供給サイドに立つ方々ですね。保育、介護、バス、タクシー運転手、駅員、そしてスーパーの店員さん、そういったエッセンシャルワーカーの方々に対して、これは危険手当、日給1日2万4千円。これ基準は何かっつったら自衛隊です。自衛隊で海外に派遣されて。自衛隊で海外に派遣をされて、そして戦闘に巻き込まれたりとか、そういう状況になった場合に出る手当、それを基準にしています。当然ですよね。目に見えないものに侵される恐れがあるわけですから。これくらいの危険手当が必要になるだろうという考え方です。

そして、ロストジェネレーション。間違った政治によって生み出された被害者、ロストジェネレーション。そしてこのコロナによって失業された方々を対象に都の職員3000人、これを雇用します。3000人。どれくらいの金額でできるか? 180億円くらいでできる。おそらく1人40万円くらいの、40万円くらいの所得でですね、1人毎月40万円の給料で、おそらく180億円程度でできる話。これはコロナの緊急時だけじゃなくてってことですね。当然です。雇用してますから。都の職員にするわけですから。ここに関しては、一般財源のほうの7兆円。7兆円レベルで毎年ありますよね? この中で編成していけば、私は続けられることだという風に思ってます。

はい。続いて、低廉な家賃で利用できる住宅。「住まいは権利!」を東京から始める。家がなくちゃ始まらないんですよ、家がなくちゃ。まずは家。まずは仕事じゃない。まずは家。そういうことです。で、都営住宅、それだけじゃなくて、都内には空き家がいっぱいあります。そう考えると、やはりこういったところ、仮にですね、都営住宅的扱いにする。低廉な家賃で。単身者であっても、単身高齢者であっても、シングル家庭であっても、どんな条件であったとしても、皆んなが利用できるという形にしていくべきだと。

当然、他にも都営住宅を建てる必要があるという部分は、他にもあります。これは災害とも関係する部分ですね。ゼロメートル地帯であったりとか、そういった所に密集しているような木造住宅。そういう所を一度移転していただくってことをやらないと、これ間に合いませんね。はっきり言って、今、考えられているのは、そういう災害が起こったときには、全部燃やしてしまえとしか思えない。この方法としてね。彼らが考えているのは。彼らが考えている災害の対処方法っていうのは、もしも地震、首都圏直下地震が起こって燃えたとしても、木造密集地帯はもうしょうがない、手がつけられないっていう考え方。移転なんて無理だろうと思ってる。でもそれをやるのが行政だろうって話なんですよ。とにかくコミュニティが壊れないような形で、高齢者施設なども併せ持った都営住宅っていうものを建築していって、地区ごとにそういう所に移っていただくというようなことも、話し合いをベースにやっていければと、そのように思っております。住宅という部分で話をさせていただきました。

そしてもうひとつ。他にも、PCR検査・隔離・入院体制を拡充していくってこと。そして、これ重要です。心ある候補者の方は、皆さんおっしゃってます。都立病院の独立行政法人化は中止。当たり前の話です。成功しているのはどこですか? 神奈川はどうなりました? マイナス、余計に大きくなったんじゃないですか? 行政としての医療というものをしっかりと担保するためには、独立行政法人にはさせちゃいけない。採算重視ってことになったら、どこに響くかっつったら、当然、人件費。それ以外にも、利用料。そういう話になりますよね。値上がりしていく。人件費は削られ、病院を利用する側がどんどんコストが上がっていく。そういうような医療をしてしまうと、やはりまずいということですね。

他にも、首都圏直下地震、先ほどお話しました。大水害から都民を守る。ここに対して、ここにも雇用を生み出そうと思ってます。それは重要な雇用ですね。1000人程度必要だと思ってます。何を作るかというと、都として防災庁を設立していくっていうことをやっていく必要があるだろうということです。1000人単位での、おそらく登用が必要になっていくだろうと。もちろんその中には、腕に覚えのある方々、例えば消防庁のOBであったりとか、自衛隊OBであったりとか、そういう方々を先生にしていきながら、全国の被災地に足を運ぶことをやっているような若手の方々ですね、そういうチームを作っていきながら、その1000人が東京都内にいろいろ散らばっていく。その過程でですね、何をするかってことですけど、防災アドバイザー的なことをやりながら、その地区その地区での繋がりを作っていく必要がある。

実際に首都圏直下地震が起こって火災が起こりました、みたいな大混乱の中で、救助を待ってても来ないですよ。これ、現実的にそうなんですよ。そう考えるとすると、これは共助、私はあまり好きな言葉ではないですけれども、要は自助・共助ってことで、これはね、公助をずっと放棄してきたっていう国のやり方に対する怒りが、この共助って言葉に私を誤解をさせてしまうんですけれども。実際にもう広範にわたっての被害が広がっている場合には、なかなか細かく対応できないというときには、当然、近所で支え合うしかない。支え合うときにはやっぱり軸となる人間が必要。そのためにも、東京都として防災庁を作り、その中で人を育てていきながら、東京都内にその軸になるような人間たちを置いていく。町内会と結びつけて、いろんなことを共有していきながら、防災計画をしっかりと作っていくってことが必要ってことです。もうこれはいつ来るかわかりませんので、大急ぎでやらなきゃいけない事業だという風に思っています。

他、「障がい者のことは障がい者で決める東京」当然です。都の障がい者政策、そこの責任者に対して、これは障がい者に座っていただきます。当然です。当事者のことは当事者で決めていただくってことです。それだけじゃない。例えば他にもそういうような意思決定をしていくような機関っていうところにも、半数以上は当事者、障がい者の方を入れていくっていうことをやっていく。すいません。詳しくはまたホームページ見ていただいたりとかする方がいいと思います。

続いて、「保育所・特養の増設。介護・保育職の処遇大幅改善」これはもう絶対に必要で、どの候補者の方もおそらくおっしゃっていることかと思います。端的に言うと、待機児童、待機高齢者、なくしていくっていう話ですね。当たり前の話です。全産業平均100万円以上低いというような所得っていう部分を底上げしていくという、非常にスタンダードなお話ではございますけれども、非常に重要なことであるというような、東京都にとって必要な8つの緊急政策として、今、ご紹介をしました。

すいません、早口で。ゆっくり喋っても良かったのにね。生放送でもないのに、すいません。というようなことです。はい。これ以外にもございます、政策は。順次ホームページの方にアップしていくつもりです。というわけで、続いて、記者の方からご発言いただくような形にしていきますかね。

