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【街宣文字起こし 全文】山本太郎(れいわ新選組公認) 東京都知事候補 2020年7月4日 新宿駅南口 【最終街宣】
山本太郎:
れいわ新選組代表の山本太郎です。よろしくお願い致します。皆さん、密です。すいません。私から見て左側、皆さんから見て右側の方々、もう一歩左にゆっくりずれれますか? まだ、まだ全体じゃなくて、ごめんなさい。一番こちら側。ステージ向かって、えーステージこうやから、私を見て右側にいらっしゃる方々、端っこのほうの方々からもうちょっと一歩ずつ右側にずれていただけます? 一番自分が端っこにいるなぁと思われる方々、もう一歩二歩、もう一歩二歩右側。要は新宿東南口側に開いていただけますか? 順番にこういう風に開いていきましょうか。ちょっと集まり過ぎてますね。すいません。ありがとうございます。ご迷惑おかけ致しております。いいですか? 向こう側を見てください。ステージを向かって右側にいらっしゃる方々は、右側の方を見て皆んなが動いてるってことを確認したら、自分が一歩二歩横に広がっていただきたいんです。順番にこういう風にそちら側に広げていきますから。すいません。いいですか? もうちょっと広がってください。すいません。ゆっくりとお願い致します。ゆっくりと。はい。ありがとうございます。ゆっくりと広がってください。ゆっくりとです。隣の人が動いたなという状況を確認しながら、広がっていっていただきたいんです。順番に、順番に。ちょっとそこら辺も多いですね、人が。もうちょっと広がってください。すいません。「密でございます」「ソーシャルディスタンス街宣でございます」ので。すいません。広がっていただきたいんです。すいません。誘導できるスタッフ、ボランティアの方々がそう数が多くありません、今、ここには。いいですか? 近くで見ても遠くで見ても変わりません。音はよく聞こえてると思います。順番に広がっていただきたいと思います。いいですか?
ありがとうございます。マイクを握っているのは山本太郎でございます。いいですか? もっと広がってください。それじゃあソーシャルディスタンスとは申しません、ありがとうございます。すいません。ありがとうございます。広がってください。広がってください。両手を広げるっていうことでしょ? はい、理想形これです。こういう状態を確保していただきたいと思います。それくらいの広さがここでは確保できると思って、南口を最終演説の場所に選びました。広がっていただきたい。すいません。始められないので、いいですか? いいですよ。ごめんなさいね。これ仕切らなきゃダメなんですよ、こうやって。もうちょっといけます? もうちょっと。すいません。もう思い切ってやっていただかないとこれ、もうマイク切る時間になっちゃうんですよ。すいません。はい。中心から見なくても横顔でも楽しんでください。ありがとうございます。よろしいでしょうか? こちらにいらっしゃる方大変ですもんね。もうちょっと、じゃあ皆さんずれていただけます? 横を見ながら移動してください。横を見ながら、向こう側の人の動きを見ながら、移動していただくということです。ありがとうございます。マスコミの皆さんも密ですね、これ。撮っても流さないんだったら、向こう側から撮られたらいかがでしょうか? (笑)テレビが映してますけど、ほとんど流さないんだったらYouTubeの映像とか使っていただいて結構ですよ。ありがとうございます。すいません。もうちょっと広がってくださいね。こちらの方もこちらに広がりを見せますので。ありがとうございます。ステージ向かって右側の方々がもうちょっと移動していただかないと、これ進められないんです。すいません。ありがとうございます。
都知事選始まっております。というよりも、気づけば今日が最終日だった。そういう話でございます。毎日マイクを握る度にこれが最後だ、これが最後だと思いながらしゃべっていました。そういう状況で本当に迎えた最後のマイク。そういう状況でございます。もうちょっと広がっていただかないと、こちらの密の状態の方々が広がりを見せられないので、申し訳ない。すいません。中止になりますよ。すいません。申し訳ない。こういう状況なので、ご理解いただけると助かります。で、皆さん、申し訳ないんですけど大声は控えていただくと。すいません。マスクしてもらっていいですか? すいませんね。
ありがとうございます。すいません。大きな声で。はい。あのすいません、楽しみ過ぎ、そこ。楽しみ過ぎです。はい。ありがとうございます。大丈夫ですかね。もうちょっと広がっていただいて、で、隣を見ながらこちらの方にもご移動いただきますけど、もうちょっと待ってくださいね、こちらの方。こちら側がこちら側に移動しないと皆さん動けないですもんね。すいません。あの私、ステージを向かって左側が混み合っている状態です。右側の皆さんが動いていただかないことには、左側の方々が動けません。それで始められない状態です。ありがとうございます。あ、猪木さんですか? ありがとうございます。「アントニオ猪木酒場」の方ですね。ありがとうございます。ハイボールが10円? すごいですね。このデフレ、デフレの影響がここまで来てるっていうことですよ、ね。ありがとうございます。
すいません。ありがとうございます、ご協力。広がっていただけるだけ広がっていただければ、また後ほどこっちのほうに行ったりとかしながら、動いたりとかしますのでね。そのためのこのステージの長さを作ってるんですね。すいません。ありがとうございます。ちなみになんですけれども、こちらちょっと調整するのに時間がかかりそうなので、この横断歩道近くにいらっしゃる方々で、できれば向こう岸に渡っていただくとかっていうことも考えていただければ助かります。そうすれば少し早めに始められるかと思います。ありがとうございます。すいません。これ仕方ないんですね、申し訳ない。ありがとうございます。はい。渡ったところにもスピーカーを追加して、皆さんには声が届くような形で始めさせていただきますので。ありがとうございます。
大きな音で失礼を致します。新宿南口お邪魔しております。マイクを握っている私は、れいわ新選組公認で東京都知事に立候補致しました、山本太郎と申します。ありがとうございます。もう少し移動できます? こっちが詰まり過ぎちゃってんです。すいません。ありがとうございます。申し訳ない。ありがとうございます。密を避けるためにご協力をいただきたいと思います。お願いします。すいません。ありがとうございます。手を広げて当たっちゃうんじゃないですか? 大丈夫ですか? そのためにこの広さがある南口を選んだんです。すいません。ありがとうございます。信号が変わったら向こう岸に渡っていただける方、いらっしゃったら本当に助かります。ありがとうございます。このままじゃ、おそらく中止にしなきゃいけない方向です。申し訳ない。広く広く使っていただいた方がよろしいかと思います。ありがとうございます。信号変わるのを待ちたいと思います。皆さんが対岸に移られるというタイミング。それで始めたいと思います。ありがとうございます。
コロナウイルスの感染拡大がある中で、都知事選挙を開くということに対して、まず問題があります。当然ですよね。東京都からも国からもこの時期をずらすということは一切、議論にならなかった。それに対してマスコミが何かしらかの情報を提供するようなこともなかった。今、コロナウイルスの中で、コロナ禍の中で、この選挙を行うことに対して、問題はないのかということも話題にならなかった。淡々とやられる。これによって何が生まれるかっつったら、皆んなが世の中出歩きづらい方向にいくと、感染者数が増えていくと、当然、これ、投票に行く人少なくなっちゃいますね。組織票だけがおいしい思いをすると。大きな陣営だけが得票を得ることができて。すいません。大丈夫ですか。お疲れのようですけど。もうちょっと広げて、広がってください。すいません。申し訳ない。ありがとうございます。あれ。もう限界ですか? そちら。向こう側に渡られたりっていうことはちょっと難しい?
(聴衆:壁ないから始めて)
そういう問題じゃないんですね。すいません。
(聴衆:日本には壁ないから始めて)
日本には壁がない。何の壁でしょう。コロナは風邪だとかっていう方もいらっしゃいますけれども、そこに対して特効薬ございませんので、やはりこれは、この選挙中、街宣活動というものは抑え気味にやって参りましたけれども。申し訳ございません。ありがとうございます。やる?