【質疑応答】

記者:
すいません、フリーランスのハタケヤマと申しますけれども、今にもなくなりそう、命が、命の灯火が消えてしまいそうな人がたくさんいる、そういう人を救いたいっていうことですけれども、このコロナの中での選挙っていうことで、選挙運動っていうのはかなり自粛しなきゃ、自粛というか、穏やかというか、静かというか、暗いというか、そういう選挙戦になると思うんですけれども、特に本当に命の危険が迫ってる方っていうのは、選挙があること自体を知らずに、救われないで、そのまま投票にも行かないっていうことも考えられると思うんですけれども、そこはどのように訴えていかれるお考えでしょうか。

山本太郎:
ありがとうございます。どのような選挙戦にしていくのかということがひとつ。もうひとつは当然、生活困窮されている方々はいるけれども、そういう方々に対して、今、選挙をやっていることだったりっていうことを伝えるのが難しい状況。これはコロナの前からそうですね。それだけじゃなくて、もうすでに家を失ってしまってるという人たちにはおそらく投票する用紙は届きませんね。そう考えると、どのようにその声を伝えていくのかっていう非常に重要だと思います。私が訴えたいのは何かというと、あなたが本当に困ったときにすぐに手を差し伸べてくれるような東京都であってほしくないか?と。もうそれに尽きると思います。

あなたが困ったときにすぐに差し伸べてくれる、手を差し伸べてくれる国であって欲しいし、都であって欲しいし、あなたの町であって欲しいよねって。これ、私がそうなんですよ。自分に自信がない。だから、もしも、先々自分がね、何も困らずに生きていけるとは思ってないんですよ。いつかは何かの助けを借りなきゃいけない時がくるだろうと。そう考えた時に、やはり私自身が「助けてくれ」と、誰かに言える社会であったり、その困ったっつった時には、すぐに手を差し伸べてくれるような行政であるってことを、今から作る必要があると。それを皆んなで作っていこうということをやはり伝えていく必要があるんだろうという風に思います。

一方で、このコロナ禍においての選挙戦というものを考えたときに、伝え方難しいな。というのは、これまで通りの選挙戦はなかなか出来づらいでしょう。おそらくね。ディスタンスとか。そういう状況にない方もここにいらっしゃいますけど、今。すいませんね。それ、でも、一回やってみないとわかんないですね。そういうことを経験したことがないので。私たちも。そう考えるならば、やはりやっていきながら、状況を見ながら、その現場で、ライブで、「もうちょっとすいません、間隔空けていただいていいですか?」と、「もうちょっと離れても声聞こえますから、大丈夫ですよ」とか。わからないですけどね。例えばそういったことやっていきながら街宣をしていき、で、他やれることですね。直接会わなくてもやっていけるってことを探しながら、積み上げていく以外は方法がないんではないかという風に思います。

記者:
これは1人1問ですか。

山本太郎:
いや、30問くらいしないんだったら大丈夫ですよ。2問で。

記者:
もうひとつがですね、これたぶん、他の記者の方も聞きたいと思うんですけれども、小池さんが選挙が始まる前からですね、現職ということで、圧倒的な勝利を収めるんじゃないかというですね、報道もされております。小池さんは、「自粛から自衛へ」ということを、この前おっしゃったわけですけれども、山本さんは「自粛から自衛へ」という、現職の掛け声に対して、山本さんがそのキャッチコピーを作るとしたらどんなセンスでつけますか? 

山本太郎:
困ったなあ。前もってくださいよ、そんな~。

記者:
考えてるでしょ。

山本太郎:
考えてるでしょっていうよりも、「自粛から自衛へ」っていう言葉ですけど、普通に聞き流しそうになりますけど、これも「自己責任でよろしく」ってことですから、「あなた、知事である必要ないね」ってことですね。うん。であるし、東京都に税金納めなくてもいいじゃないかって話にもなりかねませんね。だから、難しいなあ。うん。次のコロナ自粛がやってきたとしても、決して疲弊させないってことですね。すぐやれることを最大限やる。

ごめんなさいね、本当こういうキャッチコピーにするっていう、バックに電通とか付いてれば、こんなん作ってくれるのに。ねぇ。残念やわぁ。すいません。以上です。

記者:
はい、わかりました。

スタッフ:
じゃ、後の方。

記者:
フリーの記者のヨコタハジメですけども、今のお話をお聞きして、最大の争点が、国に物申さない小池都政、五輪優先でコロナ災害を認めない小池さんの姿勢が、政権追随の姿勢が一番最大の争点になるのかということと、あと五輪中止を掲げられましたが、同じようにカジノ関連予算も即座に無くすのかということと、あともう一点が、小池さん、カイロ大卒業の嘘という卒業証書が偽造じゃないかと。嘘八百の性格経歴じゃないかというのが、まさに小池都政、豊洲、築地移転が築地を生かすと言いながら全く実現していない、嘘八百の都政にも繋がってると思うんですが。その最大の争点とカジノ関連と、その小池さんのカイロ大はじめ虚言癖について、3点お伺いしたいんですが。

山本太郎:
ありがとうございます。最大の焦点は何かっつったら、国から金を引っ張れってことを、全国の知事と、全国の自治体のトップと繋がって、国民的な大運動にするってことですよ。自分たちの住民を守らせろと。今の国のやり方でしたら、国から交付金をちょびちょび出すわっていう程度の話ですよね。で、なかったらお前ら勝手に借金したらいいやないか。これ、借金することによって何が生まれるか? もちろん政府と、政府と言えば総務大臣とね、許可をもらいながらとかっていう団体が結構多いでしょうから、そういう団体もあるでしょうから、結局はこれで紐づけっていいますか、首輪を付け続けるってことですね。

だから、地方分権とか聞こえのいいことは言ってるけれども、財政的にちゃんと国が手当てをするという責任を果たさずに、借金をさせてその元利の償還金みたいなものを交付金によって裏付けするというか、そういうようなシステムである限りは、これは今、国がやろうとしてることは、より地方に対して支配を強めるということ以外の何物でもないってことですね。

なので、この私が知事になったとしたら、これは国から金を引っ張れ、国から金をよこせという運動を、全国のトップと繋がって本気でやっていく。それだけじゃなくて全国の住民の方々とも一緒にやっていく。これじゃ回せないだろうと、責任を果たせということをやっていくっていうのがひとつ。で、もうひとつは東京都オリジナルで大胆な財政支出をやっていくってこと。これセットです。

もうひとつ、オリンピックの反対という部分。反対じゃないです、中止です。反対なんて言いません。中止です。国会議員、たった1人だけ私、2013年にオリンピックに反対しました。その決議に反対した人間ですけれども、今はもう反対ではない、中止でしかない。それだけのことです。

加えまして、要は日本の金融資産を、海外の企業に差し上げるようなシステムになってるのはカジノですね。これに対してもこの8つの緊急政策には入っておりませんが、当然、なしです。はい。ありえません。やりません。はい。

で、もうひとつ、カイロ大学を主席で卒業なさったんですよね? すごいですね。今回の選挙、考えてみたら、東大卒が2人いて、カイロ大首席卒いやカイロ大卒業で首席が1人いて、中卒が1人いるっていう本当に混乱した選挙ですね、学歴的に見ても。はい。カイロ大の首席については、特に私はそうなんですか?って。虚偽だとするならば、それは問題があるでしょうけども、それはご自身で背負うべきことであって、次の選挙公報には何て書くのかなっていうことくらいですね。はい。

記者:
その小池さんの嘘八百と思われるその体質が、小池都政、築地移転問題にも表れているんじゃないかと思うんですが、その嘘から始まって、今の小池都政にも、嘘八百ばかりじゃないかという点についてはいかがでしょうか? 

山本太郎:
ええ、そうですね。だって最初の公約も、ね、「7つのゼロ」とかっていうのももうやれてないっていう意味でのゼロになったという話ですよね。ええ。なので、「東京大改革」って何の話なんですか?っていう話ですね。「(東京大改革)2.0」って何なんですか?って。だから、これまでやってきたような、やります、やりますっつってやらないっていうことの大改革ですよね。それのバージョン2を皆さんまたお望みになりますか?っていうような話だと思います。

記者:
築地移転について一言。

山本太郎:
本当にこの日本の文化を破壊してしまったんだなと思います。うん。この築地、この築地について復活できるかどうかっていうのはかなりハードルが高い問題だと思うんですけれども、やはり私自身が、一消費者として築地に足を運ぶというのはすごく楽しみであったってことですね。だからあのような空間というものを、やはり創造していくことが重要なんだろうと。今の豊洲という味気のない施設ではなく、あんな物流センターみたいな所ではなく、やはりああいった、なんだろうな、海外から観光客が来たとしても、そう、なんかJAPANっぽいね、ここ、みたいな話になるような所ですね。そういった意味でやはりそういった場所の復活っていうのは私は重要だという風に思います。

記者:
NHKのヨネヅと申します。よろしくお願いします。今回、代表の、山本代表の出馬の表明っていうのが小池都知事よりも遅い段階となりました。で、これまで最初にご紹介いただいた宇都宮けんじさんとの面会が5月25日が最後だったということで、それ以降、出馬するかどうかっていうところで、悩まれたか、代表自身が迷いがあったか、ということ。で、また、どのような決意でこの段になって小池都知事優勢とも言われている中で、どのような決意でこの都知事選に臨みたいか、ということをお願いします。

山本太郎:
待ってください。最後の部分ちょっと聞き逃した。違うことやってて。申し訳ない。

記者:
どのような決意で都知事選に臨みたいか、特にこの小池都知事優勢とも言われている、現職知事の優勢とも言われている選挙でどのような決意で臨みたいか、お願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。これまでの期間の中で、東京都の知事選挙に出馬することを迷ったかってことですね。その特に5月6月くらいからってことですか? 5月の末から6月、今日までの間に迷ったかってことですけど。

私たちがこの出馬をやめるということを決定するとするならば、これは財政政策っていうところに、やはりその根拠っていう部分がちゃんと目処が付かなかった場合は引くってことは決めてました。一番難しい部分じゃないですか、要は。国は通貨発行権があるからお金を造れます。それを造って、全国にちゃんと国が分配しないだけ。だから、皆んな困ってんの、っていうのが現在ですよね。

一方で地方は何かつったら、財布が決まってんですよ。通貨発行権ないから。この中で何をやっていけるかっていうことを考えたときに、やはり自分がやりたいことと、その財政とっていう部分のつり合いが取れなきゃ。それを上回るくらいの財源を、やはり示すことができなければ、別に単年度で使うことないんですから。使い切れなかったら使い切ることない。次の年にも回せるしってことですね。

でも、最大限これくらいできますっていうことをお示しした上で、足りない部分に分配していきますっていう、このロジックが完成しなければ、その裏がちゃんと取れなければ、これはもうやれないと思ってました。そこの確認に時間がかかっていたっていうのもあります。だから、なんとなくフワッと出ますなんて言えない。そこが一番重要だからってことですね。

小池さんがこれだけ独走してるのに、のこのこ出てくるのはどうしてですかっていう質問でしたっけ? 違うわ、ちょっと意訳してました、私、すみません。そうですね。小池さん、圧倒的に強いっていうのは、こちらも調査してます、事前に。3000サンプル使って。ま、他党でもやってるようですけど、2000サンプルっていう、ちょっとお金節約したんですかね。でも、こっちは最大限にやった方がいいんで、3000サンプルで取ってます。

かなり強いです。無茶苦茶強いです。ちょっとやそっとじゃっていう話です。だから、皆んな本気になってやらなきゃいけないってことです。はい。だから、だけど、圧倒的に強いからさ、そこには何もしないでも、なんてあり得ますか?ってことですよ。当然、勝つつもりでやりますよ。だって、最後までわかんないじゃない。だって、それ決めるの皆んななんだからってことですよ。

それをどこまで訴えをできるか? 実際に会える人は少ないかもしれない。1400万人、皆んなに会えるわけじゃない。けれども、それをいかに拡げてもらえるかってことを、この選挙戦の中でやっていくしかない。だから、ドブ板(選挙)なんてずっとやってきたことですから、何も真新しいことじゃないってことですね。なので、相手に不足ないじゃないですか、チャンピオンなんでしょ。チャレンジャーとして、最大限やりますよってことです。

記者:
よろしくお願いします。日刊ゲンダイのイマイズミです。2点伺います。1点目。最初のお話聞いてて、ちょっとまだはっきりしてなかったんですけど、実際、出馬する際は、れいわ新選組の公認で出るのかどうなのかっていうのが、まず1点目です。2点目、告示後の選挙戦についてなんですけども、現職の都知事は、一応、環境大臣、防衛大臣、東京都知事一期務めていると。行政経験があるっていうところがたぶん、山本代表との大きな違いになってきちゃうんだと思うんです。

それで具体的に、今、8つの緊急提言の中で、住まいは権利。その中でですね、空き家の有効活用っていうのを提案されてたと思うんです。実は小池都知事が就任早々、待機児童の問題で、空き家の活用っていうものを訴えて、予算もつけてたと思うんです。ただ、それから4年くらい経つんですが、目覚ましい経験、目覚ましいなんて言うんですかね、成果っていうものは、我々の見ている範囲では、たぶんないんだと思います。実際に行政を動かすっていうところで、経験がある方とない方での大きな違いっていうのが出てくると思うんですけども、代表ならではの、僕だったらこういう風に行政を動かす自信があるんだっていうことがあれば、教えてください。