ありがとうございます。では、始めさせていただきたいと思います。れいわ新選組公認で都知事選挙に立候補、山本太郎と申します。れいわ新選組って何なんだよ? ふざけた名前だ。よく言われます。このれいわ新選組というのは、昨年の春、旗揚げされました。
すいません。見ていただいていいですか? 申し訳ない。いいですか? はい。ありがとうございます。れいわ新選組、昨年の春に旗揚げをした。旗揚げをしたのは山本太郎。2013年に66万の東京都民の方々に参議院に送っていただきました。そして、その6年間の間に小沢一郎さんと共にやってきました。その中で昨年春、山本は1人で旗揚げ。なぜ旗揚げをするのか? それは国会の中にあまりにも緊張感がなさ過ぎる。一強多弱、その中で与党自民党はやりたいことはすべてできる。少数派の意見も全く聞かない。これは民主主義としてはおかしな状態になっている。民主的な手続きとはいえない。議論形成されて内容が変わっていくってことも一切ない。ほとんど自分たちのやりたいことを100%やっていく。そんな与党の中で数が少ない野党。これは緊張感を失われるの当然ですね。そこに対して与党からも野党からも嫌がられるような、永田町の内側を外に皆さんにご報告する、そんな集団が拡大していけば、国会の中に緊張感が生まれるんじゃないか。そういうことが旗揚げの理由のひとつ。
他にもあります。デフレ20年以上、国から人々に対しての投資がほぼない。どんどん薄くなっていく。それによって生み出されるのは生活困窮に陥る人々。あんなに経済繁栄しているかに見えた日本の中で、多くの貧困が生み出される。コロナが来る前の日本はどんな状況だったか? 子どもたちの約7人に1人貧困。1人暮らし女性、20歳から64歳まで3人に1人が貧困。1人暮らし、1人世帯の貯蓄ゼロ。20歳台61%。30歳台、40歳台、50歳台、貯蓄ゼロ40%を超える。完全に格差が開いて、格差の下のパートにいる人たちには、もうそのデフレのスパイラルから出る、そんなことも起こらないような状況になっちゃってる。これを解決するためには、やはり国が通貨発行権、金を刷るという力を使って、一人一人の底上げを行っていくことによって、社会全体底上げしていくようなことをしなきゃ、この国は衰退止まらない。そういう思いから、それが経済政策として行える政治家を考えたら、私が先頭に立つしかない。そういう思いで旗揚げをしたのが、れいわ新選組でした。
昨年の夏、れいわ新選組は2議席を獲得。2議席では山本太郎は総理大臣になれません。でもその2議席、非常に重要な2議席でした。山本太郎は落選し、国会の中には2議席しかない。でもこの2議席、私が今、一番国会の中に必要だと思える2議席。それは何か? 自分が生きてていいかどうかもわからない。消えてしまいたい。生きてる意味があるのかとさえ思う、思わされる。やっと今月乗り切ったっていうような生活を続ける多くの方々。あまりにも死にたい世の中。そんな状況の中で、10歳から39歳までの死因の1位が自殺。そんな国、滅びますよ。そう思いません? けれどもそこには歯止めがかけられない。自己責任。自助公助、自分の足で立て、周りに頼れ、国には頼るな。こんなスタンスの国がスタンダードになってしまった。
自分の生活が苦しいのは自分が頑張らなかったせい。そんな空気の中で苦しいってことさえも声が上げられない。ギリギリのところで生きている多くの人たちに対して「あなたは生きていていい」。当たり前のことです。「どんなことがあってもあなたは生きていてもいい」そういう社会を実現していかなきゃ、この先に待ってるの地獄じゃないですか。今、国会の中で、なんでもかんでも雑な議論のまますべて決まっていく中で、この先やって来るだろうと私が予感しているのは、人の命さえも勝手に決められるような状況に陥るんじゃないか。
財源の問題を持ち出して、高齢者の方々に対して、「もう十分生きたじゃないですか。いくつまで生きるつもりなんですか?」そういう時代になったとしたら、じゃあ、もう命を絶たなければならないのか? そういうことが当たり前になりかねない。なぜそう思うのか? この国の副総理、麻生さんの発言には、「90歳を超えてもまだ生きるつもりの人たちがいる。いくつまで生きるつもりなのかと思った」っていう趣旨の発言もある。この国の副総理自身がそういうマインドなんですから、当然、安楽死。いろんなものの入り口にしながら、人の命の期限を決められるような社会にもなりかねない。それをなんとか止めるためには、一人一人が生きてていいんだっていう世の中を作るためには、この2人の存在は国会には絶対に欠かせない。私はそう思いました。
れいわ新選組の国会議員のお2人。お1人はALS難病患者、舩後(靖彦)さん。もう1人は重度障がい者の木村英子さん。このお2人、むちゃくちゃ有能です。舩後さんはそういった事業、自分自身で事業をやられている方ですし、木村さんは多摩地域において障がい者の自立、それを地域でやっていくっていうことを、ずっと行政とやってきた。世の中の役に立たないものは、死ななきゃなんないっていうような風潮。これを払拭するためには、私はそういうような、命を期限で切られるような危険性がある人たちに、まずは国会に立っていただき、その議論に歯止めをかけていただく必要がある。そう思ったんですね。このお2人、非常に優秀です。世の中の役に立っていなきゃ、生きていちゃいけないような空気を払拭していくためにも、常に崖っぷちで、何としても生きていくという覇気を出すような方々に、私は国会に行ってもらうべきだ、そう思いました。
今日、そのお2人にも来ていただいてます。ご紹介してよろしいでしょうか? ありがとうございます。参議院議員の木村さん、そして舩後さんです。で、そのお2人に対してやりとりをしてくださるのが作家の雨宮処凛さんです。ありがとうございます。
(拍手)
雨宮処凛:
はい、皆さんお疲れ様です。雨宮処凛です。作家で活動家で、太郎さんの貧困問題なんかのレクチャーを参議院時代にさせていただいておりました。それで本日は、この、まさに去年の7月ですね、今日7月4日なので。去年の7月21日に参議院議員として当選したお2人の議員が来てくださいました。もう一度皆さん、拍手をお願いします。本当にこのコロナの中で来てくださったんですけれども、お2人、約1年間議員生活が始まって、木村さんは35年間、障がい者運動をやってきて国会議員になられました。そして2人が国会に入ったことによって、皆さんもニュースで覚えていると思いますけれども、バリアフリーの問題、物理的に国会がまずは変わったということがありました。
それからもうひとつ、すごく当時、当選後に注目されたのが障がい者の方々が使っている重度訪問介護制度。この制度が仕事をするとき、あるいは学校に行くというときに使えないという問題がすごく注目されたっていうことも皆さん覚えていると思います。それによって何が起きたかというと、まさかの2人が登院できないんじゃないかという、そういう問題も発生して、連日のように、なかなか注目されてこなかった重度訪問介護の問題が、とても大きくメディアで紹介されるということがありました。そしてお2人は議員になられてから、木村さんは国土交通委員会、それと地方創生(及び)消費者(問題に関する)特別委員会に所属して、委員会でこれまで11回もの質疑をされています。
一方で舩後さんは文教科学委員会に所属して、大学の共通テストで障がい者への配慮が足りないんじゃないか? しかも文教科学委員会は萩生田大臣なんですね。大臣が萩生田さんで。その萩生田大臣に、「私をご覧になって、どのような配慮がテストの際に必要だと思いますか?」という、本当に舩後さんにしかできないような質問をして、委員会室がどよめいたということがあったんですけれども。お2人は本当にこのように大きな活躍をされています。
そして今年の2月には舩後さんは、障がいのある少年が「普通高校に行きたい」と思いながらも、ずっと不合格にされていたということがあったんですけれども、それをなんとかしたいということで、その少年が沖縄に住んでいたので、沖縄に行って教育委員会に掛け合うということもされてきました。このような形で本当にお2人が議員になって、本当に障がい者政策っていうものがメキメキと音を立てて変わっていたということもありますし、あとお2人に話を聞いて、とってもびっくりして嬉しかったのは、「自分も立候補したい」という障がい者の方々が、どんどんお2人や山本太郎さんのほうに声を上げているそうで、そんなことにも本当に勇気づけられています。