山本太郎:
ありがとうございます。ま、行政を動かした経験が私にはないですよ。究極はやってみるしかわからない。けれども、その権限を与えられたってことですね。トップダウンでそれはやるんだと決めればやれるってことですよ。だって、選ばれたんだからってことです。はい。もちろん議会というところも、ひとつのハードルにはなり得るかもしれませんね。でもそのためにも、来年には選挙があるわけですよね? 都議会の。そういうところでやっぱりなんだろう、自分の方向性っていうところをしっかりと前に進められるような力をつけていくしかないと、そう思ってます。

その空き家のことに関しても、例えばどういう理由で進まなかったのかっていうところも研究していく必要があると思います。それに対して、じゃ、例えば元々、賃貸で、とかっていうところに対して話をつけていけば、これはお金で解決できる問題だと思うんですね。そうではないところでいくと、例えば地権者の問題だったりとか、いろんなことが含まれる可能性ありますけれども。それはちょっと詳細に見ていかなきゃわかりませんが、やるかやらないかってことは、トップの判断、そう思います。

で、いくらキャリアがあると言ったって、その中身によると思います。内容によると思います。どういうことをやられてきたのかってことですね。防衛大臣として。環境大臣として。これは小池さんだけではないですよね。どの方もそうだと思います。その立場に就いたからすごい人なんて言い出したら、今の内閣なんてどうなるんですかってことだと思いますね。適任じゃない方、いらっしゃるんじゃないですかってことです。

建前だったり見せかけの名前だけってことじゃなくて、実際にやるんだっていう信念ですね。私はやると言ったらやる、そういう性格ですから、今回も出る。そういう性格だから、自分で旗揚げもする。そういうことをやってきたという話です。だから突破力。ま、それが本当に知事になれたとするならば、それはやらせていただくしかない。なぜなら皆さんと約束したことだから、っていうことですね。

記者:
ごめんなさい、更問(さらとい)みたいになるんですけど、今の現職都知事も、いわゆる都民が選んだっていうことを、まあ、要は金科玉条みたいなことを、裏では言ってるような節があるんですね。で、それはまさにそうなんだと思うし、都民が選んだから、私には責任がないっていうような言い方にも聞こえる時もあるし。都民が白紙委任状を出したというような言い方にも聞こえることもある。都民が選んだから、何でもやっていいのかっていうような問題もあると思うんですけども、今の代表の、ま、こうやってお聞きすると、都民に選ばれたら、トップダウンでっていうような手法っていうものにも、ちょっと危うさも感じるっていうところもあるんですが、そこを現職との違いっていうのもまた教えてください。

山本太郎:
ありがとうございます。重要なご指摘だと思います。私が言ったのは、選挙の時に都民と約束したことだから、それは成し遂げなければならない。その権限を知事として負うわけですね。ならば、それはトップダウンでやっていく。そこに抵抗勢力があったとしても。だって、そういう約束をして、私がその座についたんだから、当然、やるのは当たり前でしょっていうことですね。だから、選ばれたけど大したこと何もやってなくて、そのことについて責められて、だって選んだの都民じゃない?なんてことは、そんなこと言うくらいだったら普通の生活に戻りたい。ね、本当に。何のため政治家になったのかということですね。それを考えたら、やはり都民との約束があった上で選ばれたというならば、当然、それを実行していくっていうことに集中するっていうのは当たり前のことだと思います。なので、あの、ちょっと私の伝え方が拙かったりしたのでちょっと誤解があったかもしれませんけれども。トップダウンでやるっていう、その力強さは何かって言ったら、当然、選挙で約束したことは必ず実現させるということをやるためにはそうやっていくしかないですよねっていうお話でした。すみません。

記者:
結局、れいわの公認なんですか? どういう形なんですか?

山本太郎:
大事なことですね。すみません、れいわの公認ということになります。で、前回ですね、総会を開きました。私たちれいわ新選組の中でですね。その時には出るか出ないかというその最終決定。要は出ることについてどう思うかという意見をいろいろ集約したということが前回で、最終的な決定は私に任せてもらえませんかってことでOKがもらえた。で、前回の総会はそこまでです。なので今日は、私は出るってことを皆さんにお伝えすることになった。もうひとつ作業として必要なのは、総会、これは持ち回りになると思うんですけれども、公認で良いかと。はい。この中で多くの人たちが反対したら私、無所属になっちゃったりしてね。ま、大丈夫だと思いますけれども。

記者:
大丈夫ですか?

山本太郎:
大丈夫ですか?とかっつって。はい。

記者:
朝日新聞のコイズミです。よろしくお願いします。先ほどもおっしゃってましたけども、総理大臣が夢とおっしゃってましたけれども、それについてはお変わりがないのかということと、その上で確認なんですけれども、仮に当選された場合、都知事は4年間お勤めになるのかどうかっていうのを確認させてください。もう一点なんですけども、財政について。先ほどおっしゃっていたように、地方自治体というのは通貨発行権がない。その上で20兆円までだったら起債ができるというお話でしたけれども、その20兆円のうちの15兆円というのはもう、コロナの備えで使ってしまうという理解でいいんでしょうか?

山本太郎:
ありがとうございます。えっと、ごめんなさい。15兆円コロナに使うっていうのと、もう1個前何でしたっけ。すいません。

記者:
仮に都知事になられた場合は4年間任期を全うされるということで確認させてください。

山本太郎:
ありがとうございます。都知事の座をいただいて、次の衆議院選挙に出るために辞めます、なんて本当にもう酷い話でしょ? そんなの。しませんよ、そんなこと、はい。当然です。4年間しっかりと務めて、この困窮状態に陥った人々をちゃんと底上げするということですね。次の東京に向かってしっかりと4年間仕事をした上で、その先を考えるってことになっていくんだと思います。

で、もうひとつですね、15兆円。先ほど言いました、私たちは今回、総額15兆円という金額をもとに皆さんの生活を底上げしていきますというプランになっていますって話をしましたけれども。その15兆円を全部コロナ対策に使っちゃうのか?って話ですけど、違います。はい。もちろん、先ほど言いました。第2波、第3波が来たときには、間違いなく補償なき自粛が繰り返されると。そのときにタマとして、皆さんに一律で10万円ずつ配れるお金と、事業者に100万円、100万円ずつ配れるっていうような5兆円程度のお金は別でプールしておく。で、今、目の前に必要なものと、その他に必要なことにも使っていくってことですね、はい。でも一般予算もありますから。なので、これは単年で使い切るなんてことはあり得ないってことですね。複数年にまたがるんだろうと、そのように思います。

記者:
フリーランスのタナカです。これすごい初歩的な質問なんですが。皆、世論はやきもきしてるんですが、緊縮と反緊縮財政はともかくとして、宇都宮さんと山本太郎さんで票を食い合うんじゃないか?という。で、結果的に小池さんを利するんじゃないか?っていう声が結構多いんですが、それはどうお考えですか? 