ということで、ちょっとまずは木村さんにこの1年を振り返って、本当にこんな、こんな怒涛の1年間はなかったと思うんですけれども、ここまでいろんなことが進むと思ったか? 特に木村さんは新幹線の車椅子のスペース、これを増やして欲しいということと、多機能トイレの設計基準の問題を委員会で質問して、国土交通委員会だったので。そしたらすぐに大臣が「これは問題だ」ということで検討委員会が設置されるという風に具体的にもうすでに物事が動いています。そういうことについてちょっと感想、この1年の感想を聞かせていただければと思います。
木村英子:
れいわ新選組の木村英子です。(拍手)どうもありがとうございます。私は重度障がいを持っていまして、日頃地域に出るときにいろんなバリアにぶつかります。特に交通アクセスのバリアは深刻で、新幹線に乗る際にも事前予約が必要だったり、あるいは車椅子で、電動車椅子っていう大型のものですけれども、乗る場合にはとても乗りにくかったり、スペースが広くなくて乗れなかったりということがあります。私が今回、太郎さんにお誘いを受けて、国会議員にならせていただいて、国土交通省で、委員会ではですね、この交通アクセスによる新幹線のバリアについて質問させていただきました。赤羽大臣からは、本当にこの障がい者に対して弊害がある交通アクセスについて、「けしからん」というお言葉をいただき、そして今、改善に向けて取り組んでいてもらっています。本当に私が少しでもできることといえば、障がい者に対するバリアを少しでも無くしていくということですので、これからも頑張っていきたいなっていう風に思ってます。ありがとうございます。(拍手)
雨宮処凛:
はい。それでは舩後さんからこの1年についての感想というかコメントをいただきたいと思います。じゃ、佐塚さんお願いします。
舩後靖彦(代読):
はい。事前に文字盤をさせていただいてます。国政の場で当事者の視点を生かし、社会が少しでも変わっていくというところが、少しずつ出来てきているかなという風に思っています。
雨宮処凛:
はい。以上です。ありがとうございます。(拍手)それではここから舩後議員の応援スピーチ、応援演説を、佐塚さんに代読していただきたいと思います。それではよろしくお願いします。
舩後靖彦(代読):
それでは代読させていただきます。本日はお忙しい中、足を止めてくださっている皆様、本当にありがとうございます。れいわ新選組構成メンバーの1人、舩後靖彦でございます。この前振りで始める自己紹介、大好きなんです。理由は2つあります。それはれいわ新選組を愛していることと、そして創始者の山本代表と他の構成メンバーの大ファンだからです。特に、私よりかなり若い山本太郎代表にはファン以上、いってみれば肉親、いや親子への愛を感じ、親子のようなものを感じています。ただ残念なのは、山本太郎代表、私のことを一度も「パパ」と言ってくれないことなんです。(拍手)改めて自己紹介させていただきます。れいわ新選組所属の参議院議員、舩後靖彦でございます。
私は昨年7月の参院選で、れいわ新選組の比例特定枠の公認候補者として立候補し、当選させていただきました。今の私があるのも、まさに山本太郎代表の後押しがあったから、他にありません。国政の場で当事者の視線を生かし、社会を変えていく。当事者の声を直接、国にぶつける。過去、諸先輩方も懸命に取り組んできてくださいましたが、国会の高い高い壁を打ち破り、障がいがあっても当たり前に活躍できる社会へと変えていけたのは、山本太郎代表の存在があったからこそです。(拍手)
総理を目指すと公言していた代表が都知事選に出馬したのは、それだけの思いがあったからだと理解しています。心配される方もいるかもしれませんが、全身麻痺で寝たきりの私が国政の場で活動できるように、山本代表が都知事になれば、その人がその人らしく生きられる東京に、社会になっていくことを確信しています。
最後に私は、都知事になる人には3つの「気」のつく言葉への配慮と集中力を持つ必要があると考えています。1つ目の「気づく言葉」は、物事に取り組もうとする「覇気」です。都民の皆さんの生活を向上、底上げします、という覇気のある人は魅力があります。ご存じのように、わが山本太郎代表は覇気の固まりです。(拍手)
2つ目の「気づく言葉」は「病気」です。山本太郎代表は、新型コロナウイルスのみならず、私が持つ病気ALS、私自身への配慮、これはかなりのものがあります。だから私は国政という舞台で活動できています。最後、3つ目の「気のつく言葉」は「元気」です。山本太郎代表はとにかく元気です。60代の私には信じられません。須藤元気さんから応援され、ますます元気になっていると思います。以上のことから、都知事をやってのけられるのは山本太郎代表しかいません。山本太郎代表をどうかよろしくお願い致します。
雨宮処凛:
はい。舩後議員、本当に素晴らしいスピーチありがとうございました。舩後さんはTwitterで、太郎さんへの応援の短歌というものもアップしてます。ひとつ紹介すると、「全都民十万支給めざす人 その名は太郎道拓く人」。このような短歌をたくさんアップされてますので、ぜひ皆さん舩後さんのTwitterご覧ください。本当に舩後さん、ありがとうございました。それでは続きまして木村議員、スピーチをお願いします。
木村英子:
改めまして、れいわ新選組参議院議員の木村英子です。どうも。今日はれいわ新選組の代表である山本太郎さんの応援に来ました。私は昨年の今頃、重度の障がい者という立場から参議院選挙に立候補し、障がい者の仲間の皆さんと、そして支援していただけた皆さんのお陰で当選させていただきました。ありがとうございます。
私は幼い時に障がいを持ち、18年間施設と養護学校で育ち、卒業後は次の施設に入ることが決まっていました。私はどうしても健常者と同じように、地域で普通の生活がしたかったんです。だから19歳のあの時、親や周りの反対を押し切って地域へ飛び出していなかったら、山本太郎さんには出会うことはなかったんです。19歳のあの時、施設で一生暮らすことが当たり前の人生だった私が、地域(※マイク音声トラブル)に生きていきたいということを、その夢を諦めてしまったら、今日、こうして皆さんの前に出会うことはなかったと思います。そして障がい者の仲間たちや、ここにお越しの皆さんの応援のお陰で、私は今、重度障がい者の国会議員として、障がい者と健常者が共に生きていける社会を実現するためのお仕事をさせてもらっています。皆さんありがとうございます。皆さんのお陰です。重度障がい者が地域で生きていくには、この国はバリアだらけです。介護、住宅、交通機関、就学、就労。すべての面において保障がほとんどない中で、私は障がい者運動をしなければ地域で生きていくことはできませんでした。
そんな中で、山本太郎さんとの出会いは私の人生を大きく変えてくれました。障がい当事者が国会行って政治を変えて欲しい。一緒に政治を変えましょうと言ってくれた山本太郎さん。困難を強いられている人たちを助けたいと思う太郎さんの信念に、私は心を動かされたんです。太郎さんは本当に困っている人や苦しんでいる人たちが生きやすい社会を本気で実現してくれる人です。なぜなら、太郎さんは自分が落選してまでも特定枠という必殺技を使って、重度障がい者の私とALSの舩後さんを国会に送り込んでしまった人だからです。(拍手)
私たちは、私たちを国会議員にする人なんて、たぶん山本太郎さんしかいなかったと思います。そう思いませんか? そうですよね。東京都では現在、新型コロナウイルスの感染者が再び増えています。そして今なお苦しい生活を強いられている人たちがたくさんいます。困っている人たちを見過ごすことができない太郎さんだからこそ、今回、立候補されたんだと私は思います。この窮地を乗り越えるためには今、太郎さんの力が絶対に必要です。そう思いますよね? ありがとうございます。障がい者や社会的弱者といわれる人たちが生きやすい社会は、誰もが生きやすい社会になると私は信じています。誰もが安心して生きていける東京都を実現するために、山本太郎さんに皆さんの力を貸してください。皆さん、山本太郎さんを応援してください。私からもよろしくお願いします。皆さんありがとうございました。
雨宮処凛:
はい。木村さん、力強いスピーチありがとうございました。それでは山本太郎さん、ぜひこのお2人とちょっと今までの。そこの台の上に、挟む形で。太郎さんどうですか? このお2人の1年の、この1年の激動の活躍を見られて、ぜひお2人に何か今、言いたいことがありましたらぜひ。この3ショットもなかなか見られない。
山本太郎:
すいません。今、何してたか?っていったら、視界の中に入らなきゃダメなんですよね。ありがとうございます。今、ご挨拶してました。ありがとうございます、本当に。応援メッセージまでいただきまして。本当にびっくりするのが、まだ国会に入って1年経ってないお2人が大活躍なんですよ。今まで何十年もかかってきた議論、ほとんど動かなかったことが、お2人が中に入ったことによって大きく動き出したってことなんですね。これ、本当に必要なことなんですよ。
当事者でない者たちがその当事者のことを勝手に決めていくことによって生まれる悲劇、数々あると思います。そこに対して、やはりお2人が中に入ってくださることによって、大きく物事を動かしてきた。これ、本当に頭が下がります。普通に考えて国会の中の仕事って結構大変です。でもお2人はしっかりとそのアジャストをしていきながら、自分にできる最大限のお仕事をやってくださってる。私の1年目、参議院議員の1年目のときにはこんなに仕事ができなかった。だからかなり優秀なことをやってくださってるんです。ありがとうございます、本当に。ありがとうございます。
よく言われます。「あざといんじゃないの? 山本太郎。障がい者とか難病患者を国会に送るなんて」。そういうことを言われたこと、いっぱいあるんですね。でもね、考えてみてくださいよ。この高齢化社会の中で、誰もがこのバリアフリー的な社会になっていかなきゃ困るわけですよね。いわばこの高齢化社会の中におけるトップランナーとして、お2人がいらっしゃるわけですね。もう先を行ってくれてるんですよ。いかに暮らしやすい社会にするか?ということの、その先頭に立ってくださってる。お2人が切り開いてるところっていうのは、これから向かう日本には絶対的な、絶対に必要なことだらけだなという風に私、思います。何よりもやっぱり視点が違う。言われて初めて気づくことだらけですよ。そういう風に物事が見えていくんだな。何か自分の中でも気づきがいっぱい。本当になんか、なかなか、すいません。国会の中でお役に立てなくて。まさか私、落ちると思ってなかったんですよ。蓋開けてみたら落ちちゃったんです。すいません。
でも山本太郎が国会に行く、その中で仕事をする、ということも重要だと思いますが、お2人が今やられてることっていうのは、とてもじゃないけど山本太郎1人にできる仕事ではないです。もっともっと大きなお仕事をしてくださっているお2人だと思ってます。これから残りの任期も本当に健康で。言ってるんです、「体調悪かったら、すぐ休んでくれ」と。体調悪くなりそう、いやもう逆に「ズル休みしてくれ」くらいのこと言ってます、私。だって、健康でこの任期を全うしていただいて、本当にこの国のね、本当に足りない部分、そういうものをしっかりと前に進めていただかなければなりませんので。なので、本当にこれからもよろしくお願い致します。ありがとうございます。ありがとうございます。
雨宮処凛:
はい。それではお2人、ありがとうございました。それでは、お2人には退場していただきます。(拍手)まさか、代表の山本太郎さんが落選すると思わなかったので・・・
山本太郎:
パパ。(笑)パパ、気をつけて帰ってね。(笑)
雨宮処凛:
お2人だけ当選したら「障がい者国会置き去り事件」みたいな、そんな風に木村さんが、なるんじゃないかと。本当になってしまったということで。そして今、本当に都知事を目指して今日が最後の、これからが最後の都知事選のスピーチとなります。それでは山本太郎さん、大丈夫ですか? それでは皆さん、聞いてください。どうぞよろしくお願いします。太郎さん。(拍手)
山本太郎:
雨宮さん、ありがとうございました。ありがとうございました。新宿南口近辺ご通行中の皆さん、マイクを握っております私は、れいわ新選組公認で東京都知事に立候補を致しました山本太郎です。よろしくお願い致します。(拍手)
山本太郎が目指す世界は何か? それは死にたくなる社会をやめ、生きてたくなる社会、生きているだけで価値があるんだっていう社会を実現したいんです。かなりザックリしてますか? でもこれってすごく重要なことだと思います。多くの人々の中で死にたくなる社会、それが今の日本。先ほども言いました。10歳から39歳までの死因、1位が自殺。子どもから大人まで絶望するような社会が、今の日本だということです。自分はこの世の中に存在していていいのか? 消えてしまいたい。そんな空気の中で、何があってもすべて自分の責任、自己責任。国や行政は助けてくれないばかりか、自分がいくら苦しんでいても、世の中の周りの人たちに「助けてくれ」なんて言えない。そんな地獄みたいな社会に私たちは生きているんだ、私はそう思ってます。だから変えたい。そう思ってます。それを東京から始めたい。そう思ってるんです。都知事にしてください。(拍手)
自分は生きてていいのか? そう思ったときに、何かの役に立ってなきゃいけない、常にそういうような気持ちになってしまう。自分はいかに世の中の役に立っているのか、ということをアピールしなきゃならない。会社の中で「私はこの人よりも役に立ちますよね?」ということを常にアピールしてなきゃいけない。そのためにいろんなハラスメントとか、マウンティングとかっていうのがなくならないんじゃないですか? 自分が存在するということ、価値があることだっていう風に見せるためにいろんな事件も起こってますよ。相模原事件。そういうもの、ありましたよね? 複数の障がい者の方々を殺傷した事件。世の中にとって私は必要な人材であるということを示すために、世の中にとって不必要である存在(と)その人間が思っていた存在をたくさん殺した。「どうですか? 私、役に立ってますよね?」そのアピールのために起こった事件。あなたは存在してていいんだ、そう思える社会だったら決して起こらない事件なんじゃないですか?
何かの役に立ってなきゃいけない、自分は存在してていいんだってことをアピールしなきゃ生きていけない社会だからこそ、そういう歪んだ事件が起こるんですよね。やめたいんですよ、こんな社会を。「あなたは生きてるだけで価値がある」そういう社会を作っていきたいんです。まずは東京から始めますよ。まずは東京から。
そういう考え方で国政に挑んでおりました。そして、何よりも「一見、役に立たないものをどうして国会に送ったんだ」っていうような罵詈雑言を受けたことがあります。どうしてわかるんですか? 何を見た目だけで役に立つとか立たないっていうことを決めてるんですか? それは誰の定規ですか? 誰のメジャーですか? 人によって違いますよ。あなたが役に立ってるか立ってないかっていうことを誰かのメジャーで測られてそれを判断されるなんてあり得ないでしょう? だからこそ「あなたが生きてていいんだ」っていう社会、誰もが生きてていい、生きてるだけで価値がある社会をつくっていかないと、この今の日本もっと衰退していくし、もっと荒廃していきますよ。それを加速させるのがこのコロナウイルスの中の多くの方々にとっての経済的打撃、より生活困窮していくってことが後押ししていくんじゃないかと危惧しています。
山本太郎、これまでは国政において総理大臣を目指す、そう思ってた。今は2議席しかない。でもこの先、その議席を増やして総理大臣になると思ってた。でも、次の選挙の準備。秋? 冬? 来年? いつあるかわからないけど、いつかある衆議院選挙の準備を進めてたけど、自分の中で考え方が変わった。「今、目の前の都知事選に出ないで、いったい自分は何をするんだ?」そう思う出来事があった。それは何か? コロナウイルス。コロナウイルスの感染症拡大。この新宿を歩いている皆さんの中にも、コロナウイルスの影響で2月から6月までの間に収入を減らしたり、バイトのシフト削られたり、人によっては仕事を失ってしまったり、家賃を滞納したり、いろんな思いになったと思うんですよ。いろんな経済的損害が生まれたと思うんです。
今、世の中がどうなっているのかと思って私、いろんな大きなターミナル駅や地下街、他にもいろんな商店街に行って話を聞きに行った。今まで見なかった景色が目の前にあった。何か? 昨日、今日ホームレスになりましたっていう人たちがターミナル駅に目に付くようになった。20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代。自分の全財産抱えて、あまりにも大き過ぎる荷物とともに、途方に暮れている様子の人たちを目にすることが多くなった。
山本太郎、参議院の6年間の間に生活困窮問題はメインテーマになっていたので、それまでもそういう活動をやられている方々と一緒に声掛けとかやったことはある。なので、このコロナの間でそういう状況を見つけたら、時間があるときには声を掛けた。「すいません。本日のお泊まりどちらですか」「ここです」。それが新宿の西口だったり、至るところですね。「何日目ですか?」「1週間です」「3日目です」「昨日からです」「今日からです」人によって違う。30代で所持金数十円、生活保護も断られる。そういう人いる。「若いんだから仕事しろ」そう言って窓口から追い出される。何かあったときに助けてくれるはずのセーフティネットは、いとも簡単に崩れ去った。門前払いによって。最後の蜘蛛の糸さえも簡単に断ち切られる。あまりにもひどいじゃないですか。
80代、東京駅。所持金3万円の男性に「支援に繋げさせてください。ビジネスホテル入って、その後アパート暮らしができます。人生立て直せます」「いや大丈夫だ。そんなこと言ってくれてありがとう」「いや、大丈夫じゃないですよ。それ所持金なくなっていきますから」そういう話をしてもその人は断る。「こうなったのは自分が悪いんだ」って。「貯金をなくしたのも、住まいを失ったのも、今、路上に出たのも全部自分が悪い。だからしょうがないんだ。大丈夫、もうちょっとしたら仕事ができるようになるだろう」。でも仕事なんて戻るはずないじゃないですか。若い人たちでさえも仕事を失う、20代、30代でもホームレス状態になってる状態で、どうして80代のあなたが仕事に繋がれるんですか。心の中ではそう思う。なんとか繋げようとしたけど無理だった。その日は別れた。でも次の日までに、一日中、頭の中に「もっと押しとけばよかった。どうしてあのまま別れたんだろう」ってずっと渦巻いて、次の日もう一度行ってみたらもういない。
他にも73歳、警備会社勤務。でもコロナで首切られて家なくなった。会社の寮に入ってたから。所持金ゼロ円。大丈夫だって言う。「大丈夫じゃないですよ」「2週間後に金が入る」「何なんですか?」「年金です」。でも2週間所持金ゼロで、家がなくて外で過ごさなきゃなんない。こんなので命繋げませんよ。この状態を国はわかってるのか? この状態を東京都はわかっているのか?って話なんですよ。女性、50代。自分の飼っている年老いた犬抱えて、大荷物と移動して。家はなくした。で、コインランドリーで生活をしてた。夜になったらリスクがありますよ、女性というだけで、路上で暮らすにも。ペットと2人、励まし合いながら1カ月、外で生活し続けた。誰のせいでもないコロナウイルスの中で、行政からの手が差し伸べられるっていうことのチャンスは、ほぼないじゃないですか、こんなの。窓口でも追い返されるんだから。
商店街行っても同じような話は聞く。「自分の家でやっているから、商売、これはまだ大丈夫だ。あと1カ月くらいしかもたないけど、まだ大丈夫だ。いける」そういう声は聞く。「一番苦しいのは家賃でやってるとこだ」。家賃でやってるとこに話を聞くと、「20%落ちてる、もうダメだ。3割落ちたら首くくる」そういう話が聞こえてくる。「国の給付金とかもらってないんですか?」そういう話になると「何を言ってるんだ」と。50%落ちなきゃもらえない給付金なんて、使い物にならないって話ですよ。「50%落ちた時点でもう終わりだ」そんな話を至るところで聞く。
で、自分は? 時間があるときに声を掛けて、なんとか繋ごうとする。支援に繋がればいいと思ってやる。でもそれじゃ間に合いませんよ、全然。私の目の中に入る範囲だけでも大勢いらっしゃる。そのすべての人たちに手を差し伸べることもできない。私の目の中に入らない他の人たちもいるでしょう。もうそろそろ家を追い出される。冷蔵庫の中にある食事だけ。あと残ったその残りの食事だけで、なんとか命繋いでるとか。「もう休業してくれ」って言われて補償もないまま、もうそのうち失業してしまうだろうっていうような予備軍、何百万人いるんですか? 2月から6月までの損害を多くの人たちが、これ回復できないまま第2波に突入したら、これどうなりますか? 多くの中小企業が倒産し、多くの失業者が街に溢れる。住所を失い、携帯も繋がらない。何もなくなった状態からもう一度人生やり直すって、どれだけの時間がかかる? どれだけ社会的コストを払う?
災害のとき、感染症の拡大、他にも自然災害。こういうものがあるときには大胆に国がお金を出さなきゃいけない。通貨発行権を使って。金は刷れるんです。日本円で借金をしてて、日本円を発行できる能力があるんだったら、財政破綻なんてするはずないんです。当たり前なんです。それは財務省も認めてる。通貨発行権を使って、倒れそうな企業に対してお金を都合する。生活困窮に陥りそうな人がいれば、そこに対してお金を入れていく。破滅的に落ち込むずっと手前で、国が大胆に財政出動して底上げをしていくことによって、このコロナウイルスによる経済的大被害は回避できるのに、国がやってるのは何か?
2枚のマスクと未だ届かぬ10万円。自己責任でよろしくってメッセージですよ。あまりにもあり得ない。国がいくらマヌケでも、あなたのお住まいの地域になってるトップがしっかり仕事してくれれば、こんな混乱は生まれない。そりゃそうです。家を失った人があったとしても、東京都オリジナルで家は提供できますよ。都営住宅、4万室空きがあるんですよ。東京都内に活用可能な一軒家、69万軒あるんですよ。非木造の賃貸住宅、アパートなどは41万軒あるんですよ。東京都が本気になれば、家を失いそうだ、出て行かなきゃなんないって人に対しても、これ、手当てできるんです。本当は。でもやらない。どうして?
本来ならば国が何をやらなきゃいけなかったか、都が何をやるべきだったかを短く話して、山本太郎が都知事になったら何をするか、そういうことを話していきます。あまりにも目の前に拡がる状況と、国が全く筋違いの手の差し伸べ方しかしない。東京都のその支援も薄い。その状況を見たときに、来年の、今年の秋か、冬か、来年に開かれる衆議院選挙で自分が議員になってとか、そんなこと、そんな寝言言ってる場合じゃないんですよ。何も出来ないじゃないですか? 何の役にも立ちませんよ。それを考えたら目の前の東京都知事のチャンスを掴む。皆さんに都知事にさせていただければ、その権力使って底上げできるじゃないですか。それが一番話早いじゃないですか。そのチャンスに乗らないわけないだろうってことですよ。やらせて欲しいんです。怒ってるんですよ。
れいわ新選組公認で、東京都知事に立候補、山本太郎です。先ほど言いました感染症の拡大や、そして自然災害。他にも不況が近づいている。こういった場面では、大胆に国が金を出して底上げをする。でも国はそれをしない。倒れるがまま。こういう状況、今のような状況が推移していけば、第2波になったときにどうなるか? 2月~6月まではなんとかもった。でも次の第2波が来たときには、自分の会社は危ないかもしれない。もしくは自分は首が切られるかもしれない。そんな人いるんじゃないですか? 2月~6月までの損失、それは問題なかった。もしくはなんとかもった。第2波が来ても乗り越えられるだろうって方、この中にどれくらいいらっしゃいます? 自分はクビにならないよ、第2波が来て同じような状況がもう一回繰り返されてもって方、いらっしゃいますか? なかなかいらっしゃらないですよ。だからこそ、ちゃんとセーフティネットを作っていかなきゃダメなんです。
例えあなたがどんな状況になったとしても、手を差し伸べてもらえる状況を担保しなきゃいけない。経済的に不安定になろうが、災害が来ようが、感染症が拡大しようが、あなたは決して住まいを失わない。同じような、あなたが追い詰められずに、仕事を失わない、収入が途絶えないっていうやり方はあります。何か? このコロナウイルスの中でいうと、コロナウイルスを国が災害指定すれば、そういうことは起こらないってことです。どういうことか? 災害。コロナウイルスを災害と国が指定すれば、災害救助法四条に則って、そしてこのコロナウイルスに転用する。そういう形をとれるならば、住まいを失う心配はないんですよ。みなし仮設住宅という扱いにできる。