山本太郎:
ありがとうございます。私の考えとしては、私の存在は何か?っていうと小池さんの票を削れる存在だと思ってます。はい。「あっ見たことある」って人たちも小池さんに入れてますから。そういう意味で、そこをアピールしていく、そういう、そういった方々に対してもアピールしていくっていうことは、非常に重要であろうと。逆に言えば私は小池さんの票を削れる1人の候補者でもあると。他にもいらっしゃるかもしれません。でも私もその1人であろうとそう思います。

で、あと、もう選挙自体どうでもいいと思ってる人たちに対して、そこに対してリーチできるのも私だという風に自負してます。これはうぬぼれだって言われるかもしれませんけれども、そこはあると思ってます。あるとするならば、私の元々の支持をしてくれてる方々が、なんだろうな、感情的に、人情的に宇都宮さんを応援したいんだっていう人が出てくることはあるかと思います。でもその場合には、そこは悩まないでいいと思います。だって、誰に投票するか、誰を応援するかは個人が決めることですから。うん。だから、私が狙っていくのは、小池さんの票を削りにいくことと、そして選挙自体にもうすでに興味がない、投票の度に捨てているっていう人たちに対して、力を貸してくれっていう、そこを拡げていくっていう考えです。

記者:
だったら僕も考え、私と私の仲間も考えてたんですが。だったら、山本代表が宇都宮さんの応援に回ると、そこら辺の票も取れるし、太郎さん自体も男をあげれるし、それは次の選挙にも結びつくし、と考えてたんですが、それはどうですか? 

山本太郎:
ありがとうございます。ちょっとそこの部分っていうのは、応援神話的なものあると思いますね、ええ。誰が応援に入ったからってそんな大きく票が動く話じゃないんだよってことです。やっぱり覚悟を決めて立候補したっていうところの、その人を見て皆んな最終的には入れるわけですね。もちろんその組織票とかで決まっているようなところに、小泉進次郎さんとかが来たらそれは皆んな喜ぶわーという話もありますけど、でもそこはもう行き先もすでに決まってますから。そういう話です。

なので、その候補者としてではなく、誰かを応援してその人の得票を上げていくっていうのは、そこまで大きな結果には繋がらないと。私は6年間、自分の経験則としてある話ですね。これは間違ってるとか、間違ってないじゃなくて、これはあくまでも私の経験則としてってことです。

記者:
わかりました。今回、いろいろきついこと言わせてもらってすいませんでした。

山本太郎:
なんで、言わないと仕事にならないじゃないですか。何言ってるんですか。仕事じゃないですか。

記者:
すいません。毎日新聞のハマナカです。一点、野党の公認でもう模索されていて、5%でという旗を掲げられるかを模索されたと思うんですけども、今回それを諦めて出馬を決められたということなのか? で、今後、野党共闘をさらに模索していく考えはないのか?ということを教えていただけますか。

山本太郎:
ありがとうございます。野党共闘っていうことの意味は何かって考えると、東京都政のためにという部分もあるでしょうけれども、この先の国政をどうしていくかということで、野党共闘ということの意味合いもあると思います。で、そういう中で、やりとりがされた中で、消費税5%というものは確認されなかった。で、実現しなかったということですから、それを考えると、もう、これだけの、コロナの前からの人々の経済的緊急事態と、そしてコロナ災害で、それがより強まった状況の中でも、消費税5%ということを決断できないということは、これはもう私たちにとってみたら、この先5%というところでのやりとりを続けるっていうのは、確かかどうかわかりません。もう今後は自分たちでやっていくという決断をする可能性もあります。はい。

記者:
まだその決断をされたというわけではないということですか。

山本太郎:
えっと、もうそこはいいです。そこはいいっていうのは何かあったら、もう今、都知事選だから、この先の野党共闘をどうしていくのかっていうのはもう最初から線引きしてます。参議院選挙終わった後から、消費税5%、これが共通の政策。それが出てくれと言われた都知事選においても、5%というところを投票で、選挙のスタートまでに約束ができないという状況なんだったら、その話をいつまでも続けるっていうような時間はないです。なので、今はもう都知事選に集中ですね。でもひとつ言えることは先ほども言いましたけれども、これだけ困窮した人々がこの日本国内にたくさんいる状態の中で、消費税5%をも決断できないというのは、政治的な判断としてかなり厳しいんじゃないかなと思いますね。とてもじゃないけど任せられないんじゃないかって、はい。

記者:
共同通信のイケダと申します。仮の話で恐縮なんですけども、仮に知事になられた場合には、国政政党れいわ新選組の代表として政党への関わり方というのはどういう風にお考えなんでしょうか。

山本太郎:
ありがとうございます。特に無理のある話ではないと思います。国政政党のトップだけれども、地方首長の、地方のトップを務めてらっしゃる方もいらっしゃいますんで、それを考えればそんなに無理のある話ではないだろうという風に思っています。国会内には国会内としてのリーダーというものを決める必要があるでしょうけれども、そのまま継続をしていくということになると思います。

記者:
週刊朝日のニシオカです。先ほど消費税減税5%受けられなかったから、都知事選の出馬を決めたということですが、すいません。野党で受けられなかったという話だったんですけど、消費税5%にすることを野党で受けられなかったっていう話なんですけど、実際見てみると共産党も国民民主党も5%には、その、反対してませんので、ということは立憲民主党が反対したということでよろしいですか。

山本太郎:
わざわざ私に聞かないでください。揉めるじゃないですか、またぁ。また嫌われるじゃないですか、そんなん言ったら。はい。

記者:
はい、わかりました。国民民主党は今回、自主投票ということなんですが、国民民主党の玉木さんとお考え近いと思いますし、あと馬渕さんとか小沢さんとか、親しい議員も山本さんいらっしゃると思うんですけど、応援を頼んだり選挙協力する予定とかってございますか?