あなたが収入が減った。この先ひょっとしたら家賃滞納してしまう。もしくはもうすでに滞納している。もしくは家を失ってしまった。こういう状況でも、災害救助法四条の、みなし仮設住宅という扱いにされれば、国が家賃を補填する。そればかりか家のない人には住宅を提供できる。これ絶対必要でしょう。2月〜6月の損害、これが乗り切れたとしても、第2波が来たらわからなくなるわけだから。あなたがどんな状況に置かれたとしても、これは国が絶対に住まいを失わせないってことはやるべきでしょう。だったらコロナを災害指定する以外ないんですよ。(拍手)
もうひとつあります。あなたがクビにならず、そして国から手当てを受けられるという方法が。何か? このコロナを国が激甚災害と認める。そうすることによって雇用保険法の特例、これに則ってやっていけばどうなるか? あなたと会社、その間に結ばれている雇用契約。これを切らずに、切らずにあなたを失業したとみなして国が手当てを行える、そういうシステムなんですよ。このコロナウイルス、国が災害指定すれば、あなたはどんなことがあっても家を失うことがないし、そして収入が途絶えることがない。だったらそれ、絶対やるべきでしょう。国はコロナウイルスを災害指定するべきだと皆さん思いませんか?(拍手)
一方で残念ながら国はこれを災害指定しません。局地的な災害ならば、そこに対して金を出すのもまあしょうがないだろうと。でもこれが全国的なことになると、金がかかってしょうがないだろう。そういう感覚なんです。国がいくらポンコツでも、あなたがお住まいの地域のリーダーがこれを強く求めるという必要はあるはずです。例えば東京、1400万が住んでいる。その人々の生活と将来を守るためにはこれ、どんなことがあっても住まいを失わず、収入が途絶えないというこのセーフティネット。コロナを災害に指定するように強く国に求めるということは絶対的に必要なんですね。
じゃあ小池さん。小池都知事は、国に対してこれを強烈に求めたのか? 要請したのか?ってことなんですけれども、2月から6月までの小池さんの発言を遡ってみても、国に対してこの災害指定するようにという要請はなかったんですよ。あまりにも愛がないですよ。1400万都民がこれからどうなるかわからないコロナにおいて、家を失い、収入が途絶える可能性を、これ東京都のトップとしてなんとかしなきゃいけない。最低限のセーフティネットを国に求める。突き上げる。絶対的に必要だったけれども、やってないんです。1400万東京都民の生活と未来よりも、自分の未来しか見てないような都知事には辞めていただきたい。代わってください、山本太郎に。(拍手)
小池さんにチャンスなかったんかな? 国に対して求めるチャンス。少なくとも、この国に生きる多くの人々に対して、コロナウイルスが災害指定すれば住まいを失わず、収入が途絶えないってことを伝えるチャンスはいっぱいあった。朝から晩まで小池さんが映りまくるテレビ、ありましたよね?「ソーシャルディスタンスでございます」「密でございます」そういうことを繰り返しテレビで、朝から晩までしゃべってた時期があった。あのときにテレビに向かって「東京都の皆さん、全国の皆さん。このコロナにおいて、あなたがもしも家を失ったとしても心配ありません。国が災害指定していれば、あなたは家は失いません」というようなメッセージ。「あなたが失業することはない。そして収入が途絶えることがない。国がコロナを災害指定すれば」というメッセージを全国津々浦々に、これ、届ける必要があったんじゃないですか?(拍手)
テレビってすごいんですよ。1%の視聴率で100万人の人々が見るメディアですから。朝から晩まで垂れ流されるテレビの中で、小池さんがそれを言いまくれば当然、津々浦々の人まで、やはりコロナの災害指定は必要だという共通認識生まれるはずなんです。全国からも声が上がる。そればかりかその先頭に、東京都のトップとして牽引していくぐらいの、本当は胆力が必要だったんじゃないか。私、そう思うんです。(拍手)
でもね、それをすると国と衝突することになります。国は災害指定したくないわけですから。小池さんは本気で国とぶつかりたくないんですよ。どうしてか? 自分の選挙で水面下で応援してもらう必要があるから。ガチンコの喧嘩なんてできないんですよ。じゃあ、そのガチンコの喧嘩を避けるためにバーターとされたものは何かというと、1400万の東京都民がコロナで仕事を失ったときに、収入が途絶えてしまうことや、そして家を失いそうになったときに本当に失わなきゃいけないってこととバーターにしたんですよ。皆さんの未来と自分の未来をバーターして、国に本気で喧嘩を挑まなかったのが小池百合子さんなんです。
だったら都知事じゃなくていいでしょって話なんですよ。もう国会戻れば? そういう話なんですね。でも小池さんにとっては、このコロナウイルスは災害だという認識はあるんです。どうしてか? 都庁から届くような映像は、ほとんどあの緑の防災服着てるんですよ。つまりは災害だという認識がなければ、あのようなコスプレは致しませんから。そういう話なんです。そりゃないでしょって話なんですよ。
何よりも一番わかりやすいのは何か? 4月7日でしたか、東京都が国に対して自衛隊の派遣要請、災害派遣要請をしたってことなんです。自衛隊法八十三条。何のためにそれを派遣要請したかっていうと、コロナウイルスの軽症者、これホテルに隔離しました。そのときに生活の支援だったり、食料の搬入というものを行うときに、自衛隊の力を借りた。その元となったものは何かというと自衛隊法の八十三条、まさに災害のときに自衛隊を要請するものなんですよ。だから小池さんの中にも国の中にもコロナは災害であるっていう認識はある。でも、皆さんに対して災害時に住宅を担保する、他にも収入途絶えないようにするっていうようなことは無視してるんです。災害という認識がありながら、そこはスルーする。むちゃくちゃですよ、こんなの。むちゃくちゃですよ。まったく愛がない。気持ちがない。
そんな政治は変えるしかない。そのチャンスがこの都知事選挙じゃないですか。明日が投票日なんですよ。横に拡げてください。あなた1人、あなた1人でやれることいっぱいある。もしも1票いただけるという親切な方がいらっしゃったら、心優しき人がいらっしゃったら、その1票で終わらせないでいただきたい。その1票では小池さんには勝てない。だってテレビでも討論とか全然やらないでしょう。小池さんが討論出ないっつったら、もう企画自体ポシャっちゃうんですよね。4年前のテレビ討論は各局やってましたよ。でも1局もやらないんですよ。おかしいでしょ、こんなの。誰が出てるかもわかんない、ポスターでしか判断できない都知事選挙なんておかしいですよ。
一方で小池さんは連日テレビに出続けて、っていうようなことが続くわけですから、テレビは洗脳の機械です。それはそうです。刷り込めば刷り込むほど、ね、効果があるわけですから、一番露出が多い人を刷り込まれて投票に繋がるっていう傾向があるでしょ、当然。だって皆さん、テレビの中で流れてるコマーシャルソング、日常的に何か鼻歌で、何かやったことないですか? 鼻歌で歌っちゃったみたいな。コマーシャルソングを、なんか、テレーテッテッテーとか言っちゃったことないですか? 完全に刷り込まれてんですよ、これ。ね、「いつやるの? 今でしょ」みたいな、テレビで見たこと言っちゃうみたいな、完全にこれテレビの影響ですよ。それくらいテレビってすごいんだってことですね。
テレビでここまで報道され続ければ、当然、大きな力を持つ。でもこの大きな力を持った小池山。関取みたいに聞こえますか? 私が言っているのは関取じゃないですよ。山です。マウンテンです。この小池山を越えられる。どうやって? まだ投票先が3割、決めてない人たちがいる。この3割は誰かに入るかもしんないし、全部捨てるかもしれない、捨てられるかもしれない。こういう状況です。東京都の有権者の3割、どれくらいの数か? 約345万票。この345万票に皆さんおひとりおひとりリーチしていって欲しいんですよ。友達、親戚、ご家族。その拡がりがこの1日でできれば、あの百合子山さえも越えられるくらいの力があるってことです。やっていただけませんか?