山本太郎:
そうですね。でも、今、野党についてのやりとりみたいなところで私もいろいろお話してますので、その一方で力貸してくれっていうのもね、何かおかしな話ですよ、はっきり言ってね。そう考えたとしたならば、やはりこれはもう、れいわ新選組としてコツコツやっていくってことを選ぶと。もちろんその、ご協力いただけるみたいなことがお話としていただければ、それを断ることはしません。ありがたく受け取り、それをお受けしたいという風に思いますけれども、こちらからどうかお願いしますっていうことを言っていくのは、少し図々しいような気もします。でもそういう図々しい気持ちを永田町で持ち続けなきゃ政権なんて取れないんですかね?  ここ頼むとこですかね? その話は置いといて、でもこのような状況の中でやってますので、まずは私たち自分たちでやっていく。当然、お力を貸していただけるときには喜んでという姿勢でやっていきたいと思います。

記者:
TBSラジオのサワダと申します。よろしくお願いします。小池都政4年間をまず総括していただいて、山本さんがどうお考えかっていうことと、問題がある点があるとすると、どういったところが問題だったという風にお考えなのかお聞かせください。

山本太郎:
ありがとうございます。東京都は元々財政が潤沢ですから、そういった意味で資金の配分みたいなものは、そうだな、まあ緊縮ではない状態はあったと思います。でも一方でやはりこの一番重要な局面、やっぱりその危機、その危機的な状況にどう振る舞うかということが一番重要だと思ってるんですね。何もない平時に資金が潤沢であるならば、それは何も問題なく進むと思います。でもその一方で、やはりコロナのような危機的状況に陥ったときに、どう振る舞ってどのように指揮をとるかということで、かなり、なんだろうな、見ていて納得がいかないところがあったってことですね。それが私が先ほどお話したような、例えばですけれども、コロナウイルスというものの存在を、これを災害指定にしてしまうということをなぜやらなかったか、というか求めなかったかってことですね。

私たちも、もしも私が知事になった場合には、国は、これは、これ国と争う、最終的に争うことになるかもしれませんけれども、もうコロナウイルスは災害であると、東京都で指定しようと思っています。はい。そうすることによって何が生まれるか?ってことなんですけれども、これは地方財政法の5条ですかね、5条の中にその地方債、その記載するような、記載する内容について、どういうものに使えるかっていうことの部分があるんですけれども、要はほぼハードなんですよ。ハード面でしか使えないっていう元々のものがあります。そこに対して、やはり東京都としてはこれは災害であるということを指定し、これをソフト事業にも使えるようにしていくというような、国から言えば「おい、ちょっとそれ違うだろう」っていうような話になるとは思うんですけど。逆にそれは、なんだろうな、大きな問題にするにはちょうどいいことだと思ってます。国が金を出さないから私たちが自分たちで金を使うんだと。それに対しては、このコロナ災害で苦しめられた方々の底上げをするために使う。文句あるんだったら国が金を出せばいいだろうと。というような、大きな問題にしていく必要があると思ってます。

記者:
基本的にはコロナ対応にかなり不満があって、今回、出馬を決めたって最後のひと押しって感じですか。

山本太郎:
いや、もちろんありますよ。大好きな築地っていう部分を、何か両方生かすって言って、結局、なんだよっていう話もありますし。それ以外にも殺処分ゼロっつってたのに全然ゼロじゃないじゃないかよとか、2階建て電車楽しみにしてたのによ、みたいな話もありますよ、当然。

満員電車、ね。夜の街クラスターとか言って、お前一番のクラスターは満員電車だよって話ですよね。それに対してあの人がちゃんと4年間仕事してれば、なんだろうな、もうちょっとクラスター対策っていうものも変わったものになってたかもしれないってことですね。あまりにもこの夜の街っていう、あまりにもなんだろうな、周りから叩きやすい、ですね、逆に言えばその夜の街にいる方々からすれば、それに抗いづらいっていうような、ある意味でちょっと弱い立場にある人たちに、このコロナの発生源ってことを押し付けすぎてる。だったら全部の職種検査しろよって話ですよ。そう考えた上でもやはり、一番クラスターがどうしたってね、言い続けてきた人なんですから。だとするならば満員電車に対して、ここを解決するっていうことをやっぱりやる必要があった。とにかく時差であったりとか、これを休みにしていくとかっていうようなことを数々やるためには、当然、それ、東京都の財政だけじゃ難しいですから。

要は人を往来させないでくれっていうことをするためには、やっぱりそれなりの補償が必要なわけだから、それには東京都の財政だけでは厳しいので、国に対して、本当にコロナっていう部分を感染拡大させないためには、国が金出せと。災害指定しろと。一番肝の部分ですよ、これ。どうしてそれを本当にやらな、本気でやらなかったか。あれだけ連日テレビに、毎日毎日生放送出てたんですよ。テレビ出てるっていうだけで、小池さんの支持率無茶苦茶高いじゃないですか。圧勝って言われてるじゃないですか。洗脳装置なんですよ。そう考えるとするならば、本当に東京都にとって、日本全国にとって必要なことは、人々に対して補償がちゃんとなされるようにするための災害指定であったり、国からの交付金、桁違い。1兆2兆って何の話だって話ですよ。ゼロ1個2個足らんのんちゃうか?っていう話なんですよ。そういう部分にはやっぱり、なんだろうな、本当のリーダーとして、今、この国にとって東京にとって必要なものは何なのかっていうことを引いて見るっていうような能力を持ってて欲しかったと。

何かと申しますと、私が総理目指してるって言いながら東京都知事(選挙に)出るのは、東京が、これ、なんだろうな、大変なことになってしまうと全国に影響するってことですね。これ人口で約1割でしょ。で、GDPにしたら東京は約2割なんですよってことです。東京に大きな影響が生まれるってことは、当然、それは全国に影響生まれますよって。だから、全国に対してこの困窮が拡がらないようにするためには、ブレーキかける必要があるってことなんですよ。ってことは東京のリーダーが先頭に立って、それを旗振る必要があるってことですね。

記者:
ありがとうございます。

山本太郎:
ありがとうございます。

司会:
すいません、お時間なんで、最後の1問にしようかと思うんですけども、じゃあ、まだ当たってない方。奥の方、まだでしたっけ? まだでしたっけ? はい、じゃあ。

記者:
すいません、毎日放送ミサワと申します。よろしくお願いします。先ほど国民民主党の話が出ましたけれども、出馬の決断をするまでに政界の先輩である小沢一郎さんであるとか、消費税減税研究会やられてる馬渕澄夫さんですとか、ご相談をされて、何かこう背中を押してくれるようなエピソードとかありましたら、ご紹介いただけたら幸いでございます。

山本太郎:
ありがとうございます。小沢さんに関しては、やはり野党統一っていうことをずっと言い続けてきた方ですから、その大切さっていうのは、私は短い期間ですけれども、ずっと一緒にいさせていただいて、やはり固まりになるということの重要性っていうのは、痛いほど自分では理解しているつもりです。ただ、ひとつ、そこに政策、私で言うところの消費税減税とか、わかりやすいものを乗っけないと、固まりになっただけでは難しいだろうというところは、少し違いがあるんですけれども、基本としては全くのおっしゃる通りだろうという風に思います。

で、小沢さんからおっしゃっていただいたことは、東京を、東京というところの知事になるというのはすごく大きな仕事だと。それは、当然、国政でこの先、変わっていくっていうことの、なんだろう、力にもなっていくってことは、ずいぶん前に言っていただいたことがあります。ここ最近の話ではないです。なので、ここ最近の私の動向であったり決定ってものに対して小沢さんが関わったという事実はないです。

で、馬渕さんですけれども、なかなか私が出るって言わなかったもんですから、馬淵さんの所にも記者が行っちゃって。で、「山本さん、どうすんの?」っつって、LINEとかで連絡をくださって。「すいません。まだ決めてないんです」みたいな話で。「ほんまに?」っていうようなやり取りはあったんですけど。決まったらまたお知らせしますっていうことはお伝えしてました。はい。

記者:
あともう一点ですが、都知事選大変お金がかかります。(クラウド)ファンディング等々ですね、参院選並みに本当にできるのか、そこら辺の見通しっていうのはどうですか? 

山本太郎:
代わりに言っていただいてありがとうございます。これ、もう多くの人たちが本当に生活厳しくなっている中で、お金をくださいって言いづらいことなんですけど、やはり私たち選挙をやっていく上で、ご寄附をベースにやっていく、やっていかなければならないっていうところはあります。で、ここに対してクラウドファンディングっていう形ではなくて、これまでやってきたような、もうすでにある寄附口座を使いながら皆さんにお力を貸してくださいということをやっていきます。ただ、一般的な政党で行われる都知事選というのは3億円程度くらいが、なんかそれくらいの規模だと。いくらくらいかかるかっつったら3億円程度じゃねえか、みたいな話っていうのはよく聞く話なんですけど。

今回、私たちの選挙を3億円でやれるとは思ってません。なので、1億円に届くかどうかもわからない。要は、これまで通り私たちは、なんだろう、皆さんにご協力いただいた上で、どれくらいの規模の選挙をやっていけるか、ということでしかないので。どれくらい集まるかってことが先、これくらいは欲しいっていう前提を置けないです、今回。はい。皆さん大変なのはわかってるので。逆に言えば、お力添えいただいた中でやりきるということですね。はい。

記者:
わかりました。ありがとうございます。

山本太郎:
ありがとうございます。大丈夫? あれ、あれせなあかんよな、これ。手短に。

司会:
手短に。

山本太郎:
ありがとうございます。

記者:
時事通信ミズタニです。先ほど野党共闘について、あのですね、今後ちょっと自分たちでやっていく決断をする可能性があると、代表おっしゃいましたけども、自分たちの主張とか政策を実現するためには、そういう選択肢もあるかと思うんですが、そういう結論を取ることはですね、いわゆる小池都政を利する、あるいは政権を利すると。いわゆる小池都政に代わる、政権に代わる、安倍政権に代わるという部分で、最終的に相手方を利することになってしまうと。そういう批判も他の野党とか、他のいわゆる、場合によっては宇都宮さん陣営とか、そういう批判の声は出るかと思います。そういう批判に対しては、やっぱ代表としてはどのようにご説明されますか? 

山本太郎:
ありがとうございます。まあ、批判はあるでしょう、当然。いろんなご意見あるわけですから。でもやはり、この局面において、消費税を5%にも決断できないというのは、私ははっきり言って致命的だと思いますよ。見えてんのか、世の中?ってことですね。見えてんのか、人々が?ってことです。もちろんそれ以外の施策も数々必要です。けれども、やはり買い物をする度にかかる、生きるために必ず必要になる罰金を、引き下げるということさえも今、できないのか、ということは、かなり私はネックになります。

なので、そこら辺っていうのは、最終的にどうなっていくかっていったら、やっぱり世論形成であったりとか、皆さんの声っていうものが背中を押していくことになるんじゃないか、そこに対してですね。消費税はやっぱり引き下げていくってことを、野党として決意していく方がいいんじゃないかっていうような空気感といいますか、そういうような声が高まっていくってことが重要なのかなと思います。そこに対して、私が今更それを変えるってことは無理です。だって必要だと思ってるから。ほんと廃止した方がいいんだもん。それが野党共闘っていうことで5%っていう風な話で、こちらは提案しているわけですから。それに対してどうのこうのはないですよ。はい。だって、元々、去年から言い続けていることです。

記者:
最後1個だけ。都議選には立てますか? 

山本太郎:
私がですか?(笑) 仲間をですか? 今回の? 補選? 

記者:
補選はさすがに、、、来年の。

山本太郎:
来年ですか? まあ、それは今、こういう決断してますからね、当然、そういう方向性になって行くでしょうね。まあ、それを考えたら、それはれいわって名前でやったら、やられたら面倒くさいなって話はありますわね。はい。ありがとうございます。

司会:
すいません。お時間ですね、これで会見は終了とさせていただきたいと思います。

山本太郎:
すいません。で、このままですね、ネットでご覧いただいてる方ですね、特に私たちのメインカメラの方から見ていただいている方に、少しインフォメーションさせてください。もう時間がございませんので、これからの選挙をどうやっていくかということの、少し皆さまにお力を借りたいことです。

東京限定でアクションを行います。何か? 東京限定「山本太郎を隠すアクション!」。つまり何かと申しますと、今、東京都内に山本太郎の顔の入ったポスターが貼られています。で、このポスターを選挙が始まるまでに隠さなければなりません。はい。隠さなければなりません。別のポスターを貼らなきゃいけないというこのアクションに、ぜひお力を貸していただきたいということです。ちゃんとした文章でご説明します。

選挙期間中、6月18日から7月5日、東京では公営掲示板、選挙ポスターが貼られるところのポスター以外は、私の写真が入ったポスター、名前が入ったものとかは貼ることができないってことなんですね。それに伴って、今、東京都に貼ってある山本の名前、もしくは写真入りポスターの上に、新しいポスター。れいわ新選組のロゴマークであるならばOKなんです。山本太郎という個人名が入ったポスターは隠さなきゃなんないってことなんですね。それを、れいわ新選組のロゴマーク、「消費税は廃止」と書かれたポスターに貼り替えていくっていう作業をする必要があるんです。ここに人手が必要です。ぜひお力を貸してくださる方、6月18日、6月18日の午後5時までにこれ貼っていただきたいんです。