山本太郎が1人マイクを握ったとしても、17日間走り回ったとしても、東京都民の10%にも訴えは届いていません。なのでぜひ、皆さんのお力をお借りしたい。あなたの1票を横に拡げる。電話してください。友達に電話してください。ご家族に。約束をとっていただきたい。そういうことなんです。電話番号、電話番号帳といいませんか、もう今の時代はね。アドレス帳の「あ」から「わ」まで一気にいく。そういうことの積み重ねで、あの百合子山を越える可能性が出てくるってことです。「まあそんな、お前、山本さ、1票入れてくれとか、横に拡げろとかって言うけど、ところでお前の政策何なの?」そういう話ですよね。
では今からその話をしていきたいと思います。国に対して、コロナを災害指定するように求める。これは絶対です。その先頭に立って全国のトップと繋がっていきながら、ここにいらっしゃる皆さんも含めて全国の人々と「災害指定しろ」という声を大きくしていく。そこから突き上げていく。当然のことです。一緒に勝ち取っていきましょう。で、実際にこれは指定されない限りは、私が今、言ってることは絵に描いた餅です。なのでもっと別の方法も用意しなきゃいけない、東京都オリジナルとして。
じゃあ山本太郎が都知事になったら何をやるのか?ってことです。総額、総額15兆円。15兆円の資金調達によって、2月から6月までの皆さんのコロナの損失、コロナによる経済的損失を底上げするってことをやっていきたいんです。それをやらなきゃ、あなたの体力回復できませんよ。回復できないまま第2波に突入したら、繰り返されるのは「補償なき自粛」。2月から6月までなんとかもったっていう企業も、人々も、次に同じことが繰り返されたら、これ、乗り越えられるはずもありません。今は100年に一度の危機的状況です、安倍総理いわく。それを考えるならば、今を平時ではなく緊急時だと考えて数々の処方をしていく必要がある。立候補者の中には「これもやります。あれもやります。あれもやります」って言う人はいるけれども、「じゃあ、財源どうすんの?」ってことになりません? はっきりした財源もなく、どれくらいかかるのかもわからないのに、言うだけ言うなんてなしですよ。はっきりと示さなきゃならない。私はそう思ってます。なので総額15兆円で私は徹底的に底上げをしていく。今からはその話をしていきたいと思います。
「総額15兆円はどっから持ってくるんですか? だって東京都の1年間の予算で考えても7兆円超えるほどしかありませんよ。15兆には届きません」。おっしゃる通りです。1年間の東京都の予算は7兆円を超えるけれども、もうすでに行き先決まってます。その行き先決まっているものをなんとか工夫をしながら右から左へ、左から右へ、いろいろやっていったとしても捻出できる額は知れているということ。もちろんそれをやっちゃいけないってことじゃない。やれるんだったらやる。それはいい。
でも大きな、2月から6月までの損失をカバーできるだけの額にはならないってことです。じゃあ東京都、他にもお金、どんなものがあるか? 積み上げているお金、いわゆる基金。東京都の貯金であったりとか、財政調整基金。他にも防災に関する基金であったり、そういう積み上げたものがあるから、これを全部崩したらどうですか? そういう話にもなる。でも崩せませんよ、全部は。そりゃそうですよね。防災に対する基金は崩せません。借金返しのための減債基金も崩せません。じゃあ、崩せるものだけ考えていくらになるか?っつったら、数千億円程度。残念ながらこれでは2月から6月までの皆さんの損失は補填できない。足りない。
じゃあ国からの支援はどうか? 国で考えてみれば本予算、今年度の予算は1円たりともコロナは含まれてないってことです。一次補正、二次補正の中にコロナに関することがあって、全国に配分されるお金はこの中に入った。一次補正で1兆円、二次補正で2兆円。全く足りません。桁違いに足りません。全国に国が配分するお金、1兆円と2兆円って何の冗談ですか?って話なんです。その中から東京都にやってくるのは、一次補正で100億円程度、二次補正で460億円程度。はっきり言って、これじゃやれること限られます。つまりは何か? 国からの支援は望めない。そして東京都オリジナルで考えたとしても、積み上がってるお金で崩せるものじゃ足りない。じゃあ新たにお金を調達する以外方法ないんですよ。じゃあ、どうやって調達しますか?
これは「地方債」という方法でやる以外ありません。地方債。地方債で調達してどれくらいまで最大できますか? そのことを総務省、地方債の担当は総務省ですから、そことやりとりしました。そことやりとりして最終的にいくらになるかってことが決まらなきゃ、山本太郎は立候補できない。どうしてか? 「大胆な底上げ」ということが私の中でのメインテーマだから。あなたの体力を回復させてから第2波に備えようということをやらなきゃいけないから、財源がはっきりしなきゃこれはクリアできない、出馬できないっていう気持ちだった。でも答えが返ってきた。いくらまで大丈夫か。20兆円オーバー、大丈夫だっていう話になったんですよ。
これどういう話か?っていうと、東京都は超財政が健全なんです。全国一位。1年間の収入の中でローンの返済は年間1.5%くらいしか含まれてないんですね。要は、これだけの健全団体っていうのはたぶん日本の中にないです。東京だけ。つまりお金を調達できる幅がものすごく広い、そういうことです。だから総務省は「20兆円以上OKだ」っつった。で、この地方債というものには上限、何かしらの国の関与ってものが必要になってくるものがあるんですね。ここでは説明しませんけれども、実質公債費比率18%っていうレベルにいくと、この地方債を発行するときにも国からの許可が必要になるっていう建て付け。でも、東京は18%どころか、この実質公債費比率は1.5%ですから、ずいぶん幅がありますよね。ずいぶんお金を調達できるんだってことが、わかっていただけると思います。だから、総務省が20兆OKって話になったってことです。で、最初に言われたのは何か?って言いますと、だいたい単年度、1年間の元利償還金、元本や利息、こういうものの償還金が1年間で現在よりも5千888億円増えた場合には、18%に到達しちゃいます。
(※マイク音声トラブル)(拍手)
マイク途中で止まっちゃったんで、もう口パクでやろうと思ったんですよね、今ね。声出しちゃったらノド枯れちゃうんで。すいません。なんとか繋ごうと思うのはこれよくないですね。昔の職業病です。すいません。
マイクを握っております私は、東京都知事候補の山本太郎です。(拍手)山本太郎が都知事になれば何をやるか? 総額15兆円で徹底的に底上げをしていく。2月から6月までのあなたのコロナの損失、これが補填されなければあなたの体力は回復しない。回復しないまま第2波に推移してしまえば、当然、多くの企業や人々が倒れる。本来ならば国が大胆にやるべきだか、国はやらない。だったら。
(※マイク音声トラブル)(拍手)(手拍子)(拍手)
ありがとうございます。あ、戻ったぞ。ありがとうございます。三途の川の淵から戻って参りました。マイクを握る私は、れいわ新選組公認で都知事候補に立候補、山本太郎です。難しい話に入っていたから、これ止めろってことかなと思ったんですけど、一瞬ね。ごめんなさい、もう途中だったんで簡単に話します。
東京都がどれくらい独自に資金を調達できるかっつったら、20兆円オーバーでも問題がないという、総務省からの答えをいただいた。だったらやりゃあいいんだよ。国がやらないんだから。徹底的にあなたの生活の底上げをして、第2波に備えられるだけの体力を回復する。これが政治の仕事じゃないですか? 私はそれをやるべきだと思っています。
(拍手)
先ほど言いました。総務省から言われたのは、「今よりも単年度、単年度の元利償還金額を5千888億円、今よりも増えたときには18%に到達し、国からの許可が必要になる」って言われたんです。「それっていくらなんですか?」って聞いたら、「10年債で6兆円。30年債で18兆円」最初にそういう答えが来た。でも後ほど、またメールが届いた。何て来たか?「すいません。ちょっと計算が間違っていて、先日お伝えした数字はご放念ください。忘れてくれ」で、うちの秘書が電話して「すいません。どういうことですか? それよりももっと少ないってことですか? 資金調達できる額が」ってことを聞いたら、「いや逆です」と。つまりは、30年債で18兆円以上のお金は調達できる。要は「20兆円以上いける」っていうことの話だったってことなんですね。
いけるじゃないか。だったらやろうじゃない。国がポンコツでも、東京都として底上げをしていく。このまま2月~6月の損失を放っといたまま、第2波に到達したら、企業も人も倒れる。それを放置したら何が起こるか?っつったら、これ、本物の恐慌来ますよ。それを止めるために、政治があるんでしょ。今、必要なことは何か? 皆んなに頑張れ頑張れ、自分で努力しろっていうことは、もう終わりだ。当然です。もう皆んなやれることやってる。頑張ってる。今、頑張るべきは政治でしょう。いかがでしょうか?(拍手)