これまでポスターを貼ってきたっていう方、いらっしゃると思うんですね。1枚くらいどっかに頼んで貼ったという方もいらっしゃると思うんですけど、そういう方にもぜひ貼っていただきたい。いやいや、だって今回お前が出るんだったら、そこまで協力できないよって、なんかね、思われている方もいらっしゃるかもしれないです。宇都宮さん陣営行ったんで、もう無理だって方いらっしゃるかもしれない。そういう方は、じゃあ、それ無理だっていう旨を伝えていただきたいんですよ。上から貼る新ポスター、ごめんなさい、伝えていただけましたら、こちらが別に人をその場所に行っていただいて、貼ってもらうってことですね。

上から貼る新ポスター、こちらです。ウェブサイトのフォームからお申し込みいただいて、迅速に発送させていただきます。6月18日木曜17時までに上から新ポスターを貼る必要があります。それが可能な方、東京赤坂見附の、そうですね、これ送るって作業もするんですけども。直接、あぁ、送って間に合わへんのか、これ? 直接取りに来てくださる方も募集してますってことですね。

ごめんなさい。赤坂見附のれいわ新選組の党本部までお越しいただいても結構です。もう今日から、朝の10時から夜8時まで。平日土日も開いて、ポスターをこの山本太郎を隠すポスターをお持ち帰りいただけるようになっております。時間がない中で申し訳ないんですけれども。

時間がなくて、それ無理だって方はですね、無理だという意思と、そしてポスター貼ってある場所を教えていただければ、こちらで何とかいたしますので。よろしくお願いいたします。ということですね。詳しくはホームページ、ご覧ください。もう立ち上がってますよね。何で検索すればいい? 太郎東京? あ、れいわ新選組のホームページから、東京用に作られたホームページに飛べるようになっております。

他にですね、ボランティアを募集しております。外での活動、事務所での活動、そしてあなたのお家での活動ということもできるようになっております。なかでも特に人材が欲しいというところはですね、証紙を貼る、要は選挙中に配るビラですね。そのビラ、シールが貼ってないと配られないものもあるんです。なので、その証紙貼りであったりとか、非常に単純作業ですが。他にも電話かけ。これも非常に重要になってきます。その他ですね、全国各地でもできるような公選ハガキ。要は、東京都にお友達いませんかってことですね。東京の選挙か残念だなってことじゃなくて、あなたのお知り合い、周りに声をかけていただいて、東京にお友達がいませんか?という活動になっていくと思います。そして、文字起こし。今日、山本がいろいろ喋って、早口で聞き取りづらかったとかね。そういうことの中でも文字起こしをしていただいて、読み物としても読んでいただけるようなお手伝いをしていただける方。今一番欲しい人材は証紙貼り、電話かけ、そして公選ハガキ、そして文字起こし、っていうところにお力を貸してくださる方もぜひよろしくお願いいたします。

そして、これ、先ほど毎日(放送)の方が言ってくださいました。ご寄附でございます。一般的な政党では3億円くらいかかるといわれている知事選挙なんですけども、東京の。私たちは、それくらいの金額で今回をやることは難しいであろうと思っています。なので、ほんとに無理のない範囲でお力を貸していただければと、そのように思います。逆に今回は目標額を設定しません。設定額、目標額を設定せずに集まった額の範囲内でやっていこうと。もちろん途中経過、どれくらい集まっているかということのインフォメーションは、また改めてさせていただきたいと、そのように思います。なので、ご無理のない範囲でのあなたのお力添え、よろしくお願いいたします。そういうことですかね。れいわ新選組、れいわ新選組に対してのご寄附ということになります。以上ですか? ご寄附いただける・・・大丈夫ですか? 皆さんこれ。皆さん聞いても全然何も面白くないですよね。大丈夫ですか? 記者の方。聞いてなくてもいいんですよ。これ。・・・はい。

ご寄附いただける皆さまに注意事項でございます。もしもご寄附いただいたとしても、無効になってしまう、無効になってしまう恐れがある。どんな場合か? はい。政治資金規正法によって政党への寄附は、他人名義又は匿名による寄附、原則としてできません。つまり、ご寄附の際に、本名が必要です。これまで、本名がない形、そのような形でご寄附いただいて無効になったものがあります。

例えば、名前がないとか、オヤクダテクダサイとか、レイワシンセングミとか、ニックネーム、芸名などでお申し込みいただいた方、これ無効になってしまいます。無効になったものはどこに行くのか。国庫に行くんです。国庫に行くんです。もったいないですよね。なので、必ず、いろんな記入する部分をですね、お名前の部分にメッセージ、ニックネームなどを書いた場合は取り上げられてしまいます。匿名、素性のわからない方からの寄附、受け取ることができません。このようなご寄附をお受けすることができずに、国に取り上げられてしまいますので、あなたの本名でご記入ください。ホームページからも受け付けております。

他にも無効になる寄附があるって。はい。例えばですけども、寄附封筒でいただける場合には、必要事項の入力、これに記入漏れがあった場合、これもまずい話になります。国籍、これ必要です。日本人にしか寄附できませんので。住所、職業などが未記入、文字が不鮮明、これ非常に困ります。下手したらこれ無効になります。はい。事前のお申し込み無しでの銀行口座への直接お振り込み。これね、もう口座知ってるから直接振り込んだれっていうのはちょっと困るんです。これはいただける前にですね。必ず、れいわ新選組ホームページから振り込む意思というものをしっかりと、ホームページで記入していただいて、それからお振込みをしていただかなければならない。もう、しゃべりすぎてね、口の筋肉おかしくなってます。はい。ということです。

はい、以上です。すいません。駆け足でしたけれども、そういうことでした。というわけです。すいません。今日はお忙しい中、来ていただきましてありがとうございました。しっかりと17日間、熱い熱い戦いにして参りたいと思います。

そしてですね、もし支援者の中に、そうは言ったとしても、一本化した方がいいじゃないかという方、まだいらっしゃるかもしれません。諦めてください。それぞれの戦いです。そして宇都宮さんに対して、「山本で一本化しろ」って言う、これはあまりにも失礼です。なので、絶対におやめください。私がここで言ったことによって、それは行われないと思います。けれども、支持者を騙(かた)ってそういうことをする人がいるかもしれません。なので、お気を付けください。少なくとも、れいわ新選組もしくは山本太郎を応援してくださっている方々は、宇都宮さん、宇都宮陣営に対して一本化を求めるようなことは決して言わないでください。はい。うちもそれはないですし、で、宇都宮さんのところもないです。それぞれの戦いをやっていく、そういうことになりました。よろしくお願いします。終わります。


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