ではその15兆円。山本は、総務省は20兆円OKっつったけど、15兆円に抑えます。抑制的にやっていく。安全運転でいく。今年度の税収は落ち込む傾向にあるだろうから、そういうところも考えて抑制的に15兆円。一度に、ありがとうございます、一度に調達するわけではなく、何度にも分けて、必要なとき、必要な前に、事前に調達をしていくっていうことをやっていく。だから「総額」なんです。
総額15兆円で何やるか? 10万円配ります。皆さんに10万円をもらっていただきたい。(拍手)1400万都民に10万円ずつ配ります。ただし、これにはルールがあります。何か? この10万円は必ず使い切ってください。そしてもうひとつのルール、その10万円はあなたの地元、家の近所で使っていただきたいんです。
その狙いは何か? このコロナによってあなたのご近所のお店にも、もう潰れそうだとか、もう無理だっつってるお店ないですか? そういうところを下支えしていただきたいんですよ。あなたの地元の個人商店を中心に、食べたいものを食べて、買いたいものを買う。それによって生まれる経済効果莫大ですよ。だって1400万都民が一斉に10万円の軍資金を手に、自分の地元で買い物をしていくんですから。潰れそうになってた個人商店も息を吹き返す。これが私の経済政策の一番最初にやりたいことです。受け取ってもらえませんか、10万円。ありがとうございます。これはバラマキではない。立派な正当な経済政策である。そう言いたいと思います。
他にもやらなきゃいけないことある。山本太郎が都知事になったら、総額15兆円のプランで何をやるか? 教育。授業料1年間、授業料1年間無料にする。これにかかる費用、約7400億、やっていいですか? 家計にも確実に、お家にも確実にダメージがあったこのコロナ問題。もう家の状態が良くない、学校を辞めなきゃいけない。そういう人たち出てきてますよ。コロナウイルス、この人たちのせいじゃないですね。どんな状況であっても、学びは保障するというのが成熟した社会の国のやることなんじゃないですか? 本来ならば国がやるべきところをやらないから、東京都としてやらせていただく。小・中・高・大学・大学院・専門学校、すべて1年間授業料無料、この間に体力蓄えてください。そういう話です。
他にもあります。やらなきゃいけないこと。何か? 中小零細、個人事業主、そしてフリーランス、前年の事業収入と比べてマイナス部分、2月から6月までを東京都が補填します。これをやらせていただきたいんですよ。何度も繰り返します。2月から6月までのあなたの受けた経済的損失が回復されない、そういう状態になったら体力回復しません。そのまま第2波来たらどうなる? もう1回耐えられますか? 多くの人が無理。それを考えるんだったら、これ、やらなきゃいけないことなんです。国がやらないから東京都でやる。山本太郎にやらせてください。
他にもやらなきゃいけないことがある。何か? PCR検査をどんどん増やしていくってことをやっていかなきゃなんない。今、東京都で検査どれくらい行われている? 1800くらいですか、1日当たり。これじゃ足りない、実像が見えない、把握できないってことなんですね。で、1800で検査上がってきたものに対して、「夜の街クラスターでございます」みたいな。これね、悪者を作り出して、そちらを叩きにいかせるっていう方式。他を見えなくしている。でもここに光当てたら当然そうなるでしょって。もっとまんべんなくやるような形にしながら全体像を掴まなきゃ、どのように手当てしていいかもわかりませんよ。今やるべきことは何か? 1日1800件じゃ足りない、もっと検査数を増やしていくべきだ。だったら山本太郎が都知事になったら、どれくらいの数を目指すか。1日当たりの最大の検査能力を20万件にまで高めていきたい。そう思ってます。
「山本太郎、また大きな数字言うたらいいってもんじゃないんだよ」、そう思われる方がいらっしゃるかもしんない。でもとんでもない。トルコという国、そのイスタンブール、首都の空港。イスタンブールの国際空港の中では、1日のその検査処理能力最大4万件ですよ。ひとつの国の国際空港、ひとつの空港で4万件の処理能力があるんだったら、東京都、本気になったら20万件くらいいけるでしょう。当たり前です。全自動のPCR機器、他にも抗原検査、簡易キットなどを用いて、いろんな形でとにかく片っ端から検査ができるような形にしていく。それ絶対的に必要だと思います。
全体像が掴めなければ、実態がわからなければ、手当てが打ちようがないんですよ。当然ですよね。そん中でも無症状の方々をしっかりと捕捉していきながら、隔離もしなきゃいけない。その時には生活が途絶える、収入が途絶える方々にも補償をしていく。当たり前です。やるべきことをやる。これが山本太郎の東京都。やらせていただきたいんです。
数々あります、数々。数々ありますが、その他に何があるのか気になった方はですね、ぜひ山本太郎のWEBページを見ていただきたいんです。そうすれば他の政策も見れます。その財源についても詳しく話すということがなかなか難しい。そんな中で、ホームページにもしっかりと書いてあります。
できないんじゃないんですよ。やるんですよ。当然じゃないですか。100年に一度の危機のときに、国がそう言ってるから「ああそうですか、無理ですね」なんて人に、東京都のトップになられてたまるかよって話です。私にやらせていただきたい。当然です。やります。
東京を沈ませることは全国を沈ませることになる。日本を守るためには東京を守らなければならない。1400万都民の生活を、未来を守るために、山本太郎を選んでいただきたい。総額15兆円で確実にあなたの生活が底上げされるようなことを次々にやっていく。それがこの先、起こり得る大不況を止めるための、大恐慌に繋がらないための経済政策。やらせてください、山本太郎に東京都知事。
もしあなたが山本太郎に1票いただけるとするならば、こんなに素晴らしい話はないし、ありがたいし、光栄です。でもその1票では勝てない。あの百合子山、かなり高い山です。今、何合目にいるのか、それさえも見えづらい状況ですけれども、確実に票積みできる方法がある。あなたが、周りの友達やご親戚やご家族に電話をしていただく。しかも全国から、全国から東京にお住まいのお友達などに電話、メール、いろんな形で声掛けをしていただきたい。SNSでも結構です。それをやることによって行き先が決まっていない3割、3割の有権者たちを動かすことができる可能性がある。動かしていただきたいんです。揺らしていただきたいんです。345万人にリーチしていただけるのはあなたなんです。力を貸していただきたい。
そしてもうひとつ、山本太郎が手元に持っているのはチラシでございます。このチラシ、選挙期間中でも配れる政治活動用チラシです。もし今日のお帰り、持って帰っていただける方いらっしゃいましたら、私の左側、皆さんから見たら右側になるかもしれません。机を置いております。そちらのほうでお持ち帰りください。何に使うのか? じゃあ家の帰りに近所にポスティングしてあげよっかな。大歓迎です。お友達に渡してあげよっかな。大歓迎です。お願いします。あなたが拡げる主体になっていただきたい。もしそれをやっていただける方にはひとつだけ注意事項。渡すときに「山本太郎に1票をお願いします」。これは言えません。気をつけてください。投票依頼はできないようになってます。じゃあなんて言えばいいの? 「令和の代表を都知事に」というキーワードはセーフです。れいわ新選組の代表をということでございませんので。令和という時代の代表を都知事にということでございますので、よろしくお願い致します。ありがとうございます。
そしてもうひとつ、Twitterを埋めつくしたいんです。トレンドに上げていただきたい。山本太郎WEBページからこのようなバナー、クリックしていただくと簡単につぶやけるようになってます。テレビは映してても流さない。だったらお金がかからず、SNSの中で拡散していきます。ごめんなさい。メールって言っちゃいましたけど、さっきのNGです。SNSです。メールでの投票依頼はNGですからね。SNSです。よろしくお願い致します。
そして100円から、100円からカンパ受け付けてます。助けてください。力を貸してください。れいわ新選組から公認、東京都知事候補の山本太郎、私を都知事にしてください。やります。やらせてください。空気は読まない、空気を作っていくんです、あなたと。力貸してください。ありがとうございました。
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